東京都が公募した「フィンテック支援ファンド」の運営事業者にFINOLABが採択

株式会社FINOLABのプレスリリース

 株式会社FINOLAB(本社:東京都千代田区、代表取締役:伊藤 千恵、以下FINOLAB)は、東京都が募集を行っていた「フィンテック支援ファンド(以下「本ファンド」)」に係る運営事業者に選定されましたので、お知らせいたします。

本ファンド募集の趣旨

 東京都は、平成29年11月に策定した「国際金融都市・東京」構想に基づき、フィンテック産業の育成等に取り組んできており、令和3年11月に公表した「国際金融都市・東京」構想 2.0においては、「フィンテックの活用等による金融のデジタライゼーション」を重点施策として、フィンテック企業の誘致・創業・成長支援に取り組んでいくこととしています。
 今般、フィンテック産業の育成と革新的なサービス提供を通じた社会的課題の解決への貢献を目的として、官民連携ファンドのスキームにより都の出資を呼び水としたファンドを運営する事業者を募集していました。

採択された内容

 FINOLABは、2016 年 2 月の開設以来フィンテックのビジネスコミュニティを運営し、2019年7月に運営組織を法人化、また、2020年9月にはスタートアップ企業に対する出資ファンド「FINOLAB FUND」を設立しました。本ファンドへの応募にあたっては、既存の「FINOLAB FUND」に東京都の出資を受け入れた上で、今後新たな投資家を受け入れる検討を進める提案が採択されました。

■FINOLAB FUNDについて

FINOLAB FUNDは、スタートアップの企業価値向上のために共闘する、シード~アーリーステージ向けのファンドです。
名称​:FINOLAB1号投資事業有限責任組合
運用期間​:10年間
運用総額​:5億円
GP(無限責任組合員)​:FINOLAB
LP(有限責任組合員)​:三菱地所 ISID
投資対象​:シード~アーリー期のスタートアップ
Webサイト(URL): https://finolab.tokyo/jp/fund/

■株式会社 FINOLAB (フィノラボ)概要
所在地:東京都千代田区大手町 1-6-1
代表者:代表取締役 伊藤 千恵
設立:2019年7月11日
資本金:3億円(資本準備金を含む)
事業内容:新規事業/イノベーションのテーマパーク(オンライン&リアルの場)を創り、ビジネスに関する学び、発見、ワクワク感、共感できる人との出会い、SANDBOX(実験場)等を提供することにより、事業創出の課題を解決する。また、社会課題を解決する事業を次々に創出できる、次世代のビジネスエコシステム構築を目指す。
Webサイト(URL): https://finolab.co.jp/jp/index.html

■FINOLABコミュニティの概要

FINOLAB(The Fintech Center of Tokyo, FINOLAB)は、世界有数の国際金融センターである東京・大手町エリアを拠点とするFinTechのエコシステムの形成および新規ビジネス創出を目的とした会員制のコミュニティ&スペース。2016年2月に日本初のFinTech拠点として三菱地所株式会社、株式会社電通および株式会社電通国際情報サービスの協業により開設。2022年1月1日時点で、国内外の金融関連スタートアップ46社、業界団体2団体、事業法人16社が参画。
Webサイト(URL):https://finolab.tokyo/jp/
YouTube(URL):https://www.youtube.com/finolabchannel