スルガ銀行とGMSが業務提携 ファイナンシャル・インクルージョン(金融包摂)の実現に向けFinTechを活用した新しい自動車ローンの提供を開始 ―全国初 WEB完結型 地方銀行提携ローン!!―

Global Mobility Service株式会社のプレスリリース

Global Mobility Service 株式会社(代表取締役社長 CEO:中島徳至、以下「GMS」)はスルガ銀行株式会社(代表取締役社長:嵯峨 行介、以下「スルガ銀行」)と業務提携を締結し、ファイナンシャル・インクルージョン(金融包摂)を実現すべくFinTechを活用した新しい自動車ローン「オートローン(MCCS付き)目的別ローン<カード型>」(以下「本オートローン」)の日本全国への試験的な提供を開始いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。

1.業務提携の概要
 スルガ銀行は、お客さま視点に立ったサービスを追求し、金融サービスが行き届いていないお客さまに寄り添い安心をお届けすることで、真に必要とされる価値と豊かな暮らしを提供することを目指しております。
GMSは、真面目に働く人が正しく評価される仕組みを創造することをビジョンに掲げており、独自開発した自動車の遠隔起動制御を可能にするIoTデバイス「MCCS」とモビリティサービスプラットフォーム「MSPF※1」を活用したFinTechサービスモデルを構築し、日本国内及びASEAN各国にサービスを提供しております。

 スルガ銀行とGMSは今回の提携により、返済能力を有しているにも関わらず、既存の審査判断基準ではローンを活用することができず必要な車両を入手できない方々のニーズに応え、本オートローンを提供してまいります。
 また本オートローンは、日本全国の新車・中古車を対象にサービスを提供し、申込から契約の締結までWEBで手続きを完結することが可能となる、GMSの地方銀行提携ローンでは全国初となる取り組みです。

 ※1「MSPF」とは、Mobility Service Platformの略称で、モビリティを対象とした管理・制御・データ分析等を行い、クラウド上でOpen APIを通じた外部システムとの連携を可能にするプラットフォームです。

2.業務提携の背景と、目指す未来像
 日本国内において、自動車を購入したくともオートファイナンス申込時の審査に通過できず、自動車を購入できない人口は年間約200万人にも上ります。
 車を必要とし支払い能力が十分にあるにも関わらず、従来のローン審査に通過せず自動車を入手できないために、地域での就業や通勤が困難になるなどの社会問題が存在しているのです。
 本提携により、自動車を必要とする人々に車を入手する新たな手段を提供し、真面目に働く意思がある人が活躍できる社会を実現することは、両社が共通して取り組むSDGs(国連採択の持続可能な開発目標)の達成、並びに、ファイナンシャル・インクルージョン(金融包摂)の実現という目的に合致するものであります。

 新型コロナウイルス感染症の影響が長引き、日本国内においても経済格差が拡大していく中、真面目に働く人々のために、GMSは、金融機関・自動車販売店の皆様との提携をさらに広げ、事業成長を加速してまいります。
 また、今後も、SDGsの中でも最重要課題とされる「貧困」などの社会課題を解決する中に経済合理性を創出し、真の意味で「サステイナブル」なビジネスモデルを日本及びASEAN諸国でより一層推進してまいります。
 GMSの取り組みの様子はこちらの映像をご覧ください。
 

 これからのスルガ銀行とGMSの取り組みにどうぞご期待ください。
 

※ プレスリリースに掲載されている内容、資本関連、サービス、お問い合わせ先、その他の情報は、発表時点の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。

■スルガ銀行株式会社の概要

会社名 スルガ銀行株式会社
代表者 代表取締役社長 嵯峨 行介
所在地 静岡県沼津市通横町23番地
事業内容 銀行業
設立日 1895年10月19日

 

■Global Mobility Service株式会社の概要
 GMSは「真面目に働く人が正しく評価される仕組みを創造する」をビジョンに掲げ、世界の貧困/低所得層 約17億人の信用創造を行う金融包摂型FinTechベンチャーです。自動車の遠隔起動制御技術を搭載した IoT デバイス「MCCS」で収集した車両データ(走行状況、速度等)と金融機関と連携して取得した金融データ(支払い状況等)を分析することで、ドライバーの信用力を可視化し、従来の与信審査には通過できなかった方へ、ローンやリースなどの金融サービスを活用する機会を創出します。
 日本国内及びASEAN諸国(フィリピン/カンボジア/インドネシア)において低所得層の就業機会を創出する社会課題解決型のビジネスモデルが評価され、2020年10月時点で累計約56億円の資金調達を実施しています。貧困などの問題を解決する中に経済合理性を創出したビジネスモデルにより、豊かな社会の実現に向けて、国際社会に貢献してまいります。

 

会社名 Global Mobility Service株式会社
代表者 代表取締役社長 CEO 中島 徳至
所在地 東京都港区芝大門1丁目12番16号 住友芝大門ビル2号館 4階
事業内容 金融包摂型FinTechサービスの提供
独自開発のMCCS, MSPFを活用したモビリティサービス、及びデータの二次活用サービスの提供
設立日 2013年11月25日

Ⓡ登録商標 GMS、MCCS、MSPFは登録商標です。