株式会社Kyashのプレスリリース
株式会社 Kyash(本社: 東京都港区、代表取締役: 鷹取 真一)は、国際ブランドであるVisaのFintechファストトラックプログラムの契約を締結し、キャッシュレスのさらなる浸透に向けパートナーシップを強化していくことを発表いたします。これにより、Visaカード(対象商品:Visaプリペイドカード、以下 Visaカード)発行ライセンスを取得し、Visaのネットワークを活用して、より迅速に事業拡大を図ってまいります。
Kyashは2017年4月以降、ウォレットアプリ「Kyash」において国内カード会社との提携を通じてVisaカードを発行してまいりましたが、このたびのライセンス取得に伴い、自社単独でのカード発行が可能となります。
■ Visaカード発行をワンストップで提供
通常、自社ブランドでVisaカードの発行を検討する事業者は、Visa発行ライセンスを保有する銀行またはカード会社と提携し、Visa加盟店との決済処理を担うシステムを提供するシステムベンダーとの契約が必要となります。
このたびのライセンス取得により、Kyashはカード発行から決済処理(プロセシング業務)まで、様々な業態のパートナー企業様に対し、一連のプロセスをワンストップで迅速・安価に提供できるようになります。
Kyashのファストトラックプログラム契約締結とVisaカード発行ライセンス取得について、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社の代表取締役社長 スティーブン・カーピン氏は「プリペイドカードの発行プロセスは、スタートアップ企業やフィンテック企業のVisaの決済ネットワークへの参加が容易になるよう合理化が進んでいます。このたび、Kyashを『Fintechファストトラックプログラム』にお迎えし、革新的な顧客体験を提供する機会が多く残されている決済業界において協働できることを、大変嬉しく思っています。」と述べています。
■ VisaのFintechファストトラックプログラムについて
Visaが、次世代のデジタル決済ソリューションの開発を進めるフィンテック企業やスタートアップ企業を支援することを目的に設立したプログラムです。
Visa のFintechファストトラックプログラム:
(https://www.visa.co.jp/about-visa/newsroom/press-releases/nr-jp-181113.html)
今後Kyashは、Visaのネットワークを活用し、様々な業態のパートナー企業が即座にVisaカードを発行できる決済プラットフォームを構築していきます。
【Visaについて】
Visaは、電子決済の世界的リーダーです。Visaのミッションは、最も革新的で信頼性が高く安全な決済ネットワークで世界を結び、個人や企業、そして経済の繁栄に貢献することです。Visaが保有する最先端のグローバルなプロセシングネットワークであるVisaNetは、毎秒65,000件を超す取引を処理することができ、世界中に安全かつ信頼のおける電子決済を提供します。Visaは常にイノベーターであり続け、あらゆるデバイスを利用した商取引の発展を促進し、誰でもどこでも利用できる夢のキャッシュレス社会を実現する原動力となっています。世界がアナログからデジタルに移行しつつある今、Visaは自社のブランド、商品、人材、ネットワーク、および企業スケールを活かして商取引の未来を形作っていきます。
【Kyashについて】
Kyashは「価値移動のインフラを創る」というミッションのもと、カード発行・プロセシングプラットフォームを提供しています。Kyashが発行するVisaカードは国内外のVIsa加盟店でご利用いただけます。
またスマホ(非接触)決済にも対応しており、全国のコンビニ、スーパー、タクシーなど幅広い店舗で利用可能です。個人向けにはウォレットアプリ「Kyash」を、パートナー企業へはAPIを通じて即座にVisaカードを発行できる「Kyash Direct」を提供しています。
【株式会社Kyash 会社概要】
会社名:株式会社 Kyash(英文表記:Kyash Inc.)
所在地:〒107-0062 東京都港区南青山5丁目2番1号
代表者:代表取締役 鷹取 真一(一般社団法人 Fintech 協会理事 )
設立:2015 年 1 月 23 日
資本金:12 億 7,598 万円(資本準備金含む)
主要株主:三井住友銀行、JAFCO、伊藤忠商事、電通イノベーションパートナーズ、みずほキャピタル、SBI Investment 等
業務内容:ウォレットアプリ「Kyash」および決済プラットフォーム「Kyash Direct」の運営
URL:https://kyash.co