貯金アプリfinbee(フィンビー)、貯金・コロナ前後のお金に関する調査実施 コロナ禍で世帯貯金額300万円以上が増加、1か月の貯金額は平均43,252円。

株式会社ネストエッグのプレスリリース

貯金アプリ「finbee(フィンビー)」を開発・運営する株式会社ネストエッグ(本社:東京都千代田区、代表取締役:田村栄仁)は、10月17日の「貯蓄の日」にちなみ、「貯金・お金」に関する調査を実施。(調査期間:9月27日~9月29日)世帯貯金額、貯金目的の経年比較、コロナ禍前後で増減した支出、行動規制緩和後に増やしたい支出、お金に関する価値観、行動について世代別に調査いたしました。

 

調査結果トピックス

  • 世帯貯金額が2020年と比較し、全体では300万円以上合計が43%から48%となり5pt増加。年代別で20代は300万円以上合計が+11pt30代は+15ptであり、若年層の貯金額が増加した。
  • 月収と項目別費用について、全体では平均貯金額が43,252円で月収の約1割を貯金に充てている。世代別の貯金比率では、Z世代12.1%、次いでミレニアル世代 11.7%と高く、若年層ほど、貯金を重視している傾向にある。
  • コロナ禍前後で増えた費目は、「食費」、「貯金」、「趣味」「貯金」は、ミレニアル世代、Z世代で増加Z世代では「趣味」費が増加しており、堅実な一方で自身が価値があると感じるものにお金をかける傾向がうかがえる。「減った」項目では、全体では「旅行費」が最も多く、「交際費」、「外食費」、「被服費」の順で多い。外出を伴うもの、他者と会うことに関連する費用が減少した。
  • 「今後増やしたい項目」では、コロナ禍で減少した項目で多かった「旅行」、「交際費」、「外食費」を増やしたいと考える人が多い。一方で、減少した項目で多かった「被服費」と回答した人は6.6%と少数Z世代では、他世代と比較して「趣味」、「貯金」を増やしたいと回答した人が多い
  • お金に関する価値観(将来重視派、現在重視派)について、Z世代は、「将来重視派」、「現在重視派」がそれぞれ約4割で「どちらでもない」と回答した人が全世代の中で最も少ない。Z世代は他世代と比較して、お金に対する価値観はっきりしている。

  
調査結果詳細
● 世帯貯金額の推移
・全体では、300万円以上合計が43%から48%となり5pt増加。年代別で20代は300万円以上合計が+11pt,、30代は+15ptであり、若年層の貯金額が増加した。

 

●貯金目的について
・全体では大きな変化はなかった。20,30代で趣味・嗜好が減少。20代は旅行が増加。30代は学費・養育費が増加。40代は住宅購入が増加し。50代、60代では生活費が増加。

●貯金方法について
・「銀行の自動積立・定期預金」が最も多く、50代、60代の利用者が特に多い。

●目標金額を達成するための貯金ルール世代別比較
・全体では、「先取貯金」「500円玉貯金」「不用品を処分する」の順でおこなっている人が多い。
・Z世代では、「推し貯金(※1)」「おつり貯金(※2)」「歩数貯金(※3)」「365日貯金(※4)」「カレンダーの数字貯金(※5)」といった、少額かつ自分の趣味・嗜好に合わせたルールでコツコツ貯める貯金をしている人が多い。

 

※1.推し貯金:
好きなアイドルやキャラクターなどが活動をしたときに、推しへの気持ちを貯金する貯金
※2.おつり貯金:
例えば、590円の買い物をした際に1,000円で支払った場合に410円のおつり分を貯金
※3.歩数貯金:1,000歩歩くごとに、100円貯金など歩いた歩数に連動して貯金
※4.365日貯金:1~365までの数字から1日1回、好きな数を選んで同額を貯金
※5.カレンダーの数字貯金:1日は1円、2日は2円というように日にちに合わせて貯金

●1か月の月収と項目別費用世代別比較 
・全体では、平均貯金額が43,252円で月収の約1割を貯金に充てている。世代別の貯金比率では、Z世代、次いでミレニアル世代が高く、それぞれ月収の1割以上を貯金している結果となった。若年層が貯金を重視している傾向が見てとれる。

 

【項目別費用の定義】
・食費(家の中で食べる、調理するもの)
・外食費(一人、もしくは家族での外食。家族以外との外食は交際費とカウント)
・趣味費(旅行にかかる費用は除く)
・交際費(友人、同僚などの家族以外との外食を含む)

●コロナ前(2019年以前)と比較して増えた項目世代別比較 
・全体で「食費」が最も多く、次いで「貯金」「趣味費」。「貯金」は、Z世代・ミレニアル世代が高く、「趣味費」ではZ世代が特に高い。

 

●コロナ前(2019年以前)と比較して減った項目世代別比較 
・全体では「旅行費」が最も多く、「交際費」「外食費」「被服費」の順で多い。外出を伴うもの、他者と会うことに関連する費用が減少。

 

●ワクチン接種を条件とした「行動規制緩和」となったあと、増やしたい項目世代別比較 
・全体では、コロナ禍で減少した項目で多かった「旅行費」、「交際費」、「外食費」を増やしたいと考える人が多い。一方で、減少した項目で多かった「被服費」と回答した人は6.6%と少数。

 

●「行動規制緩和」となったあと、増やしたいと思っていると回答した割合の差分世代別比較 
・減った項目で多かった「外食費」、「被服費」、「旅行費」、「交際費」はマイナスのため、消費を増やしたいと考える人は限定的。特に、「被服費」、「交際費」の差分は大きい。
・Z世代では、「趣味費」、「貯金」がプラスになっており、お金をかけたいと考える項目が他世代と異なる結果だった。

 

●お金に関する価値観世代別比較(※6
・全体では、「どちらでもない」を選択する人が最多で、次いで「将来重視派」が多かった。世代別ではZ世代を除く3つの世代で同様の結果。
・Z世代では、「どちらでもない」が最も少なく、他世代と比較して、お金に対する価値観がはっきりしている。将来重視派の割合も全世代の中で最も多い。

※6.聴取方法、集計方法
A:将来重視派(今を楽しむことを我慢しても、将来のために貯金したい)
B:現在重視派(将来のことより、今を楽しむためにお金を使いたい)
自身がどちらのタイプに近いかを回答してもらい、それぞれのTOP2をまとめて集計。

●お金を有意義に利用するためにおこなっていること世代別比較
・ミレニアル世代は、ポイ活、キャッシュレス決済、支出の見える化、固定費の見直し、お金に関する勉強、投資が高い。お金を有意義に活用するための関心が高く、具体的な行動をとっている。
・Z世代では、副業、サブスク利用、SNSを活用したお金の情報収集、失敗しないための情報収集が高い。

 

■調査概要
・調査期間:2021年9月27日~9月29日
・調査方法:インターネットリサーチ
・有効回答数 1,000名(全国、20~60代男女、各性年代200名ずつ)

■ネストエッグ代表取締役 田村栄仁コメント
コロナ禍前後、コロナ禍中での特に若年層における貯金動向の変化、及びコロナ禍後に向けたお金の使い方に関するユーザーの思考傾向を正しく把握した上で、finbeeアプリを通じてユーザーの資産形成及び消費促進をサポートすべく、新たな金融体験の創出にチャレンジして参ります。

■自動貯金サービス「finbee(フィンビー)」について https://finbee.jp/
finbeeは、「かなえる日々を、はじめよう」をコンセプトに、お金を貯めることの背景にあるお客様の目標、願い、夢を実現する貯金サービスです。貯金の目的や目標金額、貯金のルールが簡単に設定できます。クレジット・デビットカードの買い物と連動した「おつり貯金」、スマホの歩数計と連動した「歩数貯金」、自身で好きなルールを設定できる「マイルール」貯金での推し貯金の活用など、「楽しく簡単に」「継続して」「いつのまにか」貯まる全く新しい貯金体験を提供し、お客様のライフスタイルに合わせた貯金をサポートしております。2016年12月にサービスを開始し、現在14行と接続しており、幅広い方々にご利用いただいています。

■ネストエッグについて
Fintechの促進で、お客様の金融行動や金融機関の在り方が大きく変化しているなか、決済・金融領域に強みを持つインフキュリオン子会社として、「人々の生活に寄り添う新しい金融サービスを提供することで、人生に躍動、自由、豊かさを提供する」という企業理念のもと、2016年4月に設立。お客様の目標、願い、夢の実現にバンソウする貯金サービス「finbee」を通じて取得した、少し未来の「やりたい、ほしい」に関する“未来需要データ”を活用することで、金融機関、事業会社向けに新たなビジネス支援を展開しています。

■会社概要
会社名:株式会社ネストエッグ
所在地:東京都千代田区麹町5-7-2 MFPR麹町ビル7階
代表者:代表取締役社長 田村栄仁
設立:2016年4月1日
URL:https://finbee.jp/company/
事業内容:貯金・決済サービスの企画・開発・運営