株式会社DG Daiwa Venturesのプレスリリース
DG Daiwa Ventures(本社:東京都千代田区、代表取締役 大熊将人、荻野明彦、以下、DG Daiwa Ventures)は、フィリピンにおける最大級の暗号資産取引所を運営する比Philippine Digital Asset Exchange (本社:フィリピン、以下、PDAX社) の総額約5,000万米ドルのシリーズBラウンドに投資実行したことをお知らせします。
本ラウンドは昨年8月に行われた同社のシリーズBラウンドのエクステンションラウンドであり、今回新しくリード投資家として出資をした米Tiger Global Management(以下、Tiger Global社)等との共同出資となります。
- 本件の概要
フィリピンでは、2017年に初めて暗号資産の取引ルールが制定されてから2020年までの3年間で、暗号資産の取引額は約1.9億米ドルから約20億米ドル(※1)まで急速に拡大しております。さらに直近では、フィリピンにおいてAxie InfinityなどのGameFi/Play to Earn(※2)等のブロックチェーンゲームが盛り上がっており、それに伴い暗号資産の流通量も大きく拡大しております。また、近年ではFATF(Financial Action Task Force)(※3)からのガイドラインで今後暗号資産の売買・送金に関しては、各国間で連携し各国でライセンスを有する暗号資産および暗号資産サービスプロバイダー間に制約される流れもあり、各国のカテゴリートップとなることが益々重要になっていくことが予想されます。
PDAX社はフィリピンにおける最大級の暗号資産取引所としてフィリピン中央銀行よりライセンスを取得しており、今回の資金調達で暗号通貨市場の成長が著しいフィリピンにおけるナンバーワンの取引所としての確固たる地位を築いてまいります。今後、PDAX社はブロックチェーンの世界とリアルの世界をつなぐゲートキーパーとしてだけでなく、フィリピンと各国における暗号資産を用いた取引の出入り口を抑えるゲートキーパーとして今後国内における暗号資産エコシステム拡大に寄与する重要な基盤としての役割を果たしていく可能性があると信じております。
DG Daiwa Venturesとしては、2016年より注力投資分野としてブロックチェーン領域への投資を継続してまいりました。今回、Defi/GameFi/Play to Earn/NFT等で注目されるフィリピンにおいて、ブロックチェーン市場の急成長を支えているPDAX社に今回投資をさせていただくことを光栄に考えており、引き続きブロックチェーンの可能性を拡大させるスタートアップへの出資を積極的に検討してまいります。
※1:出所:Bangko Sentral ng Philipinas(フィリピン中央銀行)
※2:GameFi/Play to Earn:プレイすることでトークンやNFTなどによって何らかの収益が得られるブロックチェーンゲーム
※3:FATF(金融活動作業部会):マネーローンダリング・テロ資金供与対策の国際基準を策定し、その履行状況について相互審査を行う多国間の枠組み
- PDAX社について
フィリピンにおいて最大級の暗号資産取引所を運営するPDAX社は、2017年にNichel Gaba氏によって設立され、フィリピン当局からライセンスを受けた仮想資産サービスプロバイダーの1つとなっております。 PDAXは、暗号資産のセキュリティと流動性の確保に努めることで、フィリピンの投資家がグローバルに競争力のある価格でリアルタイムに暗号資産を取引することを可能にしています。
事業の詳細はPDAXのホームページをご覧ください。
https://pdax.ph/
本発表について、詳しくは以下のプレスリリースをご覧ください。
https://www.forbes.com/sites/zinnialee/2022/02/10/philippine-crypto-exchange-snags-50-million-in-funding-round-led-by-tiger-global/?sh=4a4f2934614b
- DG Daiwa Venturesについて
社名:株式会社DG Daiwa Ventures
住所:東京都千代田区丸の内一丁目9番1号
設立:2016年7月1日
代表:代表取締役 大熊将人、荻野明彦
URL:https://dg-daiwa-v.com/