『長崎 Re-Branding Fund』を活用した取組み #01

株式会社ふくおかフィナンシャルグループのプレスリリース

株式会社ふくおかフィナンシャルグループ(取締役会長兼社長 柴戸 隆成、以下「FFG」)傘下のiBankマーケティング株式会社(代表取締役社長 永吉 健一、以下「iBank社」)は、地域総合商社事業において長崎の魅力をカタチにするための補助金制度「長崎 Re-Branding Fund」(以下「本ファンド」)を活用したブランディングサポートを実施しております。本ファンドは、FFGと十八銀行の経営統合記念事業の一環として、総額1,000万円を上限に、iBank社が提供するブランディングサポートに必要な費用の7割を長崎県内で事業を営む事業者の皆さまに資金補助する制度として十八親和銀行が新設し、2019年11月より取扱いを開始しました。

今回その第1号案件として、長崎県の事業者「合同会社MondoCERA HOLDINGS(以下「モンドセラ社」)」が開発した商品のネーミング、ロゴや商品パッケージのデザインなどのブランディングをサポートしましたので、その取組みについてご紹介します。なお、本商品は11月初旬にiBank社が運営するクラウドファンディングサイト「エンニチ FUNDING」にて販売を開始する予定です。

iBank社では今後も、オンラインストアやクラウドファンディングの運営等を通じた販路拡大、プロモーションに加え、商品開発やブランディングといったマーケティング活動全般におけるサポートを通じて地域経済の活性化に資する取組みを行ってまいります。
 

  • 長崎 Re-Branding Fundの概要

  • モンドセラ社が開発した新製品

商品概要
波佐見焼職人の手で生産された、ハンドドリップだけでなくコーヒーメーカーでも使用できるコーヒーフィルターです。簡単なお手入れで半永久的に使用でき、手軽に美味しいコーヒーが抽出できます。

  • 今回のブランディングサポートの内容

取組みの経緯
モンドセラ社では、新商品(コーヒーメーカー用セラミックフィルター)の開発にあたり、商品のブランディングと販路(売り方)を検討していました。そのような中、十八親和銀行とiBank社が協業してモンドセラ社へ「長崎 Re-Branding Fund」および「エンニチ FUNDING」を活用した商品販売をご提案。モンドセラ社は本ファンドおよびiBank社の提案内容に賛同し、本件取組みに至りました。なお、本件のデザインは長崎県内でデザイン事業を行っている「株式会社西海クリエイティブカンパニー」が担当しています。

取組み内容

 

  • 長崎Re-Branding Fundの活用事例

本ファンドは長崎で事業を営まれている事業者の方が、商品やサービスの“魅せ方”を考えたい、改善したいといったシーンで活用が可能です。
※ 新しく開発した商品・サービスは、iBank社が運営する「エンニチ」サービスへの出店を行って頂きます。
(取組み案件事例)*下記の様な案件を現在10件以上取組んでいます。
・パッケージデザイン
・ブランドコンセプト構築
・販路のデジタル化(HP制作やEコマースの活用)を進めるための素材制作(宣材写真等)

  • iBank社が実施するブランディングサポート

商品・サービスの新規開発や既存商品のリブランディング、新たな顧客の獲得といった地域の事業者の皆さまが抱えるマーケティング上の様々な課題に対し、『ブランディングサポート』メニューとして、①デザインサポート、②マーケティングサポートを提供いたします。

•デザインサポートでは出品者(予定者を含む)からの相談に基づき、iBank社が有するネットワークを活用してデザイナーをはじめとした様々なクリエイターをご紹介します。
•これらのクリエイターと出品者との間で打合せを行い、商品パッケージや広告宣伝物などの制作を行います。

•マーケティングサポートでは出品者(予定者を含む)からの相談に基づき、ワークショップ等を実施して商品のターゲットやコンセプトを再整理することでマーケティング戦略の立案をサポートします。
•上記ワークショップは、事業サポーターの株式会社電通九州と協業しながら実施します。