Assurant、社会的責任(CSR)に対する長期的なコミットメントを堅持

Assurant Japan株式会社のプレスリリース

ニューヨーク、2021年3月15日 – 革新的なハウジングとライフスタイルソリューションを提供するグローバル・プロバイダーであるAssurant(NYSE:AIZ)は、本日、2021年度のCSR報告書を発表しました。本報告書では、環境・社会・ガバナンス(ESG)の観点から、すべてのステークホルダーのために、より持続可能な未来を構築するというAssurantの取り組みを紹介し、2020年から2025年に向けた戦略的なESG重点分野や過去複数年のデータの拡充、および直近1年間の成果などを取り上げています。

Assurantの社長兼CEOであるアラン・コルバーグ(Alan Colberg)は、次のように述べています。「Assurantは、社会的責任を果たす企業市民として、これまで以上にグローバルな取り組みを強化しています。昨年は、コロナ禍において勇気をもって変化に適応し、不屈の精神で3億人以上の消費者をサポートする責務を果たすことができたという意味で非常に有意義な1年でした。私たちは、これからも社会的責任への取り組みと当社の存在意義、価値観、長期的な戦略を強く結びつけ、成果を積み上げながら、これまで以上に多様性、包摂性、持続可能性を強化したグローバル企業を目指すことにより一層注力していきます」

取締役会が監督するAssurantの長期的な戦略構築プロセスでは、2021年度CSR報告書に記載されている3つの長期的なESG重点分野に優先順位をつけ、以下の通り関連する目標と行動指針を示しています。

  • 人材:すべてのステークホルダーのために、イノベーションの推進を目的とする多様かつ公平で包摂性のある企業文化を育む。
  • サービス/商品:“あらゆるモノがつながる世界”(コネクテッド・ワールド)で消費者の豊かな暮らしを支える。
  • 気候:炭素排出量を最小限に抑え、持続可能性を考慮した事業運営を行う。

社長兼CEOのコルバーグは、さらに次のように述べています。「当社の長期的なESG重点分野は、人材、多様性、公平性、包摂性を戦略的に重視することに加え、当社のオペレーションや消費者に提供する商品・サービスが、“コネクテッド・ワールド”において環境面での持続可能性を高めることも優先しています。グローバル市場や消費者ニーズ、加えてESG基準が進化し続ける中、当社は戦略的なESG関連事項を経営計画、運営、情報開示にさらに含めていきます」

社会的責任/ESGの年次ハイライトと成果
Assurantの社会的責任における戦略的フレームワークとESG行動指針は、4つの柱を中心としており、これに基づいて前年比の進捗を測定しています。当社の2021年度のCSR報告書に記載されている各分野のハイライトと成果は以下の通りです。

責任ある雇用主

  • 同じようなスキルと職責を担う従業員間で公平に報酬が支払われるよう、第三者機関の専門知識と客観性を活用した複数の段階を含む取り組みを実施しました。その結果、報酬形態の公正な管理が確認され、報酬の公平性において体系的または重大な問題を示す根拠はありませんでした。
  • 2021年7月にAssurantの米国内の時給制従業員を対象に最低時給を15ドルに引き上げるため、複数の段階を含む取り組みを開始しました。
  • Assurantのグローバルな多様性、公平性、包摂性の社内教育プログラムおよび説明責任をさらに拡大し、多様な採用要件や無意識下における偏見をなくすための継続的なトレーニングを導入しました。
  • 2020年末時点で、Assurantの海外拠点を含む従業員の60%を女性が占め、米国従業員の52%が多様な人種や民族で構成され、経営委員会の33%が女性で、取締役会の50%が性別、人種、民族上の多様な人材で構成されていることが報告されました。
  • 新型コロナウイルス感染症の世界的な大流行の際には、従業員の安全を確保し、精神的、肉体的、経済的にも健康でいられるための支援措置を実施し、雇用の削減を行うことなく、世界21カ国で事業を継続しました。

社会に与える影響

  • 他の投資検討事項とのバランスを取りながらESGに関するトピックを議論し、責任ある投資の実践を促進するために、新たにAssurant Investment Committee(Assurant投資委員会)を設立しました。
  • 気候関連のシナリオ分析を完了し、Assurantのリスク管理、ガバナンス、および全体的な気候関連の考慮事項を説明するための気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の指標を拡充しました。
  • CDP年次気候変動レポートにおいて、3年連続で「B」スコアを獲得しました。2020年までに紙の年間消費量を約52.5トン削減し、過去10年間で、施設のエネルギー消費量を6,700万キロワット時の削減に成功しました。
  • サプライヤーの多様性と包摂性を強化する登録ポータルを提供し、認定済みの多様なサプライヤーとのビジネス機会を増やすことで、Assurantのサポートインフラおよびネットワークを強化しました。
  • コロナ禍においても例年通り、2020年にはAssurant Foundation( Assurant財団)からの助成金やマッチングギフトなどにより、世界で約1,700の慈善団体を支援、470万米ドル(約5億円)の寄付を行いました。
  • コロナ禍で家族が仕事や収入を失い、経済的困難に直面した従業員を支援するため、Assurant Cares Employee Support Fund( Assurant Cares従業員支援基金)を通じ110万米ドル(約1億2,000万円)以上を援助しました。
  • コロナ禍において、国内外の従業員の慈善活動やコミュニティ支援を促進し、2020年には従業員がボランティアに費やした時間が約17,300時間を記録しました。

お客様へのコミットメント

  • 新型コロナウイルス感染症が蔓延する中、12,000人以上の従業員がリモートで仕事ができるよう、直ちに環境を整え、Assurantの事業継続計画を発動し、パートナー企業への継続的なサポートを実現しました。
  • デジタル・ファースト・プラットフォームや堅牢なデジタル・セルフサービス・ツールを活用し、パートナー企業や消費者サポートにおける利便性や効率性を高め、顧客体験の向上に向けた投資を加速させました。消費者評価インフラを拡張し、リアルタイムでフィードバックの取得・分析を行い、全体的な顧客体験を向上させました。
  • 2020年に行った5件の買収を通じて、Assurantのパートナー企業と消費者の利益のために、コネクテッド・リビング事業とグローバル・オートモーティブ事業の継続的な拡充を図りました。また、Assurant Growth Investingを通じ、過去6年間で、当社の中核事業を補完または根底から変える21のポートフォリオ企業に1億米ドル(約1億1,000万円)以上を投資しました。

誠実さと倫理

  • ESG関連事項に関する取締役会の監督を強化し、人材育成、多様性、公平性、包摂性、サイバーセキュリティなどの関連する重要事項に関する経営陣への報告頻度を増加させました。
  • 2020年、情報技術に関するリスク管理を監督するため、取締役会に新たな情報技術委員会を設置しました。 
  • 210件の情報セキュリティ監査、938件の第三者ITベンダー評価、および、3回の情報セキュリティ演習の結果、2020年に重大な情報セキュリティ違反はありませんでした。
  • グローバルに採用している行動規範と倫理規定やサプライヤー向け行動規範を更新し、Assurantおよびそのサプライヤーに適用される当社の人権およびその他のESG関連事項へのコミットメントを強化しました。
  • 倫理、プライバシー、情報セキュリティに関する包括的かつ必須のトレーニングを展開し、国内外の従業員14,000人以上が受講しました。

2021年Assurant CSR報告書の全文と、ESG戦略な取り組みに関する詳しい情報は、http://socialresponsibility.assurant.com/(英語)でご覧いただけます。

Assurant(アシュラント)について
Assurant(NYSE:AIZ)は、革新的なハウジングとライフスタイルソリューションを提供するグローバル・プロバイダーです。グローバルな知見と絶えず変化する各地域の消費者ニーズの予測に基づき、世界の主要ブランドとのパートナーシップを通じて、最高の顧客体験に資する革新的なソリューションを提供します。世界21カ国で事業展開するフォーチュン500企業の1社であり、携帯端末ソリューション、延長サービス契約、車両保険サービス、葬儀保険、レンターズ保険、およびホームオーナーズ保険などを提供しています。また、当社が運営するAssurant Foundation (Assurant財団)は、地域社会の支援、発展、インクルージョン(一体性)を促し、将来のリーダー育成に貢献する慈善パートナーを支援することで、コミュニティーへの貢献を深めています。
詳しくは、弊社ウェブサイト(英語: https://www.assurant.com ) またはTwitter(英語: https://twitter.com/AssurantNews )をご覧ください。