DataGateway株式会社のプレスリリース
DataGateway株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:向縄 嘉律哉、以下「DataGateway」)は、日本マイクロソフト株式会社(本社: 東京都港区、以下 日本マイクロソフト)が開始する「Microsoft Enterprise Accelerator – Fintech/Insurtech」に参画します。
本プログラムの参画を機に、当社がこれまで培ってきたデータ分析、分散型ファイルシステム、ブロックチェーン技術などをフル活用し、金融業界において最新テクノロジーを活用したデジタルトランスフォーメーションを推進します。
Microsoft Enterprise Accelerator – Fintech/Insurtechについて
本プログラムでは、日本マイクロソフト社の支援を受けながら、金融業界のモード 2 (環境の変化に対応するため競争力強化に向けた変革) における提案力・デリバリー力の強化、既存業務の効率化およびシステムコスト削減、新たな収益源となる新サービスの創出や異業種との連携、オープンイノベーションといった事業変革を目指していきます。
DataGatewayは、日本マイクロソフトの分散化ID(DID)基盤を元に独自のDIDサービスを開発しており、サツドラホールディングスとのブロックチェーン技術を活用した決済システムの導入においても、金融機関との連携の際に活用予定です。
プログラムの詳細はこちら(https://aka.ms/MAFI)
DataGatewayの開発領域
DataGatewayは「IPFSとマルチブロックチェーンインフラを用いた分散型インターネットエコシステムとサービスプラットフォームの構築」をしています。
DataGatewayで開発を進めている分散型プラットフォーム「3Cloud」はP2Pプロトコルによって実現されたクラスター・コンピューティングのネットワークであり、認証されたアイデンティティの参加によって完全に動作するストレージ兼ネットワーク・プラットフォームを実現するものです。暗号化された安全で費用対効果の高いサービスであり、ブラウザ内で基盤となるIPFSやマルチブロックチェーンネットワークへのアクセスを提供します。クラウドサーバ上に複数のノードを構築して分散保管することで、1つのサーバが攻撃されたとしても情報が危険にさらされることはなく、データの改ざんも防ぎます。
3Cloudプラットフォームの活用例
- 分散型で安全なクラウドストレージ
- 分散型SNS
- デジタルアイデンティティとウォレットの分散化
- スマートシティに使われるデバイスのネットワーク構成
- 暗号化メッセンジャー など
DataGatewayが推進している3Cloudの事業実例
- 北海道で、サツドラホールディングスとの共同開発を進めている、ブロックチェーンを用いた新しい決済システムと、3Cloudを用いたデータ基盤システムを構築しています。
- 山口市では医療法人青藍会と協力し、IPFSとDIDを活用したプライベートメッセンジャーの実証を進めています。
DataGateway株式会社について
「先端技術を駆使してデジタル社会を実現する」というビジョンのもと、 AI・データサイエンス、ブロックチェーン技術、分散コンピューティング、分散IDを柱に事業開発を行っています。インド最大級のデータサイエンティストコミュニティ「bitgrit」を運営し、インドエンジニアの日本での就職を支援することに加え、世界屈指のIT国家として日本でも注目の高まりつつあるエストニアでR&Dチームを組織するなど、世界各国の拠点にて、グローバルに事業を展開しております。