JCBとpring、国内で初めて「スマホアプリを通じてカード会社から加盟店へのカード  売上金支払いを実施する」実証実験を、2021年7月1日(木)より開始

JCBのプレスリリース

株式会社ジェーシービー(本社:東京都港区、代表取締役会長兼執行役員社長:浜川 一郎)は、送金アプリ「pring(プリン)」を展開する株式会社pringと、2021年7月1日(木)より、JCBから加盟店への売上金支払いを、スマートフォンアプリを通じて実施する実証実験を開始いたします。クレジットカード会社から加盟店へのカード売上金支払いを銀行振込以外で実施する取り組みは、国内初(※1)となります。

■本実証実験について
 通常、お客様が加盟店で商品・サービスをクレジットカードで支払いすると、後日カード会社が売上金を加盟店へ振り込みます。例えば、店頭加盟店の1回払いの場合、JCBでは締日に応じて原則月2回、加盟店の口座へ売上金を振り込みしています。こうした精算サイクルに対して、一部の加盟店からは「サイクルを早めて欲しい」・「入金日を指定したい」といったお声をいただいておりました。

 

今回、2021年7月1日(木)から9月15日(水)まで、武蔵小山商店街(http://www.musashikoyama-palm.com/)のJCB加盟店を対象に、24時間365日送金ができるサービス「pring法人送金サービス」を利用して、JCBから対象加盟店へのカード売上金支払いを日次で行う実証実験を実施します。

JCBは、加盟店が事前に登録した「pring」アカウントに売上金を送金します。送金手数料は発生しません。加盟店は、そのpringバリューをSmart Code加盟店(※2)でのお支払い(コード決済)に利用できるほか、登録した銀行口座へ出金もできます(※3)。また、pringユーザー同士の送金にも利用できます。

<実証実験における精算イメージ>

 

JCBから加盟店への入金サイクルが日次になることにより、加盟店ニーズにお応えできるとともに加盟店キャッシュフローの改善が期待できます。本実証実験を経て、今後全国のJCB加盟店へのサービス展開を検討してまいります。

■当社のJCB加盟店支援への取り組みについて
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、多くの事業者で売上減少など業状が悪化しています。JCBは、事業者の課題解決につながるキャッシュレス導入・支援に取り組むとともに、コロナ影響を受けているJCB加盟店を支援するため、今後も各社のニーズを捉えた様々な取り組みを実施してまいります。

おかげさまでJCB は創立60 周年を迎えました。これからも、「おもてなしの心」「きめ細かな心づかい」でお客様一人ひとりのご期待に応えていきます。そして「便利だ」「頼れる」「持っていてよかった」と思っていただける、お客様にとっての世界にひとつを目指し続けます。

※1 株式会社pring調べ
※2 Smart Code加盟店についてはこちら https://www.smart-code.jp/shoplist/
※3 登録口座への出金は2回/月まで無料、セブン銀行ATMへの出金は1回/月 無料。

 

プレスリリースPDF版はこちら
https://prtimes.jp/a/?f=d11361-20210614-7369.pdf