インドネシア版CSOラーニング制度 第4期キックオフセレモニーを開催

損害保険ジャパン株式会社のプレスリリース

 

2022年2月7日
公益財団法人 SOMPO環境財団

インドネシアCSOラーニング制度 第期キックオフセレモニーを開催

 公益財団法人SOMPO環境財団(東京都新宿区、理事長:二宮雅也、以下SOMPO環境財団)は、環境人材育成を目的としたインターンシッププログラム「NGO Learning Internship Program in Indonesia」のキックオフセレモニーを2月3日にオンラインで開催しました。このプログラムは、2019年2月からインドネシアで実施しているもので、今回のセレモニーには第4期生となる20名の大学生が参加しました。
 本プログラムは、SOMPO環境財団が2000年から日本国内で実施している、大学生・大学院生を環境NGOにインターン派遣する「CSOラーニング制度」を、初めて国外に展開したものです(現地での運営は公益社団法人日本環境教育フォーラム(JEEF)・インドネシア事務所に委託)。

インドネシアCSラーニング制度の概要
 名  称  :NGO Learning Internship Program in Indonesia
 加学生   :インドネシアの大学生・大学院生 20名
 派遣先NGO:インドネシアに所在する環境NGO(10団体)
 活動期間  :2022年2月~9月(8か月間)
 内  容  :・派遣先NGOでのインターン活動による、環境保全活動の実務経験
・学生間の相互啓発・情報交換のための定例勉強会
・環境保全のワークショップ等への参加
・日本のCSOラーニング生との意見交換会(オンライン) ほか

(注)現地の新型コロナウィルスの感染状況により、適宜テレワーク、オンラインを活用したプログラム運営を行います。

キックオフセレモニーの様子
 2月3日(木)に、日本とインドネシアをオンラインで繋いで開催したキックオフ・セレモニーには、主催のSOMPO環境財団、第4期プログラム参加学生のほか、SOMPOグループの現地法人Sompo Insurance Indonesia(SII)、派遣先環境NGOの代表、JEEFなど、40名以上が参加しました。
 冒頭、専務理事の西脇から参加学生に向け、「派遣先NGOの活動に関心を抱き、自分の意見や問題意識をしっかりと持って活動してほしい。インドネシアの未来を担う若者世代として、母国の発展に貢献できるリーダーになってくれることを期待する」というメッセージを送りました。続いて、本制度の創設時から協力いただくインドネシア環境林業省のJo Kumala Dewi環境パートナーシップ局長からは、「環境活動の継続が難しい中、この制度が第4期を迎えられたことは素晴らしい。この活動が大きなSocial Movementとして若者に広がっていくことを期待したい」とのビデオメッセージが寄せられました。
 また現地での運営に協力するSIIのEric Nemitz CEOからは、「コロナで困難な状況が続いているが、過去の修了生のように努力を重ねて、夢を叶えるための一歩としてほしい」と激励の言葉をいただきました。参加学生代表のFathia Rosatikaさんからは、「活動を通して知識や技術だけではなく、環境を守るというマインドをしっかりと学びたい」との抱負が語られました。また、派遣先NGO代表のLatipah Hendarti氏からは、「このプログラムは学生だけではなく、NGO同士が連携する機会として非常に貴重。環境問題にとどまらずSDGs等の社会課題を対象に、ジャワ島の外にも活動を広げていきたい」とのビジョンを語っていただきました。

.今後について
 SOMPO環境財団は、本プログラムの活動を通じて、「インドネシア国内における環境NGO活動への理解促進」、および「次世代の環境問題解決を担うリーダーの育成」が実現されることを目指し、今後もインドネシアにおいて、本プログラムを継続実施していきます。

以上

(参加団体一覧)

(キックオフセレモニーの様子
主催者挨拶をするSOMPO環境財団西脇専務理事

 

インドネシア環境林業省Jo Kumala Dewi環境パートナーシップ局長からの
ビデオメッセージ

Sompo Insurance Indonesiaの Eric Nemitz CEO

学生代表のFathia Rasatikaさん

集合写真