第6回『わたし遺産』結果発表

三井住友信託銀行株式会社のプレスリリース

三井住友信託銀行株式会社(取締役社長 橋本 勝)は、第6回目を迎えた「わたし遺産」の「大賞」3作品、「準大賞」20作品、新設「心のふるさと賞」1作品(準大賞作品とのW受賞)、「学校賞」3校を発表いたしました。

2013年にスタートした「わたし遺産」は、一人一人の心にある、その人ならではの大切な「人・モノ・コト」について、その理由やエピソードを400文字の文章にし、未来にのこし伝える企画として多くの方にご応募いただいています。第6回では、過去最多の11,449作品が集まりました。

それぞれの世代、人生の中から紡がれた400文字の世界には、ご自身の心と向き合い、大切な「人」との絆や「モノ」に込められた想い、心に深く刻まれた「コト」が丁寧に綴られていました。それら心温まるすべての応募作品の中から表彰作品を選考させていただきました。

回を重ねることに応募作品の進化・深化を感じるだけでなく、新設した「心のふるさと賞」では受賞作品の題材となった舞台にて、受賞者様の取材時に地元観光協会様のご協力を得ることができるなど作品内容以外の広がりも見られた回となりました。(受賞作の題材となった「心のふるさと」は、兵庫県赤穂市 唐船海岸)

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第6回「わたし遺産」募集概要
 

●募集内容
未来に伝えのこしたいと思う大切な「人・モノ・コト」。
その理由やエピソードを400文字で表現。
●応募期間
2018年12月1日(土)~2019年2月15日(金)
●応募方法
郵送・インターネット(三井住友信託銀行ホームページ)
●表彰
「わたし遺産」大  賞          3名
「わたし遺産」準大賞         20名
「わたし遺産」心のふるさと賞   1名
※大賞ないし、準大賞の受賞者が選定対象者
「わたし遺産」学校賞          3校
●選定委員
栗田 亘(コラムニスト)、穂村 弘(歌人)、大平一枝(ライター)
●主催
三井住友信託銀行
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受賞作品

「わたし遺産」大賞:3作品
「バレンタイン地蔵」木﨑俊造(大分県65歳)
「『あ』じゃなく『お』」小松愛子(神奈川県58歳)
「平和の象徴」島袋美加子(東京都 39歳)

画像左から、バレンタイン地蔵、『あ』じゃなく『お』、平和の象徴

「わたし遺産」準大賞:20作品
「心は磨ける」大下悦子(山口県66歳)                     
「45年後に出会うために」阪本昌代(群馬県58歳)
「同僚からの賞状」菊池さとよし(青森県75歳)   
「息子の補聴器ブラ」東久仁子(奈良県55歳)
「生きてさえいれば」松田帛子(東京都96歳)    
「糸からの想い」有賀陽子(埼玉県72歳)
「鹿児島の旅館」大西賢(東京都46歳)       
「短い鉛筆」新川慶明(宮崎県39歳)
「父と母の茶碗」浅井恵里(神奈川県51歳)       
「時代が変わろうとも!」小村一左美(兵庫県66歳)
「母娘の歩き方」武部めぐみ(千葉県48歳)
「毛糸のソックスの温かさ 足から心へ」宮地節子(神奈川県67歳)
「変えないスマホの待受画像」小澤修一(愛知県41歳)
「家族の『幸せな時間』を表す帽子」三橋勉(千葉県53歳)
「居場所があるということ」山本彩佳(神奈川県15歳) 
「10人のペン」樋泉春華(山梨県17歳)
「おじいちゃんの郵便受け」河野真優(広島県18歳) 
「『ただいま』が響く場所」川添さとみ(福岡県56歳)
「磯部さんちのファミリーカルタ」磯部司郎(神奈川県74歳)
「おじいちゃんのリアカー」河野いづみ(大阪府58歳)

「わたし遺産」心のふるさと賞:1作品
「おじいちゃんのリアカー」河野いづみ(大阪府58歳)
《 準大賞とのW受賞 》
 ※敬称略・受賞者の年齢等は応募時点のものです。

「わたし遺産」学校賞:3校
●宮城県仙台二華中学校(宮城県)                   
●高田中・高等学校(三重県)
●東京学芸大学附属竹早中学校(東京都)

各選定委員の方々から応募作品へ

「肩に力の入っていない、自然体の題材・文章が増えた。とともに、内容のグレードも上がった。」(栗田亘/コラムニスト)、「『わたし遺産』同士は緩やかに繋がって、やがて大きな『わたしたち遺産』になるのかもしれない。」(穂村弘/歌人)、「前年にも増し、全体に文章の精度が上がり、レベルの高い作品が集まった。」(大平一枝/ライター)といった言葉を寄せていただきました。

詳細は、「わたし遺産」特設サイトへ
https://www.smtb.jp/personal/watashi-isan/