リコール(製品回収)関連特約を改定

AIG損害保険株式会社のプレスリリース

AIG損害保険株式会社(以下「AIG損保」)は、『事業総合賠償責任保険(STARs)』、『海外PL保険』、『WorldRisk(R)(海外における賠償リスクを補償する保険)』のリコール関連特約を改定し、販売を開始しました(*1)。
生産物の多様化、海外輸出製品の増加、企業のリスク対策強化等に伴い、昨今では、輸出製品回収にかかる費用など、国内外におけるより幅広い補償が求められています。そのようなお客さまの声を受けて、今回、リコール関連特約を下記の通り強化いたしました。

【改定の概要】

●国内に所在する生産物について
 対象商品:『事業総合賠償責任保険(STARs)製造・販売業向け』
 改定内容:リコール費用担保特約の改定

◇リコールに関する「メディアへの告知掲載」「生産物の廃棄」「輸送や保管」等の
 費用に加え、「販売先・顧客の電子リスト作成」や「第三者が回収を実施し紛争が
 生じた際の争訟」に関する費用を当社独自(*2)の補償として追加。

◇リコールにつながる事故が起こった場合に加えて、事故が起こる可能性が明らかに
 なった場合、保険金の支払が可能に(*3)。

 
●海外に輸出した生産物について
 対象商品:『海外PL保険』『WorldRisk(R)』
 改定内容:オプション特約を新設。リコールに関する自動付帯特約の改定。

・リコールにつながる事故が起こった場合に加えて、事故が起こる可能性が
 明らかになった場合、保険金の支払が可能(*3)となるオプション特約を新設。
 回収する生産物の修理・交換に要する費用も補償。

◇自動付帯特約「生産物回収費用限定担保特約」の支払限度額を5万米ドルから
 一律10万米ドルに増額。

 
AIG損保は、今後も、グローバルな知見とノウハウを活かしたより良い商品・サービスの提供を通じて、事故や損害を少しでも軽減する支援を行なってまいります。

*1  2019年7月1日保険始期分より
*2  AIG損保調べ
*3    条件によってはお支払いできない場合がございます。

<AIGについて>
AIG グループは、世界の保険業界のリーダーであり、80 以上の国や地域でお客さまにサービスを提供しています。創業以来の100年の経験に基づき、現在では、損害保険、生命保険、退職給付およびその他の金融サービスを幅広く提供しています。AIGグループの商品・サービスを通じた多岐にわたるサポートは、法人および個人のお客さまの資産を守り、リスクマネジメントおよび確かなリタイヤメント・セキュリティをお届けします。持株会社 AIG, Inc.はニューヨーク証券取引所に上場しています。 
日本では、AIG損害保険株式会社、アメリカンホーム医療・損害保険株式会社、ジェイアイ傷害火災保険株式会社、AIGパートナーズ株式会社、テックマークジャパン株式会社などが事業を展開しています。