【被保険者記号・番号の告知要求制限に対応】ショーケースのカンタンeKCYに保険証の自動マスキング機能を追加リリース!

株式会社ショーケースのプレスリリース

企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)化支援や、サイバーセキュリティのSaaSサービスを展開する株式会社ショーケース(東京都港区六本木、代表取締役社長:永田豊志、証券コード:3909、以下ショーケース)が開発・提供するオンライン本人確認/カンタンeKYCツール「ProTech ID Checker」(以下、本サービス)は、2020年10月1日の告知要求制限の規定に対応するため保険証の自動マスキング機能を2020年10月1日(木)にリリースいたします。

■機能追加に至る背景
医療保険の被保険証(以下、保険証)は、従来から様々な取引や届出等の場面において、本人確認等を目的として用いられてきました。

医療保険の被保険者等記号・番号が個人単位化されることに伴い、医療保険制度の適正かつ効率的な運営を図るための健康保険法等の一部を改正する法律(令和元年法律第9号。以下「改正法」という。)により、保険者番号及び被保険者等記号・番号は、個人情報保護の観点から、健康保険事業又はこれに関連する事務の遂行等の目的以外で告知を求めることを禁止する「告知要求制限」の規定が設けられました。

告知要求制限の規定は2020年10月1日から施行され、同日以降、原則として、本人確認等を目的として被保険者等記号・番号等の告知を求めることが禁止されることになります。

それに伴い、本サービスを導入している金融機関を中心としたお客様における、オンライン本人確認にも影響が出ることが予想され、追加開発を決めました。

本機能追加のローンチカスタマーとして、某クレジットカード会社での導入が既に決定しています。

■保険証の自動マスキング機能について
従来までは、リアルタイム性確認(生体判定・ライブネス判定)と保険証の撮影を行うことでオンライン本人確認を行っていました。

しかし、改正法により本人確認等を目的として被保険者等記号・番号等の告知を求めることが禁止されることとなり、従来のスキームでは保険証によるオンライン本人確認が行えなくなります。
 

今回の「保険証の自動マスキング機能」の追加リリースは、従来通りのスキームでの保険証によるオンライン本人確認を可能にしています。

これにより、金融機関、クレジットカード事業者、ファイナンスリース事業者などの犯罪収益移転防止法の特定事業者をはじめ、古物商や携帯電話関連事業者に対して、“なりすまし防止”などの安全性とスムーズな本人確認の利便性を継続して提供いたします。
 

「おもてなしテクノロジーで人を幸せに」をコアバリューに掲げるショーケースでは、カンタンeKYC「ProTech ID Checker」を通じて、セキュアなオンライン本人確認を実現することで、お客様とユーザ、社会の幸せに貢献して参ります。

【オンンライン本人確認/カンタンeKYCツール「ProTech ID Checker」】
マネー・ローンダリングやテロ資金供与防止を目的とした「犯罪収益移転防止法」に準拠したオンライン本人確認/eKYCツールです。2019年10月にサービス開始。
厳しい検証プロセスに基づいたネットワーク・セキュリティを有する金融機関にも導入され、高い安全性が保証されたサービスとして、金融業界をはじめ、個人情報登録を扱う企業に提供しています。

https://ekyc.showcase-tv.com/

・日経xTECH EXPO AWARD 2019 「セキュリティー賞」受賞
・改正後の「犯罪収益移転防止法」に対応
 第6条第1項第1号ホ(顧客などの本人特定事項の確認方法)
・特許出願中サービス
 出願番号:特願2019-079794
 発明名称:本人確認システム、オペレータ端末及び本人確認システムプログラム

【株式会社ショーケース 会社概要】
代表取締役社長:
 永田 豊志
所在地:
 東京都港区六本木1-9-9 六本木ファーストビル14F
設立:
 1996年2月1日
上場証券取引所:
 東京証券取引所 市場第一部
証券コード:
 3909
コーポレートサイト:
 https://www.showcase-tv.com/

コアバリュー :
 「おもてなしテクノロジーで人を幸せに」

私たちは人が感じる「不」を取り除き「幸せ」に導くお手伝いをしています。
そして、私たちの喜びは、人の期待を超え、感動や満足感を提供するしくみ=おもてなしテクノロジーで、幸せな人を増やしていくことです。