不動産投資型クラウドファンディング「Crowd Realty(クラウドリアルティ )」が、BaaSプラットフォームの展開に向けて”soils”(ソイルズ)へプラットフォームをリブランディング

株式会社クラウドリアルティのプレスリリース

“P2P型の不動産投資型クラウドファンディングプラットフォーム”「Crowd Realty(クラウドリアルティ)」を運営する株式会社クラウドリアルティ(本社:東京都千代田区、代表取締役:鬼頭 武嗣、以下「クラウドリアルティ」)は、サービス開始から4周年を迎えるにあたり、2021年よりBaaSプラットフォームとして、これまで構築してきた金融システムや新たな金融機能のAPI公開を開始していくことを発表いたします。
これに伴い「Crowd Realty」のプラットフォームをリブランディングし、プラットフォーム名を”soils”(ソイルズ)に変更。コーポレートロゴも刷新いたします。

BaaSプラットフォームの展開とリブランディングの背景
これまでの資本市場には、世の中に無数にあるリスクマネーの調達需要に充分に応えられていないという課題がありました。そこで、クラウドリアルティは「全ての個人が自らの価値観に基づいて、自由に価値交換を行うことができる世界の実現」をコーポレート・ビジョンに掲げ、誰もがアクセスでき様々な事業活動・成長に大きなインパクトを与えられるような、新しい資本市場の創設に取り組んできました。
このような背景から、これまで不動産証券化とクラウドファンディングの仕組みを組み合わせ、小口で投資がしたい個人と、不動産に関わる資金を調達したい事業者を、P2P(Peer to Peer)でつなげて様々な金融機能・サービスを組み込んだフルスタックのプラットフォームを展開し、これにより資金調達が困難であった不動産関連プロジェクトの資金循環を活性化させ、不動産の新たな価値創造に取り組んできました。
クラウドリアルティが目指すのは、様々な価値を求める需要者と供給者が出会い、そこで実際に価値が交換される「市場」を提供することです。今回4年の節目を迎えるにあたって、企業として解決すべき課題や原点であるコーポレート・ビジョンに改めて立ち返り、新たな機能の提供やリブランディングを行うことにしました。

■BaaSとしての金融機能の提供について
当社は、今後、プライマリー市場の証券取引所機能や投資銀行機能をAPIによって提供するBaaS(Banking as a Service)プラットフォームを不動産業界だけでなく国内外の様々な業界に向け展開して参ります。
その第一弾として2021年春頃には、金融機関等の様々な事業者様がプライマリー市場でのシンジケーションを効率的に行えるよう、募集・売出しに係るシステムをAPI公開するほか、オークションによる条件決定機能など、様々な金融機能を順次API公開していく予定です。

なお、現行のP2P型の不動産投資型クラウドファンディングプラットフォームも、このBaaSプラットフォームを活用する形で継続して運営して参ります。

<プライマリー市場の証券取引所機能を担うプラットフォームを目指して>
オークションによる条件決定機能とは
資本市場は、新規発行する有価証券等が発行者と投資家の間で取引されるプライマリー市場と、発行済みの有価証券等が投資家同士で取引されるセカンダリー市場から構成されています。当社が今後新たにBaaSプラットフォームとして機能を提供していくのは、前者のプライマリー市場となります。
プライマリー市場では、全く新しい価値に対して価格等の取引条件が初めて決定されることになるため、公正かつ効率的な市場を形成するにはこの条件決定に先立って発行者および投資家双方のニーズを十分に把握することが不可欠です。

実際に、プライマリー市場では現在ブックビルディング方式や入札方式といった需要申告・条件決定方式が用いられていますが、アナログで必ずしも効率的とはいえない運用が行われているのが実情です。そこで、「soils」のBaaSプラットフォームでは、こうした需要申告・条件決定手法を完全にデジタル化するとともに、オークションに代表される市場メカニズムや条件決定機構を組み込んで参ります。

当社は、オンラインでの同質複数財のオークションによる需要申告・条件決定機能を備えた募集システムについて、現行のプラットフォームを提供し始めた直後の2017年1月に特許出願を行い、下記概要のとおり2020年1月に特許を取得致しました。
また、特許を取得した同システムは、現行の当社プラットフォームで取り扱ってきた第二項有価証券や金銭に限らず、電子記録移転権利等を含む第一項有価証券、不動産特定共同事業契約に基づく出資持分など、プライマリー市場における全ての財産的価値の交換を取り扱い対象としており、同システムにAPI接続することで様々な事業者様にこの機能をご利用頂けるようになります。

【特許概要】
特許番号:第6639531号
発明の名称:情報処理装置及びプログラム

■”Crowd Realty”から”soils”(ソイルズ)へ、プラットフォームをリブランディング
今回のBaaSプラットフォームの展開にあわせて、プラットフォームのネーミング、タグライン、サービスデザインなどリブランディングし、2021年春には新たなwebサイトのリリースも予定しております。

<新プラットフォーム名>

”soils”(ソイルズ)
soils(ソイルズ)は、共感に根ざした投資をしたい人と事業をはじめる資金を調達したい人を結ぶプラットフォーム。不動産からはじまったこのプラットフォームはまるで肥沃な「土壌」のように有機的に、投資者と起案者をつなげ、育て、次の未来を芽吹かせていく。
地層のような新たな金融エコシステムを構築し、未来の景色を変える様々なプロジェクトを支えていく想いが、“soils”(ソイルズ) というネーミングには込められています。

<新タグライン>
“Unite Possibilities”
可能性をつなぎ合わせ、次の未来をつくる。このプラットフォームに集まる全ての人は、それぞれが無限の可能性。そんな可能性同士が soils を通してさらにつながり、より大きな力へとなっていく。 “Unite Possibilities” というタグラインには、そのような考えが集約されています。

■soils Mission
投資をすること。事業を起こすこと。
それは今まで、限られた一部の人のものでした。

もしもすべての人が金融を通じて、もっと自由につながり
自分が生きる社会に良い変化をつくれたら。
未来の景色はもっと美しいものに変わるはず。

soilsは、共感に根ざした投資をしたい人と
事業をはじめる資金を調達したい人を結ぶプラットフォーム。

まだ出会うことのない可能性と可能性を、
土壌のように有機的につなぎ、育み、
次の未来を芽吹かせていきます。

新たなコーポレートロゴに込めた想い(コンセプト)
Crowd Realtyの頭文字である「C」と「R」を組み合わせた無限「∞」の形から、さらに輪になって広がっていくように。この先も続く安定感と透明性のある企業を目指し、Crowd Realtyが築いていく関係性を表現しています。
 

株式会社クラウドリアルティ
「クラウドリアルティ」のプラットフォームは、不動産証券化とクラウドファンディングの仕組みを組み合わせることで小口で投資がしたい個人と、不動産に関わる資金を調達したい事業者をP2P(Peer to Peer)でつなげる様々な金融機能・サービスを組み込んだプラットフォームです。
新しいプラットフォーム 『soils (ソイルズ)』では、この現行のP2Pプラットフォームに加え、プライマリー市場の証券取引所機能や、投資銀行機能をAPIによって提供するBaaS(Banking as a Service)プラットフォームを不動産だけでなく国内外の様々な業界向けに展開し、プライマリー市場の高度化を担って参ります。

クラウドリアルティは、「全ての個人が自らの価値観に基づいて、自由に価値交換を行うことができる世界の実現」をコーポレート・ビジョンとして掲げ、2014年12月に設立されました。今後、新しい証券プラットフォーム 『soils (ソイルズ)』を展開し、これによりサービスを拡充し更なる企業価値の向上に取り組んで参ります。

<会社概要>
社名:株式会社クラウドリアルティ
代表取締役:鬼頭 武嗣
所在地:東京都千代田区大手町一丁目6番1号 大手町ビル2階 FINOLAB
設立:2014年12月
URL:https://www.crowd-realty.com/(プラットフォーム)
https://corp.crowd-realty.com/(コーポレートサイト)
金融商品取引業者 関東財務局長(金商) 第2963号
宅地建物取引業者 東京都知事(2) 第98234号

*注意事項
株式会社クラウドリアルティが提供するプロジェクトは、お客様の出資金について元本保証をするものではなく、本事業の収益性、利益の配当や財産の分配も保証されたものではありません。
株式会社クラウドリアルティが提供するプロジェクトへの出資に際しては、当社サイトにおいて表示しております「匿名組合契約」「契約締結前交付書面」等の内容をご確認のうえ、お客様の知識、経験、資力、投資目的等に照らし合わせ、ご自身のご判断と責任においてご出資いただきますようお願い申し上げます。