SBI VCトレード株式会社のプレスリリース
総合フィンテックソリューション企業であるSBI FinTech Solutions株式会社の子会社で、国際送金サービス事業を手がけるSBIレミット株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:安藤 伸生、以下「SBIレミット」)は、SBIグループにて暗号資産交換業を運営するSBI VCトレード株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:尾崎 文紀、以下「SBI VCトレード」)、及びSBIホールディングス株式会社のビジネスパートナーでありブロックチェーン技術を活用した次世代決済基盤を開発、提供しているRipple Labs Inc.(本社:米国・サンフランシスコ、CEO:ブラッド・ガーリングハウス、以下「Ripple」)との提携を通じて、日本初となる暗号資産を用いた国際送金サービスを本日フィリピン向けに開始したことをお知らせいたします。
本スキームにより、SBIレミットは従来のフィリピン向け送金における受取先の拡充として、Coins.phを経由した受取先を追加しフィリピン向け送金のラインナップを拡充いたします。また、本スキームにおいてはブリッジ通貨として、暗号資産XRPを用い、SBI VCトレードが有するXRPの豊富な流動性を活用することにより、SBIレミットにおいてプレファンディング等の送金コストが低減され、国際送金事業における競争力の強化につながるものと考えております。
今後はフィリピン向け送金における受取手法の拡大や、東南アジアを中心とした送金先国の拡充を図るとともに、ビジネスパートナーであるRippleとの共同事業の拡大に努めてまいります。
(※1) ODL: 米Ripple社が開発したブロックチェーン技術「XRP Ledger」を利用する国際送金システムにおいて、媒介通貨(ブリッジ通貨)としてXRPを用いることで、各金融機関が現地通貨を事前に調達することを不要とするサービス。手数料を最小限に抑え、短時間での決済を実現できる。
(※2) XRP: 毎秒1,500件のスループットを処理し、送金を4秒で完了できるという特徴を持つ国際送金のプラットフォームRippleNetで活用されるデジタルアセット。プレファンディングコストからの解放、送金業者の外国為替リスクの低減を目的としている。
<SBIレミットの概要>
会社名 : SBIレミット株式会社
所在地 : 東京都港区六本木一丁目6番1号 泉ガーデンタワー13階
設立 : 2010年8月
代表者 : 代表取締役 安藤 伸生
資本金 : 5,000万円
事業内容 : 国際送金事業
URL : https://www.remit.co.jp/
<SBI VCトレードの概要>
会社名 : SBI VCトレード株式会社
所在地 : 東京都港区六本木一丁目6番1号 泉ガーデンタワー21階
設立 : 2016年11月
代表者 : 代表取締役CEO 尾崎 文紀
資本金 : 10億円
事業内容 : 暗号資産の交換・取引サービス、システムの提供
URL : https://www.sbivc.co.jp/
以上
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本プレスリリースに関するお問い合わせ先:
SBIレミット株式会社
カスタマーセンター
電話:03-5652-6759
SBI VCトレード株式会社
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