FINOLAB FUND、初めての投資案件としてナッジ株式会社及びCrezit Holdings株式会社へ出資

株式会社FINOLABのプレスリリース

 株式会社FINOLAB(本社:東京都千代田区、代表取締役:伊藤 千恵、以下 FINOLAB)は、スタートアップの企業価値向上のために共闘するFINOLAB FUNDの初案件として、日本におけるチャレンジャーバンクを目指すナッジ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:沖田 貴史、以下ナッジ)、及びモバイルクレジットサービス「CREZIT」を提供するCrezit株式会社の親会社であるCrezit Holdings株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:矢部 寿明、以下Crezit)へ出資したことをお知らせいたします。

 ナッジは、「ひとりひとりのアクションで未来の金融体験を創る」というミッションのもと、2020年2月の設立以来、今春以降のライセンス取得とサービス開始を見据えて事業開発を進めています。FINOLABはナッジが目指す、金融機関として必要なセキュリティや信用を確保しつつ、多彩な人材が自律分散型のチームとして活躍する、という新しい価値観と行動様式を持つチャレンジャーバンクの実現を支援します。ビジネスコミュニティを通じてナッジの事業開発を支援することはもちろん、メンバーが”Work from Anywhere”というワークスタイルを重視しつつ、高い生産性で活動できるよう、インキュベーションセンターとしてのFINOLABも共に成長してまいります。

 Crezitは、「Optimize Credit, Unleash Potential./信用を最適化して、人の可能性を解き放つ。」というミッションのもと、2019年3月に設立されました。今春以降、これまで個人向けのモバイルクレジットサービス「CREZIT」の運営を行うことにより構築してきた基盤と知見を、Credit as a Service「X Crezit」として消費者信用事業(貸金・割賦販売等)へ参入したい事業法人に提供していく予定です。多種多様なサービスに金融機能を組み込むことで、新たな金融サービスの創出と発展に繋がっていくものと期待しており、FINOLABはFinTech領域の知見やネットワークを活用しCrezitの挑戦を支援します。

 FINOLAB FUNDは、技術革新と社会変化にともなう産業構造の再構築をとらえ、次世代を担うスタートアップを創業期からサポートし、成長軌道に乗せていくことに特化したファンドです。今回の出資を通じて、出資先二社の個別ニーズに応じたアクセラレーションを実施することで企業価値の向上を図るとともに、FinTechコミュニティの更なる活性化及び価値向上に貢献してまいります。

【ナッジについて】
■代表取締役社長 沖田氏コメント

ナッジ株式会社は、未来の金融体験を創るために、新たな価値観と行動様式をもつ自律分散型の金融機関を志向しています。
FINOLABは、柔軟な各種支援により、金融機関として必要なセキュリティとニューノーマル環境下の生産性・創造力の向上を手助けしてくれています。
資金面でも支援いただくことで、他の株主とのオープンイノベーションや新規サービスの開発を含め共闘体制のさらなる強化を期待しています。

参考:2021年2月16日 ナッジ社ニュースリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000073456.html

■会社概要
・設立:2020年2月
・事業概要:チャレンジャーバンク事業
・URL: http://www.nudge.works/

Crezitについて】
■代表取締役社長 矢部氏コメント

フィンテック領域は許認可や法規制、業界慣習等、難易度が高い事業領域です。FINOLABが有するフィンテック領域の専門性や知見は、Crezitが目指すCredit as a Serviceの拡大に大きく貢献して頂けると確信しております。共に「信用の最適化」というミッションに挑戦していきましょう!

参考:2021年2月9日 Crezit社ニュースリリース
https://corp.crezit.jp/news/20210209-funding

■会社概要
・設立:2020年7月(Crezit株式会社の設立は2019年3月)
・事業概要:消費者信用事業、金融事業
・URL: https://corp.crezit.jp/
・提供サービス:個人顧客向けのモバイルクレジットサービス「CREZIT」の運営、Credit as a Service「X Crezit」の展開

■FINOLAB FUNDについて
FINOLAB FUNDは、スタートアップの企業価値向上のために共闘する、シード~アーリーステージ向けのファンドです。
名称​:FINOLAB1号投資事業有限責任組合
運用期間​:10年間
運用総額​:5億円
GP(無限責任組合員)​:FINOLAB
LP(有限責任組合員)​:三菱地所 ISID
投資対象​:シード~アーリー期のスタートアップ
関連ニュースリリース:
FINOLAB、スタートアップの企業価値向上のために共闘する「FINOLAB FUND」を設立
~出資先毎に専門のアクセラレーションチームを組成し、バリューアップに伴走するファンド~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000049702.html

■株式会社 FINOLAB (フィノラボ)概要
所在地:東京都千代田区大手町 1-6-1
代表者:代表取締役 伊藤 千恵
設立:2019年7月11日
資本金:3億円(資本準備金を含む)
事業内容:新規事業/イノベーションのテーマパーク(オンライン&リアルの場)を創り、ビジネスに関する学び、発見、ワクワク感、共感できる人との出会い、SANDBOX(実験場)等を提供することにより、事業創出の課題を解決する。また、社会課題を解決する事業を次々に創出できる、次世代のビジネスエコシステム構築を目指す。
Webサイト(URL): https://finolab.co.jp/jp/index.html

■FINOLABコミュニティの概要
FINOLAB(The Fintech Center of Tokyo, FINOLAB)は、世界有数の国際金融センターである東京・大手町エリアを拠点とするFinTechのエコシステムの形成および新規ビジネス創出を目的とした会員制のコミュニティ&スペース。2016年2月に日本初のFinTech拠点として三菱地所株式会社、株式会社電通および株式会社電通国際情報サービスの協業により開設。2020年2月1日時点で、国内外の金融関連スタートアップ49社、事業法人15社が参画。
Webサイト(URL):https://finolab.tokyo/jp/
YouTube(URL):https://www.youtube.com/finolabchannel