今後、世界で起きうる“地方のモビリティ問題”を「低コスト」な自動運転技術で解決する「Mopi」株式投資型クラウドファンディングを開始

株式会社モピのプレスリリース

 

一人の遠隔オペレーターが複数の自動運転車の運行を監視する遠隔型自動運転技術と、その技術を搭載した低速EV(電気自動車)を用いた自動運転のモビリティサービスの実現に必要な運行システムの開発を行う株式会社モピ(東京都 代表取締役COO:髙田 康文)は、株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」において、2022年2月16日(水)より募集による投資申込みの受付を開始することをお知らせします。
*弊社はエンジェル税制適用確認企業です。

【当社プロジェクトページ】
https://fundinno.com/projects/334

当社プロジェクトとクラウドファンディング実施目的について

・自動運転によって人々の移動を支援し、地域の存続を可能にする

株式会社モピは、自動運転の低速EVを使用したモビリティサービスを開発しています。スマートフォンなどで呼び出された車両は、自宅近くの乗降スポットから病院やスーパーなどの目的地点付近の乗降スポットまで送迎します。一つの街区に無数の乗降スポットを設定できるため、これまでのコミュニティバス等よりも住民のニーズに近い形で移動することが可能です。自動運転によって、ドライバー不足に左右されることなく、地域の需要に合せて車両を投入できます。
この度、地域のニーズとマッチした低コストで持続可能なモビリティサービスの開発と提供などを目指し、2022年2月9日より株式投資型クラウドファンディングFUNDINNOにおいて、募集案内の事前開示を開始いたしました。弊社は今回の資金調達により資本力の充実を図り、事業の成長に繋げます。募集期間は2022年2月16日~2022年2月20日、上限とする募集額は 56,448,000円(1口 96,000円、1人 5口まで)です。

モピの強みは、高精度GPSによる自車位置推定と、ステレオカメラによる物体認識のソフトウェアを特徴とした自動運転技術を有していることです。ステレオカメラに内蔵するIMU(慣性計測装置)やAIチップ、そしてGPSユニットなどのハードウェアは、全て安価な汎用の製品を採用しています。また、弊社の自動運転技術は、ステレオカメラの映像からAI(ディープラーニング)によって「空間情報」と「意味情報」を同時に抽出し、このAIは、ステレオカメラに内蔵された安価な汎用のGPUで実行され、これも弊社の独自技術です。
弊社は大規模な自動運転技術開発に携わっていたエンジニアが参画しており、大手保険会社とも連携し、リスクへの対応も考慮した自動運転モビリティサービスを提供しております。その他にも、EVメーカーや、自動運転化した車両のナンバー取得・テストを行う企業など、さまざまな企業と連携し事業を推進しています。特に、自動運転での事故のリスクに対しては、実証実験の段階から連携している損害保険会社が開発中の、自動運転に対応した新しい保険で補填できる様にしていく計画です。
ビジネスモデルとしては、弊社システムを自治体に提供し、実際の運営を地域の交通事業者などに委託する形を想定しています。全国の自治体の多くがコミュニティバスを運行しており、まだ運行させていない地域も対象になるため、市場はかなり大規模になると予測しています。また、地域の交通事業者が持つ予約システムとのAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)連携も可能です。
今後は、自治体の各種サービスとデータ連携で、地域生活MaaSへの発展も構想中です。さらには乗り捨て需要に対応した観光MaaSへも参入いたします。弊社は2024年をめどに国内でサービスを確立させ、その後、グローバル展開を目指すことで企業として成長してまいります。

■会社概要
・会社名:株式会社モピ
・所在地:東京都千代田区九段南一丁目5番6号 りそな九段ビル5階
・代 表:髙田 康文
・設 立:2019年8月
・事業内容:遠隔型自動運転技技術、自動運転車の運行システムの開発
・URL : https://www.mopi.jp/