JCB、スマートシティに関するグローバル・オープンイノベーション・プログラム「SmartCityX」に参画

JCBのプレスリリース

株式会社ジェーシービー(本社:東京都港区、代表取締役会長兼執行役員社長:浜川 一郎、以下 JCB)は、Scrum Ventures LLC(以下「スクラムベンチャーズ」)が主催するグローバル・オープンイノベーション・プログラム「SmartCityX」に参画します。
「SmartCityX」は、大企業と世界中のスタートアップが協働し、産業や技術の視点ではなく、生活者目線で価値の高いサービス及びアプリケーションを創出するグローバル・オープンイノベーション・プログラムです。当社はお客様一人ひとりのニーズにあったサービス実現に向け、本プログラム参加企業様との共創を行ってまいります。

■背景および目的
昨今、急速なデジタル化が進展するとともに、コロナ禍で人々の暮らしが変容しています。「Society 5.0(※1)」の実現により、地域や年齢等の格差なく、個々の多様なニーズへきめ細やかに対応したサービスを提供し、経済発展や社会的課題の解決に繋げていくことが求められています。

こうした中、当社は多様な生活シーンでの決済を可能とする『マイクロペイメント(少額決済)』や、IoTによって連携される様々なデバイス同士が自動で契約~決済までの処理を行う『M2M(Machine to Machine)決済』等の新たな決済ソリューション、デジタルで管理された個人の属性情報をオンラインで安全・安心に活用する『デジタルアイデンティティ基盤』等の実現により、経済発展や社会的課題の解決に貢献してきたいと考えています。

生活者目線で、これらを実現するためには、様々なパートナー様とのオープンイノベーションの取り組みと、実際の生活の場を想定した実証が不可欠であることから、新たな価値を生み出すイノベーションプラットフォームとしての「SmartCityX」のビジョンに賛同し、本プログラムに参画することといたしました。

■「SmartCityX」概要
●SmartCityX は、各業界をリードする大企業とともに、世界中の最先端のスタートアップと「未来のまち」を共創するグローバル・オープンイノベーション・プログラムです。デジタル化やコロナの社会変容を前向きな未来への変革の機会と捉え、産業や技術の視点ではなく、生活者目線で価値の高いサービス・アプリケーション共創し、社会課題の解決にとどまらず、より豊かで充実した暮らし、ウェルビーイングの実現に取り組みます。
●主催:スクラムベンチャーズ
●公式ウェブサイト:https://www.smartcity-x.com/

※1 Society5.0について
内閣府の第5期科学技術基本計画において、日本が目指すべき未来社会の姿として提唱されました。サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会課題の解決を両立する、人間中心の社会を指します。
内閣府HP https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/

 【株式会社ジェーシービーについて】
日本で唯一の国際カードブランドを運営する企業として、1961年に設立し、JCBカードを利用できる加盟店ネットワークを展開するとともに、アジアを中心に国内外のパートナー企業とJCBカードの発行を拡大しています。また、総合決済サービス企業の実現を目指し、お客様やパートナー企業(の皆様)の期待にお応えする様々な事業を展開しています。

【スクラムベンチャーズについて】
スクラムベンチャーズは、数多くのイノベーションが起こり続けるシリコンバレーと東京を拠点とし、新しい技術やサービスで世界を変えるアーリーステージのスタートアップに投資を実行しています。大企業のオープンイノベーションを支援するスタジオ事業では、各業界を代表する大企業パートナーと共に、アクセラレータープログラム、共同事業創造などを行っています。また大企業とスタートアップをつなぐオンラインプラットフォーム「Scrum Connect Online」も提供しています。スクラムベンチャーズは、日本企業と世界中のスタートアップとの新たな事業、価値創造をドライブします。

プレスリリースPDF版はこちら
https://prtimes.jp/a/?f=d11361-20210112-3890.pdf