へラルボニー、岩手銀行が導入するサーキュラーバイオ™エタノール のデザインにるんびにい美術館の作家・八重樫季良氏の作品を提供

ヘラルボニーのプレスリリース

株式会社ヘラルボニー(以下、ヘラルボニー)は、株式会社岩手銀行(以下、岩手銀行)が東北で初めて導入する「サーキュラーバイオ™エタノール」のパッケージデザインに、るんびにい美術館(岩手県花巻市)に在籍する八重樫季良氏の作品を提供いたします。「サーキュラーバイオ™エタノール 」は、これまで廃棄されていたオフィスのシュレッダー古紙原料をバイオマス(微生物)を使って作られたエタノールの一部が含まれる手指消毒剤です。販売価格の一部がアーティストにライセンス料として還元されることで社会により付加価値が循環する仕組みです。今回発表する岩手銀行オリジナルパッケージ版サーキュラーバイオエタノールは、岩手銀行全営業部店で展開されます。

 

 

  • 背景

「サーキュラーバイオ™エタノール」 は、Green Earth Institute株式会社(以下、GEI)と森田紙業株式会社(以下、森田紙業)が取り組む、国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に置いて定められた SDGsに資する活動として、これまで廃棄されてきたシュレッダー古紙を有効活用し、廃棄物を アップサイクルする取り組みである「サーキュラーバイオ™️エタノールプロジェクト」によってシュレッダー古紙を原料とした手指消毒剤、「サーキュラーバイオ™️エタノール」を完成させました。 

 この環境と社会への取り組みに共感した岩手銀行が、今回東北および全国の地方銀行で初となる「サーキュラーバイオ™️エタノール」の当行オリジナルパッケージで導入いたしました。なお、当製品は、岩手銀行のオフィスで出る古紙の一部が有効活用された製品となっております。

オリジナルデザインには、へラルボニーが契約する岩手県在住のアーティストの作品を起用しております。販売価格の一部がアーティストにライセンス料として還元されることで社会により付加価値が循環する仕組みです。

 

  • 概要 

今回発表する岩手銀行オリジナルパッケージ版サーキュラーバイオ™️エタノールは、岩手銀行全営業部店で展開されます。 

展開開始日: 2021年11月12日~
展開先  :岩手銀行全営業部店
※各店によって設置期間に変動が生じる可能性がありますので、予めご了承ください。
 

  •  起用作家・作品紹介 

作家:八重樫 季良 氏 
作品名:「無題(車)」
在籍:るんびにい美術館(岩手県花巻市) 
一見抽象的な幾何学パターンを描いたように見える絵だが、それが独自のアレンジによって描か れた建築物や乗り物だと知ったら多くの人が驚くだろう。この表現様式を八重樫は子どもの頃、誰に習うことなく独創によって生み出し、以来半世紀余りにわたってこのただ一つのスタイルで創作し続けて来た。その作品数はおそらく二千点に及ぶと思われる。
 

  • 共創企業|株式岩手銀行

会社名:株式会社岩手銀行/The Bank of Iwate, Ltd.
所在地:盛岡市中央通一丁目2番3号
設 立:1932年5月2日
代表者:代表取締役頭取 田口 幸雄
 

  • 株式会社ヘラルボニー概要

 

「異彩を、 放て。」をミッションに、 福祉を起点に新たな文化を創ることを目指す福祉実験ユニッ ト。日本全国の障害のある作家とアートライセンス契約を結び、2,000点以上のアートデータを軸 に作品をプロダクト化するアートライフブランド「HERALBONY」、建設現場の仮囲いに作品を転 用する「全日本仮囲いアートミュージアム」など、福祉領域の拡張を見据えた多様な事業を展開。 社名「ヘラルボニー」は、知的障害がある両代表の兄・松田翔太が7歳の頃に自由帳に記した謎の言葉。「一見意味がないと思われるものを世の中に新しい価値として創出したい」という意味を込めている。

会社名:株式会社ヘラルボニー/HERALBONYCo.,Ltd. 所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38 
設立:2018年7月24日
代表者:代表取締役社長 松田 崇弥、代表取締役副社長 松田 文登 
公式サイト: 
https://www.heralbony.jp 
https://www.heralbony.com