UnionPay、3-D Secure2.0提供開始新たな本人認証サービス「UnionPay 3-D Secure」により、日本でのオンライン決済をさらに便利で安全に

UnionPay(銀聯国際)のプレスリリース

 世界最大級の国際カードブランド「UnionPay」を運営する銀聯国際(UnionPay International、UPI、本社:上海)は、3DSサーバープロバイダーGPayments(本社:シドニー、日本支社:東京)と株式会社日本カードネットワークへ、UnionPayが提供するオンライン決済セキュリティサービス「UnionPay 3-D Secure(3-D Secure2.0)」のライセンス提供を認証しました。アクワイアラーと加盟店に提供する決済サービスにおいて、次世代のオンライン決済セキュリテイサービスを提供します。

 UnionPayの3-D Secure(3-D Secure2.0)は、 EMVCo仕様に準拠しており、オンライン決済サービスの本人認証を最適化します。ワンタイムパスワードに加え、トークンや指紋認証、顔認証などの新たな認証技術と組み合わせた使用も可能になり、決済時におけるカードホルダーの手間を短縮。さらに、ビッグデータの分析により、リスクが低いと見られる取引は「スムーズモード」(フリクションレス・フロー)に入り、UnionPayカードホルダー本人認証ページへの認証情報の入力を減らし、顧客体験を向上させます。一方、リスクが高いと見られる取引は、「チャレンジモード」(チャレンジ・フロー)に入り、SMSやセキュリティ確認など追加の本人認証を通して取引詐欺のリスクを減らします。データの累積により、今後の取引は90%が「スムーズモード」(フリクションレス・フロー)になるとの見込みです。これらにより、安全でスピーディーなオンライン決済が実現します。

 また、特徴として、互換性が高く、ブラウザ・アプリ両方に対応が可能です。(※)さらに様々な地域やシステム要件にも適応した標準化されたシステムであることから改修コストの削減にもつながります。

 現在、UnionPay 3-D Secure(3-D Secure2.0)は、ヨーロッパおよび東南アジア市場を中心に、世界中の2万社以上の加盟店に導入しており、順次サービスを提供していきます。日本での提供開始を含め、2021年末までに数万単位で新規加盟店へのサービス提供を目指します。世界中のUnionPayカードホルダーに安全なオンライン決済を提供するために、 UnionPay 3-D Secure(3-D Secure2.0)の推進と、さらなる安全性の向上を目指します。また、日本におけるUnionPayの決済サービスとオンライン加盟店拡大を加速させ、利便性の向上にも努めています。

※提供者により提供内容が異なることがあります。

 

UnionPayカードは、世界180の国と地域で使用可能です。加盟店は5,500万店に上り、70の国と地域で発行され、世界一発行枚数が多いカードです。(2021年4月時点)
Unionpayが提供するQRコード決済は、世界中の約3,000万店舗で、また、非接触IC決済「クイックパス」は、世界中の約2,500万店舗で利用可能です。

◆UnionPay WEBサイト: http://www.unionpayintl.com/jp/

 

GPaymentsは、3Dセキュアの黎明期から20年以上に渡って決済における認証にフォーカスしている企業です。アジア太平洋、欧州、アフリカ、中東、北米地域(30カ国以上)の加盟店、決済代行会社、カード会社、国際ブランドにソリューションを提供しています。
 

あらゆる業態・業種の加盟店様と、国内ほぼすべてのクレジットカード会社様・金融機関様を結び、みなさまの日々の決済シーンを支えるキャッシュレス決済プラットフォームを提供しております。
(http://www.cardnet.co.jp/)
 

 UnionPay International(銀聯国際)は、UnionPayのグローバル業務を取り扱う支社。世界各地で安全・便利なグローバル決済サービス、モバイル決済ソリューションを提供しています。
 日本では、2006年よりカード発⾏を開始し、大手銀行と提携したクレジット・デビット・プリペイドタイプのカード決済サービスを提供しています。国内の加盟店数は110万店を突破しています。また、全国のATM、大手銀行、コンビニ各社で利用可能です。(2020年12月末時点)