クラウドローン株式会社のプレスリリース
クラウドローン株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役：村田大輔）は、2020年1月にスタートした個人融資 x 銀行ローンDXプラットフォーム「クラウドローン」がサービスローンチから10カ月で依頼総額100億円を突破したことをお知らせします。
銀行目的別ローンの取り巻く環境
一般的に、マイカーの購入や資格や英会話の学費、美容整形や不妊治療など保険適用外の費用などの、クレジットカードの限度額を超える50万〜300万前後の支払いにおいては、ディーラーローンや提携ローンが優先して利用される傾向にあります。
特にマイカー購入においては、ディーラーローンよりも金利が3〜5%以上も低い銀行ローンのシェアは10%に留まります（ディーラーローンのシェアは90%）。
金利を中心に銀行ローンの方が競争力がありリスクが低いにも関わらず、ディーラーローンの方が資金調達の手段として利用される背景には、銀行ローンよりもディーラーローンの方が利用者にとって、身近な存在になっている点があります。
車購入の体験の中で信頼している第三者の立場としてディーラーからローンの勧誘があり、利用者は申込をするだけローンを利用することができるのです。
クラウドローンの概要
銀行ローンの現状を踏まえ、銀行ローンを使ったことがないひとでも使いやすいUI/UXを実現すれば銀行ローンの利用者は増えると考え、2020年1月にサービスをローンチしました。
『クラウドローン』（https://crowdloan.jp/）
ローン利用希望者が事前に情報を登録することで、条件に合った銀行ローンを、銀行側から提案する仕組みにより、従来、最適な銀行を探すのには数時間、数多くの金融機関を比較しようとすると長い人で数日かかっていましたが、クラウドローン3分程度のアンケートに答えることで、最適な銀行を探せるようになりました。
特に、銀行に馴染みのないミレ二アル世代でも銀行ローン利用の心理的負担にならないよう、必要最低限の情報登録とし、銀行ローンの心理的ハードルを下げる設計としました。
実績の詳細
スマホ操作を意識したUI/UXを設計と改修を繰り返し、マイカー購入者や教育費の資金調達について情報感度が高い方への認知も構築を行った結果、スタート10カ月の時点で、ユーザーからの累計依頼総額が100億円を突破しました。
関係する金融機関からも驚きの声を頂いており、すでに現在も数十の金融機関が参画についての調整を行っている状態です。
依頼総額100億円という数字は、クラウドローンに参画している銀行にとってインパクトを与える金額（※）であるとともに、「銀行ローンはよくわからないから使わない」と考えているローン利用希望者が潜在的に相当数いる仮説を検証できました。
ユーザーにとって圧倒的に探す作業が楽になるため、その点が高い集客力につながっています。
※クラウドローンがこの10カ月で集客した100億円の依頼総額は、地方銀行１行あたりのカードローンの年間実行金額と同水準、また、第二地方銀行のカードローン残高に匹敵します。
また、集客コストは、従来のアフィリエイトサイトの7分の1程度の水準となっています。
今後の展望
銀行ローンの利用コストを下げれば銀行ローンの申込が増えるといった仮説が検証されたため、クラウドローンでは次期モデルにおいて、さらに銀行ローンの利用コストを下げる予定です。
次期モデルにでは、銀行ローンの選択における、「銀行に申し込み、審査結果を待つ」ステップをよりスムーズに設計し、銀行ローン利用者の心理的ハードル、選択コストを大幅に引き下げます（2021年予定）。
（次期モデルに関しては、別途ご報告する予定です。）
さらに、ローン利用者の選択肢を増やす観点で、参画銀行も増やしていきます。銀行の選択肢が増えれば増えるほど、利用者にとってクラウドローンを利用する価値が高まるため、2020年度内には30行以上を予定しております。
引き続き、銀行ローンの選択コストを下げなめらかなUXを実現することで、銀行ローンの残高増強および銀行ローンのDXを推進し、利用者本位の信頼されるサービスを構築していきます。
■クラウドローン株式会社 会社概要
会社名 ：クラウドローン株式会社
代表者 ：代表取締役 村田 大輔
本社所在地 ：東京都新宿区西新宿8－1－2PMO西新宿6F
設立日 ：2018年7月5日
事業内容 ：ローンマッチングプラットフォーム「クラウドローン」運営
URL ：https://crowdloan.jp/（サービスサイト）
http://corp.crowdloan.jp/（コーポレートサイト）