株式会社ふくおかフィナンシャルグループのプレスリリース
株式会社福岡銀行(取締役会長兼頭取 柴戸 隆成)は、クレジットエンジン株式会社(注1、以下「CE」)と協業し、2020年9月23日から、Fintechを活用した当行の中小企業・個人事業主のお客さま向けの新たな小口融資商品、オンラインレンディングサービス「フィンディ」(以下「本サービス」)の取扱を開始いたします。
本サービスは、決算書などの財務データではなく、入出金データなどに基づき与信判断を行い、スピーディな手続きを実現するサービスです。従来の中小企業や個人事業主の方の資金調達に関する課題(手続きにかかる時間や資料準備、来店の負担等)をデジタルの力で解決し、お客さまの資金調達環境の改善と多様化に寄与することを狙いとするものです。
2017年より取扱っている非対面融資商品、ふくぎんビジネスローン「ファストパス」(以下「ファストパス」)の運営で得られた知見を活かし、「ファストパス」をよりお客さまの利便性を高めた商品へと刷新いたしました(注2)。主な特徴は以下の通りです。
- 申込からご融資実行までオンライン完結銀行の営業時間に捉われず、Web上でいつでもお申込みができることに加え、契約までオンラインで行うことが可能です。それにより従来必要とされていた印鑑証明書や謄本のご準備も不要となります。
- ②AIによる審査でスピーディな手続き(最短即日融資)当行で構築したAI技術を活用した審査モデルにより、与信判断に要する時間を大幅に削減しスピーディなお手続きを可能にしております。これによりお客さまの急な資金のご入用にもお使いいただけるサービスとなっております。
- 1分でカンタン事前審査可能融資申込に関しての「借りれるかどうかわからない」といったお客さまのお悩みを解決すべく、サービスへの登録不要で事前審査を行い、ご融資可能額(参考)の提示をさせていただきます(注3)。
- 優れたUI/UX本サービスのWebシステムは、2017年度グッドデザイン賞を受賞しているLENDY(注4)を構築したCEと共同構築しており、お客さまには使い勝手の良いUI/UXを実感いただけます。
- 商品概要
- お手続きのイメージ
今後の展開として、クラウド会計ソフトや事業者向けプラットフォームを運営する企業様(以下「運営企業」)とのデータ連携により、運営企業のサービスを利用されているお客さまに対し、当行の口座不要で本サービスを提供することを想定しております。これによりお客さまは地理的制約、時間的制約に縛られずに資金調達を行うことが出来るようになり、運営企業は自社の顧客に対し本サービスを通じ金融サービスの提供が可能となります。
ふくおかフィナンシャルグループは、ブランドスローガンである「あなたのいちばんに。」のもと、アフターコロナをも見据えたデジタル技術を十分に活用した新たなサービスを創出し、お客さまの成長と地域経済発展に貢献する金融グループを目指してまいります。
(注1)クレジットエンジン株式会社
本社:東京都港区六本木7-3-24、代表取締役社長 内山 誓一郎
当社ホームページ:https://www.creditengine.jp/
(注2)「ファストパス」の取扱は終了し、以後本サービスに統一いたします。
(注3)実際のご融資に関しましては、改めてお客さまから頂く情報に基づいて審査を行います。
(注4)CEのグループ会社であるLENDY株式会社が提供するオンラインレンディングサービス。
(注5)株式会社ポラリファイの提供する『Polarify eKYC』サービスを採用しています。
本社:東京都港区西新端1-18-12、代表取締役社長 和田 友宏
当社ホームページ:https://www.polarify.co.jp/