株式会社ZUUのプレスリリース
- 「ウェルス スコア」の特徴
ZUUは、これまで『ZUU online』をはじめ他運営サイトから月間1,000万ユーザーに向けて、中でも資産1億円以上の富裕層ユーザーに向けて資産形成のための情報提供やサービス提供を行って参りました。昨年12月にはオーナー経営者を中心とした超富裕層およびその予備軍の方を対象としたファミリーオフィス型資産管理サービス『プライベート ウェルス メンバーズ』を発足し、発足4ヶ月と短い期間ながら、本サービスを利用しているメンバーの保有総資産額が800億円を突破しております。
これまでもZUUの様々なサービスをご利用いただいているオーナー経営者・資産家の方々の資産戦略をさらに後押しすべく、オーナー経営者・資産家に特化した「ウェルス スコア」の新規開発に着手いたします。また、これまでZUUとお取引のあるお客様を中心とした実証実験を開始いたします。
「ウェルス スコア」は、オーナー経営者や資産家の個人資産と事業資産の両面を独自モデルにより評価するものです。将来的な事業成長可能性等を踏まえたオーナー資産の基盤となる自社株評価や、人脈などの人的資産など複数の観点を反映し、これまでにないオーナー経営者・資産家の信用力を可視化するスコアモデルを開発して参ります。
「ウェルス スコア」を活用することで、オーナー経営者や資産家の個人資産運用管理と健康などのQOL支援、事業成長に向けた資本調達など、個人法人の両面でオーナー経営者や資産家の成長・発展を支援することに加え、日本で約400万世帯におよぶ富裕層予備軍*1の将来的な資産成長性におけるスコアリングが可能になることを目指します。
*1 参照 野村総合研究所「NRI富裕層アンケート調査」
- 個人向け信用スコア事業参入の協議開始について
ZUUでは、「ウェルス スコア」の開発に加え、個人向け信用スコア事業参入についても協議を開始いたします。
「信用スコア」を活用したサービスは米国や中国など世界的に普及が進んでいる中、日本においては一部の事業者が展開するものの認知や普及があまり進んでいません。また情報銀行などのデータビジネスについても、個人情報保護などの観点含め実用性あるビジネスへの展開が進んでおらず、事業者、利用者双方の便益を創出する機会損失が社会課題となっております。
ZUUはこれまで、個人向けには『ZUU online』の運営を通じて資産運用関心層の膨大な購読履歴データを保有しており、法人向けにはクラウドファンディング を通じた資金調達支援や金融機関へのDX支援など、顧客ニーズに適したサービスをテクノロジーを活用し、金融サービスの再創造を目指して事業展開して参りました。
こうした現状を踏まえてAIを活用した個人向け「信用スコア」事業への参入検討及びスコアモデルの導入コンサルティングサービスを、金融機関ならびに今後Fintechに参入予定の企業向けに提供して参ります。様々な企業が「信用スコア」を導入・活用する機会を後押しすることで、日本における「信用スコア」の正しい理解と普及促進を図って参ります。
なお、当該事業の推進責任者として、日本における「信用スコア」ビジネスの草分けであるJ.Scoreの創業者でもある大森氏が牽引いたします。大森氏のこれまでの経験およびノウハウをもとに、企業及び利用者にとってより魅力的なサービスの提供を進めていく予定です。
- 事業総統括責任者プロフィール
大森 隆一郎 Ryuichiro Omori
株式会社ZUU
CEO Office データビジネス準備室 室長
大阪大学法学部卒業後、みずほ銀行にて個人部門を長く務め、金融マーケティングやコンサルティングビジネス、チャネル開発に精通。2012年から４年間ローン業務開発部長をつとめ、2015年みずほ銀行執行役員に就任。
2016年11月、みずほ銀行とソフトバンクが共同出資するFintech事業である「株式会社J.Score」代表取締役社長CEOに就任。2017年９月日本初のAIスコアサービスをローンチ、その後もAIスコア・リワードのローンチや、「情報銀行」参入を整備するなど創業期としての事業基盤を構築し、2020年3月退任。
2020年4月より株式会社みずほプライベートウエルスマネジメントの取締役副社長に就任。
2020年9月より株式会社ZUUに参画し、新たなスコアビジネスの立ち上げを推進。
・株式会社ZUU 会社概要
代表者：代表取締役 冨田 和成
所在地：東京都目黒区青葉台3-6-28 住友不動産青葉台タワー9F
資本金：16.7億円（資本準備金含む）※2020年12月末時点
・問い合わせ先
プレスリリース問い合わせ先
pr@zuuonline.com