UNERI Capital採択者4名が決定!資金提供と社会的インパクトの可視化で実証実験開始。

株式会社UNERIのプレスリリース

株式会社UNERI(代表取締役:河合将樹)は、「総額約100万円の擬似ファンド(通称:UNERI Capital)」にて採択者4名が決定したことをお知らせします。全国から多数のお申し込みを頂き、誠にありがとうございました。

 

  • 「総額約100万円の擬似ファンド(通称:UNERI Capital)」

UNERI Capitalはインパクトリターンに対して拠出する擬似ファンドです。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000062589.html

この度、募集期間が2週間にも関わらず33名の方々からお申し込みをいただき、厳正なる選考の結果、4名の採択者を決定いたしました。

キックオフ集合写真

以下、採択者全員からのコメントとプロフィールをご紹介いたします。
 

  • 採択者からのコメント

野村優妃氏

▲野村優妃氏(株式会社リベラベル代表取締役CEO)
株式会社会社リベラベルCEOで”DlinkStraw”という日常に心地良い選択肢をつくるストローブランドをつくっています、野村優妃です。”ドリンクごとにストローを選ぶ”をコンセプトとした食べられるストローなど、モノの価値を見直し、心地良く、自分らしさを持つことの出来るストローを届けています。 この度UNERI Capital 擬似ファンドに採択頂き大変光栄です。弊社では採択に伴いDlink Strawのリブランディングと今後の事業展開の立ち上げにおいて必要となる資金として使用させて頂きます。主にECサイトのリニューアルや商品開発など新しく生まれ変わり更なるストローのアップデートに向けて活用しより多くの方に自分らしくいられるストローを届けます。事業の成長における社会的インパクトのロジックモデルを学べること、大変楽しみにしております。

  • プロフィール:
  • 1997年生まれ。愛知県名古屋市出身。高校卒業後、フィリピンと台湾に留学、2019年に帰国し東京に上京。カフェで出会う素朴なストローに恋をし、世界中から1000種類以上のストローをコレクションするストローマニア、通称ストローマエストロ。日常に心地良い選択肢をつくるストローブランドDlink Strawを立ち上げる傍ら、現在チームで新サービスを開発中。2021年7月株式会社リベラベルを設立。

 

鶴田七瀬氏

▲鶴田七瀬氏(一般社団法人ソウレッジ代表理事)

ソウレッジとしての大きなチャレンジをUNERI capitalとともに広げていくことができ、とても嬉しいです。 ソウレッジは、性教育の最初の一歩を届ける団体です。 今回UNERIで採択していただいたのは「緊急避妊薬の無償提供とその後の性知識のアウトリーチする仕組みを構築し、10年以内に国の政策として実現させる」という内容の事業です。 このような内容の事業は、銀行から融資を募ることや株式で調達をすることが難しいため、基本的にはクラウドファンディングや助成金などに依存しがちという課題がありました。しかし、今回のUNERIの新しい挑戦によって、意志あるお金を循環させる仕組みが新たに確立され、ソーシャルビジネスがより広がっていくことを期待しています。

  • プロフィール:
  • 1995年生まれ。一般社団法人ソウレッジ(Sowledge)代表。北欧の教育機関、医療機関、公共施設など30箇所以上を訪問し、若者を取り囲む環境が彼らの行動にどのように影響しているのか取材。帰国後の2019年に一般社団法人ソウレッジを起業。「日常に性教育を」をスローガンに、2019年から性教育トイレットペーパーの販売をスタート、「人生の中で出会う性の課題」を知るボードゲーム「ブレイクすごろく」などの教材も制作・販売。Twitterやnoteなどで性にまつわる発信を行っている。「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN 2021」選出。

 

田口愛氏

▲田口愛氏(Mpraeso合同会社CEO)
Mpraeso合同会社CEOで、チョコレートブランド”MAAHA”を経営している田口愛です。 私は現在、アフリカのガーナにチョコレート工場を建設しています。MAAHAチョコレートや現地の活動の発信を通じて、遠い世界に想いを馳せ、少しでも行動する人が増えてほしいと願っています。 今回の30万円では、現在のチョコのパッケージにQRコードをつけ、生産者の紹介ビデオに繋げることで、グローバル版「顔が見える農家さん」を実現するための実験に使いたいと考えています。 生産者一人一人の逞しさや美しさも同時に伝えることで、課題だけではなく「人」に興味を持つ新たなきっかけを生めるよう、プロジェクトを磨いていきます。

  • プロフィール:
  • 1998年生まれ。小さい頃からチョコが大好きで、19歳の時ガーナに単身渡航。バングラデシュのグラミン銀行、ベナンのGOUNOU(チョコレート企業)でのインターンを経て、2020年にMpraeso合同会社を設立。カカオからチョコを作る会の開催、発酵・焙煎技術支援、サプライチェーン再構築の事業を実施。また、ガーナのカカオ豆の可能性を広げるため、チョコレート工場を建設。カカオ農家の所得向上や教育医療などに還元する基金設立を通した「教育や医療の選択肢を届ける持続的なモデルの創造」に取り組む。

 

栗本拓幸氏

▲栗本拓幸氏(株式会社Liquitous代表取締役CEO)
UNERI Capital 擬似ファンドに採択いただき、大変光栄です。私たちLiqutiousは、オンラインの参加型合意形成プラットフォームの開発・社会実装に取り組むCivictechベンチャーです。本年12月から順次、「あたらしい行政への市民参加の仕組み」として、自治体との実証実験を展開してまいります。今回のいただいた資金は、これら実証実験の費用の一部に充てさせていただきます。 社会一般の通説とは裏腹に、日本各地の自治体には、「地元をより良くしたい」という熱い思いをお持ちの職員さんが多くいらっしゃいます。そうした職員さんも巻き込みながら、あたらしい市民参加の仕組みをかたちづくっていきます。

  • プロフィール:
  • 1999年生まれ。2015年ごろから公共に関わる社団法人、NPO法人、財団法人に参画。2020年に参加型合意形成プラットフォーム「Liqlid」の社会実装による「民主主義のDX」を進めるLiquitousを設立。富士通総研「トポス会議」、経済同友会「未来選択会議」、JANIC「HAPIC2021」など登壇多数。新刊『パクスなき世界(日経出版)』にインタビュー掲載。

▲河合将樹(株式会社UNERI代表取締役)
株式会社UNERI代表取締役の河合将樹です。この数年でVCは急増しましたが、ビジネスモデルも投資スタイルも約50年前からさほど変わっていません。「結局、未来のユニコーン候補にしか投資しないんでしょ?」と。未来の起業家に求められるお金の色はなんでしょうか。その1つの答えがインパクトファーストだと思います。今後は資金提供やインパクトの可視化に限らず、行政との事業連携等をさせて頂く事も視野に入れています。今回の実証実験的取り組みを共に発展させ、本気で社会変革に繋げる皆様とご一緒したく思っています。新しい時代には、新しいルールが適応します。私たちは、インパクト絶対主義です。

 

  • 株式会社UNERIについて

「つくる人の可能性を耕し、豊穣な生態系をつくる」をテーマに、社会課題解決の市場をつくることを目指しながら社会起業家育成や自治体との共同事業、資金提供を行なっています。

現在までに、300回以上のインキュベーション施設訪問、150件以上のビジネスマッチング、VCと起業家100組以上の投資検討数を創出。スタートアップとソーシャルセクターでの実務経験者の知見を基に、独自の社会起業家データベースを用いながら、社会課題をテーマとした起業家・イノベーターの挑戦を、産官学連携しながら応援しています。

また弊社は、新しいモノサシであるインパクトマネジメントを日本で推進するSIMI(一般財団法人社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ)(​https://simi.or.jp/)に賛同メンバーとして参画しています。日本におけるインパクト革命を推進しております。

【会社概要】
株式会社UNERI
代表  :代表取締役 河合将樹
設立  :2020年5月
URL  :https://uneri.co.jp/
E-mail :info@uneri.co.jp

 

  • 本リリースに関するお問い合わせ先

下記メールアドレスからお問い合わせください。
info@uneri.co.jp