多言語モバイル金融サービス「GIG-A（ギガ）」コンソーシアム型インキュベーションプラットフォーム「1stRound」の支援企業に採択！

■ 日本の「Underbanked層」にワンストップで金融サービスを届ける

G-Bank technologies OÜが開発する”多言語モバイル金融サービス”「GIG-A」は、元エストニア経済通信省局次長で海外の金融DXに精通しているRaul Allikivi（ラウル・アリキヴィ）が、「日本人が気づかない社会課題」の解決を目指して開発を着手した金融サービスプラットフォームです。

日本では、銀行口座は開けても十分な金融サービスを受けられていない約2,000万人の「Underbanked層」がいると言われています。その中でも特に日本で生活する国人材は、口座開設時の言語対応や、母国への送金などで生じる高額な金融費用の経済的負担などの課題に直面しています。
これは、少子高齢化が進む日本で貴重な戦力となってゆく外国人材の金融包摂は1日も早く解決すべき課題です。

GIG-Aは、日本の銀行口座の開設から日々のバンキング（送金など）を多言語し、モバイル完結で提供するプラットフォームです。サービスの提供と共に、日本の銀行が直面する外国人材の金融包摂と金融犯罪抑制との両立という課題の解決にも挑みます。

今回「1stRound」の支援企業に採択されたことにより、当社は東大IPCよりキャピタリストと専門家によるハンズオン、最大1,000万円のNon-Equity資金、大手企業との協業機会創出等の支援を受けることができます。
これらのバックアップも受けながら、ローンチに向けてサービス内容を一層充実させていきます。

■ 東京大学協創プラットフォーム開発株式会社　パートナー水本尚宏氏の総評
外国人労働者にとって銀行口座の開設は、最初に直面する大きな課題となっています。
政府も給与デジタル払いなど銀行口座に代わる代替策の検討を進めていますが、そもそも各種アプリが英語対応されていない等、法規制以外の課題も多々存在しています。

GIG-Aはこの社会問題を解決すべく、フィンテック先進国のエストニア出身者と、日本のメガバンク出身者が創業したユニークなスタートアップです。サービス開始前から彼らが日本の銀行と協業できている事実が、これが如何に銀行にとっても頭の痛い課題であったかを証明しています。
留学生受け入れ人数が急増している東京大学にとっても他人事ではなく、社会課題に真正面から取り組む同社の成功を期待しています。

■「1stRound」について

URL： https://www.1stround.jp/
ベンチャーキャピタルから外部調達をする前のチームあるいは設立3年以内のベンチャーが理想的な形で最初の資金調達（1stRound）を達成できる環境を提供するプログラムです。過去5回で累計52チームを採択し、一年以内での会社設立は約95%、資金調達成功率は約90%の実績を持ちます。
筑波大学、東京大学、東京歯科大学、東京工業大学、神戸大学、名古屋大学、一橋大学、北海道大学の計8大学共催の起業支援プログラムです。
また、各業界のリーディングカンパニー19社がコーポレートパートナーとして参画しています。

■ GIG-Aについて
「GIG-A」は、多言語で金融サービス体験を提供するプラットフォームです。
日本の銀行口座の開設から、その後の日々のバンキング（送金など）を多言語、モバイル完結で提供。ユーザーは月額固定の手数料を支払うことで、金融費用を抑えながら生活を向上させていく仕組みを作ります。
同時に日本の銀行が直面する外国人材の金融包摂と金融犯罪の抑制との両立という課題の解決に向け一部の銀行との協議も開始しています。
なお、サービス提供開始は2022年秋を予定しています。
 

■ G-Bank technologies OÜについて
URL：https://www.gig-a.jp/
バンキングサービスを開発するフィンテックスタートアップ。
本社はエストニア。
元エストニア経済通信省局次長であり、日本で起業家として活躍するラウル・アリキヴィが自ら直面した日本で働く外国人の課題解決のためエストニア、日本の共同創業者と共に2021年に創業。

※日本では、完全子会社である株式会社GIG-Aが「GIG-A」の運営を行います。
会社名：株式会社GIG-A
所在地：東京都港区虎ノ門3丁目7-5虎ノ門Roots21ビル1階
設立：2021年11月24日
代表取締役CEO：Raul Allikivi（ラウル・アリキヴィ）

【本件に関する問い合わせ先】
株式会社GIG-A
問い合わせ担当：info@gigabank.jp