ミダスファンドによる株式会社シコメルフードテックの株式追加取得のお知らせ

株式会社ミダスキャピタルのプレスリリース

株式会社ミダスキャピタル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:吉村英毅、以下「当社」)は、当社が運営するミダスキャピタル旗艦ファンド有限責任事業組合(以下、「当旗艦ファンド」)及び西原直良・ミダス有限責任事業組合(以下、「当オーナーファンド」)(以下、当旗艦ファンドと当オーナーファンドを総称して「ミダスファンド」)を通じて、株式会社シコメルフードテック (本社:大阪府大阪市、代表取締役:西原直良、以下「シコメル社」)の株式を追加取得し、ミダスファンドとしてシコメル社の筆頭株主となりましたことをお知らせ致します。

シコメル社は「世界中の飲食店オーナー・食品会社をITテクノロジーで救う」を事業ビジョンとし3つのサービスを展開しています。飲食店と食品工場間の仕込みレシピ共有やAI解析を推進することで工数削減及び受発注最適化を行うアプリ「シコメル」、EC販売やクラウドファンディングの返礼品をフルフィルメントでサポートする「タノメル」「タノメルクラファン」を提供し、より早くより多くの飲食店・食品会社の経営改善を行うことで成長を目指しています。現在は「シコメル」を中心に事業拡大し、2020年12月度では対前月比で約2倍のスピードで拡大しています。
上記3つのDXツールを垂直統合していくことにより、通常のイートイン営業や食品会社の生産効率を上げるだけではなく、今回の新型コロナウイルス拡大のような非常事態においても飲食店や食品会社があらゆる販路を自由自在に素早く構築していくことができるメリットがあるため、差別化された競争力で着実な成長を生み出しています。
 

当社は当旗艦ファンドを通じ、2020年11月にシコメル社への出資を実施しておりましたが、当初の想定以上の顧客獲得が実現できている点を当社として高く評価しておりました。また、シコメル社の西原代表取締役からも当社のVisionや支援内容に強い共感を頂けたことから、当社のマジョリティ投資先企業群の1つとしてシコメル社に参画して頂くことになりました。ミダスファンドがシコメル社の筆頭株主となるために実施した資本取引プロセスの概要は下記の通りです。

2021年3月 当旗艦ファンドにより、既存株主が保有するシコメル社株式の一部を譲受
2021年4月 西原代表取締役のシコメル社株式持分を、新規設立した当オーナーファンドに現物出資

上記プロセスにて、ミダスファンドの持分比率は44.6%となり、シコメル社の筆頭株主となります。

西原代表取締役は当オーナーファンドの主たる組合員となりますが、引き続き代表取締役かつ実質的な経営株主としてシコメル社の経営を担っていかれます。

当社はシコメル社の筆頭株主として、以前より進めておりましたファイナンスに関する知見の提供、営業支援として当社の投資先とアライアンス強化のサポートを更に進めて参ります。

今後も当社において、企業の長期的成長と社会貢献の両立を目指して参ります。

◆会社概要
会社名 :株式会社ミダスキャピタル
代表者 :代表取締役 吉村 英毅
設立日 :2017年9月
所在地 :〒102-0083東京都千代田区麹町2-5-1 半蔵門PREX South
Webサイト:https://midascapital.jp/