バイアウト2号が264億円にて初回クロージングを完了

株式会社マーキュリアホールディングスのプレスリリース

 株式会社マーキュリアホールディングス(以下「当社」といいます。)の子会社である、株式会社マーキュリアインベストメント(以下「MIC」といいます。)は、本邦中堅企業等の事業承継をテーマとした「マーキュリア日本産業成長支援2号投資事業有限責任組合」(以下「バイアウト2号」といいます。)を組成いたしました。バイアウト1号に引き続き、株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」といいます。)がアンカー投資家として参画しています。

 マーキュリアインベストメントグループでは「ファンドの力で日本の今を変える」をミッションとし、運営ファンドを通じて、日本の持つ潜在能力を最大限に引き出すべく事業を行っています。2016年には、社会的な課題となりつつあった「事業承継」をテーマとした「マーキュリア日本産業成長支援投資時事業有限責任組合(以下「バイアウト1号」といいます。)」を組成しています。

 バイアウト1号では、9件の投資を実行、うち3件を譲渡しており、高いリターンを創出しています。投資先は、独自の技術・サービスや商流を持ちながらも事業承継に課題を抱えていた本邦中堅企業が中心です。MICでは、投資先企業が有する事業基盤を尊重するとともに、MICがこれまでに蓄積してきたクロスボーダーやハンズオンの経験を活かし、企業価値の向上に注力しています。

 事業承継に対するニーズがますます高まる中、バイアウト1号の投資枠を概ね消化したことから、後継ファンドとしてバイアウト2号の組成準備を進めてまいりました。バイアウト1号の好調な運用実績を受け、DBJを含む既存投資家に加えて新たな投資家にもご参画いただいたことから、バイアウト1号の総額213億円を上回る264億円にてバイアウト2号は初回クロージングを完了いたしました。

 引き続き、新たな投資家の参画を予定しており、最終的には総額400-500億円規模のファンドを目指します。なお、ファイナルクローズの時期は2023年の3月を予定しております。

 今期の連結業績予想においては、バイアウト2号のファンド組成により見込まれる管理報酬は既に織り込んでおりますが、中期的には管理報酬に加えて、ファンドの運用成績に応じた成功報酬の獲得が見込まれます。同時に、昨年末に行った新株発行による調達資金等を原資に、バイアウト2号へ当社から約30億円の自己投資を行うことでファンド出資持分に応じた自己投資収益の獲得を目指します。

以上

【バイアウト2号の概要】
<名称> マーキュリア日本産業成長支援2号投資事業有限責任組合
<組成日> 2022年3月31日
<ファンド総額> 264億円(初回クロージング)
<無限責任組合員> 株式会社マーキュリアインベストメント
<有限責任組合員> DBJ 他

【株式会社マーキュリアインベストメントの概要】
<会社名> 株式会社マーキュリアインベストメント
<本社所在地> 東京都千代田区内幸町一丁目3番3号
<代表者> 代表取締役 豊島 俊弘
<事業内容> 投資助言業、投資運用業、第二種金融商品取引業
<登録免許>
 ・金融商品取引業 関東財務局長(金商)第2511号
 ・総合不動産投資顧問業 国土交通大臣 総合-第144号
 ・宅地建物取引業 東京都知事(2)第98231号
<Website> https://mercuria.jp/

私たちは「ファンドの力で、日本の今を変える」をミッションとし、事業を行っています。

※本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社マーキュリアホールディングス
事業企画部
<Tel> 03-3500-9870
<Mail> info@mercuria-hd.jp
<Website> https://mercuria-hd.jp/