早稲田大学専用ファンド初の投資先であるCoreTissue BioEngineering株式会社が、日本医療研究開発機構(AMED)の医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)の研究開発課題に採択

ウエルインベストメント株式会社のプレスリリース

ウエルインベストメント株式会社(以下、ウエルインベストメント)が運用する早稲田大学専用ファンド初の投資先企業である、CoreTissue BioEngineering株式会社(以下、CT社)が、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(以下、AMED)が実施する、令和2年度「医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE):第5回公募」(公募タイプ:ViCLE 実用化開発タイプ)に採択されたことをお知らせいたします。

CT社では、生体(ウシ)の腱を原材料として、独自の脱細胞化処理と滅菌処理を用い、標準治療である自家腱の移植に代えて、膝前十字靭帯再建術に使用する人工靭帯(医療機器)の国内外での製品化および商用生産開始を目指しています。今回、CT社がAMEDの本事業の採択を受けることにより、同社が開発する自家腱に置き換わる動物組織由来の革新的な医療機器の実用化がより加速されることになります。

CT社の概要

会社名  :CoreTissue BioEngineering株式会社(ヨミ:コアティッシュバイオエンジニアリング)
代表   :代表取締役社長 城倉 洋二(博士:生命医科学)
URL   :https://www.coretissue.com/
事業内容 :体内で自己組織化する生体由来の脱細胞組織を利用した「医療機器」の開発・販売

早稲田大学専用ファンドについて

『早稲田大学に関係するベンチャー企業』への出資を行い、早稲田の地からグローバルに成長するベンチャー企業を多数創出することを目的とし、学校法人早稲田大学(以下、早稲田大学)とウエルインベストメントとの2018年10月29日に締結された提携契約に基づき、同ファンドは組成されました。同ファンドの銘柄選定・運用・管理については、早稲田大学の提携ベンチャーキャピタルであるウエルインベストメントがGP(General Partner)を務めます。

同ファンドの支援対象となる『早稲田大学に関係するベンチャー企業』とは、早稲田大学が有する技術成果(知的財産)の事業化に取り組む企業、早稲田大学リサーチイノベーションセンターインキュベーション部門での支援を受けている企業、WASEDA-EDGEプログラムや早稲田大学ビジネススクール等のアントレプレナー教育を通じて設立に至った企業を含みます。

ウエルインベストメント株式会社について

1998年に早稲田大学アントレプレヌール研究会を母体として設立された、大学系としては我が国で最も業歴の長いベンチャーキャピタルです。社内で独自のリサーチ部門を擁し、技術・産業テーマごとに仮説を組み立てることで、早稲田大学に限らず、東京大学、京都大学、スタンフォード大学などの有望な研究シーズを早期に発掘し、今までに数多くの投資育成実績を有します。2018年10月30日に株式公開を行なったVALUENEX株式会社等、グローバルな成長を目指すベンチャー企業を支援しており、投資先の20社以上が既に株式公開しています。
 
会社名 :ウエルインベストメント株式会社
設立  :1998年6月
資本金 :資本金461百万円
社長  :瀧口 匡(Ph.D.、早稲田大学客員教授、日本ベンチャー学会理事)
所在地 :東京都新宿区喜久井町65番地
事業内容 :ベンチャーキャピタル及びそれに付随する支援業務
URL :http://www.weruinvest.com
関東財務局長(金商)第2585号
加入協会 :一般社団法人 日本投資顧問業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会