CAC、準天頂衛星システムみちびきの高精度位置情報とブロックチェーン技術を利用した配達員保険システムの実証実験に着手

株式会社シーエーシーのプレスリリース

株式会社シーエーシー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:西森良太、以下CAC)は、内閣府と準天頂衛星システムサービス株式会社が主催する「2021年度 みちびきを利用した実証事業公募」にブロックチェーン技術を活用した配達員保険システムの提案が採択され、実証実験に着手することをお知らせします。

みちびきは、準天頂軌道の衛星が主体となって構成されている日本の衛星測位システムで、日本版GPSとも呼ばれます。サブメータ級測位補強サービスやセンチメータ級測位補強サービスなど、高精度かつ安定した衛星測位サービスが特徴です。

このたび採択された提案は、フードデリバリーサービスの配達員の運転情報と保険料を連動させる保険システムです。みちびきによって配達員の運転情報の収集を行い、ブロックチェーン(分散台帳)上で共有する運転実績に基づき、ブロックチェーンによるスマートコントラクト(予め設定された条件に沿って自動的に契約執行する)により保険料を自動変動させるというものです。保険の仕組みは、CACが2017年からブロックチェーンを活用して研究開発に取り組んでいる、個人の契約者が保険料を拠出し合ってリスクをシェアするP2P(peer to peer)保険の仕組みを取り入れることも想定しています。

本提案の背景には、フードデリバリーサービスの配達員による危険運転の多発という社会問題があります。CACは、みちびきによる高精度かつ信頼性のある測位データとブロックチェーンによる信頼性のあるデータ連携技術を組み合わせることにより、運転の仕方に応じて保険料を変動(危険運転を検知すれば保険料が上がり、安全運転をしていれば保険料が下がる)させれば、安全運転へのインセンティブを高める効果があり、それが危険運転の低減に寄与すると考え、提案を行いました。

図 みちびき×ブロックチェーンによる位置情報管理システムのイメージ

提案の採択を受けてCACでは、みちびきデータ収集のアプリ、およびブロックチェーンを用いた保険システムについて、本年9月に要件定義と開発をスタートさせ、2022年3月まで実証実験を行いフードデリバリーサービス会社や損害保険会社とも連携しビジネス化推進していく予定です。

■みちびきを利用した実証事業公募について
本公募は、みちびきの利用が期待される新たなサービスや技術の実用化に向けた実証事業を実施する企業等と、みちびきの利活用拡大につながる研究開発・実証実験を行う大学等を対象に内閣府と準天頂衛星システムサービス株式会社が2018年度から行っているものです。
同実証事業のサイト : https://qzss.go.jp/ex-demo/index.html

<株式会社シーエーシー(CAC)概要>
所在地:東京都中央区日本橋箱崎町24番1号
代表者:代表取締役社長 西森 良太
資本金:4億円(東証一部上場 株式会社CAC Holdingsの100%子会社)
事業内容:システム構築サービス、システム運用管理サービス、業務受託サービス
コーポレートサイト:https://www.cac.co.jp/

[商標等について] ・本資料に記載されている社名、製品名等は各社の商標または登録商標です。
*本リリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
株式会社シーエーシー
デジタルソリューションビジネスユニット
デジタルITプロダクト部 ブロックチェーン推進グループ
TEL:03-6667-8025