三井住友DSアセットマネジメント株式会社のプレスリリース
三井住友DSアセットマネジメント株式会社(代表取締役社長 兼 CEO:猿田隆)は、経済イベントや市場動向に関するマーケットレポートを日々発行しております。このたび、マーケットレポート「危機の時にこそ考えたい地球環境や『カーボンニュートラル』」を2022年3月8日に発行いたしましたので、お知らせいたします。
ロシアによるウクライナ侵攻によって、安全な生活や平和等への関心が高まっています。一方で、エネルギー価格の高騰や供給制約への懸念は、限りある資源の有効活用や再生可能エネルギーの普及加速のきっかけになる可能性を秘めています。時々刻々と進む地球温暖化により、既に私達の暮らしは脅かされています。これから先の未来、私達人類そして青く美しい地球を守るために、改めて『カーボンニュートラル』の重要性を考えてみます。
【ポイント1】『カーボンニュートラル』で注目される様々な技術
■代表的な『カーボンニュートラル』の技術では、風力発電や太陽光発電等、化石燃料に頼らない再生可能エネルギーによる発電があります。また、発電以外で温室効果ガスの排出が懸念される自動車では、電気自動車(EV)や水素燃料電池車等の開発が注目されています。この他、CO2を回収・貯留する技術などもあります。
【ポイント2】政府や企業は目標達成に向けた動きを加速
■昨春の気候変動サミットでは、主要国が2030年までの大幅な温室効果ガスの排出削減目標を表明しました。日米欧は2050年までの『カーボンニュートラル』達成を掲げており、これに伴って今後は企業での取り組みも一層進むと見られます。
■ロシアからの天然ガス等のエネルギー調達に頼る欧州では、ウクライナ情勢の緊迫化によりエネルギー価格高騰が懸念されています。これに対し、国際エネルギー機関(IEA)は、エネルギー調達先の変更や再生可能エネルギーの強化等の10項目により、欧州はロシアからの天然ガス輸入を3分の1ほど削減できると見ています。
【今後の展開】『カーボンニュートラル』は暮らしを守るための課題
■気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の報告書では、『カーボンニュートラル』が達成されなければ、最悪の場合、今世紀末には産業革命前より5度以上も世界平均気温が上昇すると試算されています。既に、熱波や山火事、海面上昇による水害等で我々の暮らしは脅かされています。『カーボンニュートラル』は、私達の暮らし、ひいては青く美しい地球を守るために、取り組まなければならない人類の課題と言えます。
重要な注意事項
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【三井住友DSアセットマネジメント株式会社について】
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第399号
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一般社団法人第二種金融商品取引業協会