心不全重症化予防の取り組み「ハートノート」™の普及推進への特別協力について

アフラック生命保険株式会社のプレスリリース

2020年12月1日

 アフラック生命保険株式会社(代表取締役社長:古出 眞敏)は、一般社団法人健康医療クロスイノベーションラボ※1(理事長:澤 芳樹 以下、XIL)と協業し、心不全の重症化予防の取り組みである「ハートノート」™の普及推進に特別協力することとなりましたので、お知らせいたします。

 「ハートノート」™とは、「大阪心不全地域医療連携の会※2」で発案された心不全に関する自己管理ツールです。本ツールは、心不全についてわかりやすく解説し、正しい知識をもてるよう作成されていることに加え、患者の方々が毎日の体重、脈拍、自覚症状に対して点数(心不全ポイント)を付け、自分の病状を評価することで、早期受診や緊急受診などの判断基準とすることができます。また、患者の方々がご自身の体調を積極的に把握することで、再入院を回避できると期待されています。

 当社は医療健康分野における企業間・組織間の垣根を超えた業種横断型の新しいイノベーションの実現を目指しており、循環器病のうち心疾患に関する社会的課題にも取り組むべく、今回の「ハートノート」™の普及推進に特別協力することになりました。

 今後、当社は本協業の一つとして、XIL及び公益財団法人田附興風会医学研究所北野病院と共同研究を実施することに加え、「ハートノート」™の普及推進を通じて、心不全など循環器病の予防による国民の健康寿命の延伸を図ることを目指します。

※1一般社団法人健康医療クロスイノベーションラボ (https://xilab.or.jp/
※2大阪心不全地域医療連携の会(https://oshefhp.wixsite.com/oshef

「ハートノート」™の概要

  • 「ハートノート」™とは、心不全についてわかりやすく解説している自己管理ツールで、心不全の症状や心不全治療の在宅生活での管理方法が記載されています。

  • 心不全再発防止のために「心不全ポイント自己管理用紙」を活用し、体重・血圧・脈拍や息切れなどの症状を記載し、心不全ポイントとして点数化することにより、緊急や急ぎの受診をすべきかどうかの判断を可能(セルフトリアージ機能)とするとともに、治療の経過が確認できます。
  • 一般社団法人健康医療クロスイノベーションラボは、心不全治療において、患者教育の標準化として「ハートノート」™、評価方法の標準化として「心不全ポイント自己管理用紙」などを活用し、地域の心不全患者がより安心に暮らせるプラットフォーム化を目指しています。