全国の児童館になわとびを寄贈 こくみん共済 coop が児童健全育成推進財団初めてのパートナーシップを締結

全国労働者共済生活協同組合連合会のプレスリリース

 こくみん共済 coop(全国労働者共済生活協同組合連合会、所在地:東京都渋谷区、代表理事理事長:廣田 政巳)は、子どもたちの健全な育成をめざして、一般財団法人児童健全育成推進財団(所在地:東京都渋谷区、理事長:鈴木 一光) と「パートナーシップ」を締結しました。

 本パートナーシップは、国の児童館ガイドラインに沿って「子どもが主体」というメッセージをともに啓発していくものであり、児童健全育成推進財団が結ぶ初めてのパートナーシップとなります。この度、活動の第一弾として、2020年8月に児童健全育成推進財団の会員児童館へなわとびを寄贈いたしました。
※こくみん共済 coop 公式サイトURL:https://www.zenrosai.coop/
※一般財団法人児童健全育成推進財団公式サイトURL: https://www.jidoukan.or.jp/

  • ​本パートナーシップについて

 こくみん共済 coop はこれまでにも、「こどもの成長応援プロジェクト」「7才の交通安全プロジェクト」として、児童健全育成推進財団を通じて全国の児童館などになわとび・長なわや横断旗を寄贈してきました。今回のパートナーシップの締結により、これまで以上に連携を深め、「子どもが主体」というメッセージを啓発し、「子どものすこやかな成長」という社会課題をともに解決することをめざしています。
 2020年8月、パートナーシップ締結後の初めての取り組みとして、児童健全育成推進財団の全国の会員児童館(2,639館)に対し、合計10,556本のなわとびを寄贈しました。時間と場所を選ばず、気軽に遊ぶことのできるなわとびの寄贈により、子どもたちの体力向上やコロナ禍における運動不足の解消が期待できます。

 

コロナ禍において「子どもの運動不足が不安」と半数以上の親が回答
 こくみん共済 coop は2020年6月に、20~69歳の男女を対象にアンケート調査を実施しました。調査の中で「昨今の新型コロナウイルス感染症の流行の社会情勢を受けて、ご自身のお子様について不安に思う事柄はありますか」という設問に対し、最も高いポイントだったのが「子どもの運動不足が不安」(52.8%)という回答でした。

【参考調査】
昨今の新型コロナウイルス感染症流行の社会情勢を受けて、ご自身のお子様について不安に思う事柄はありますか

 

  • 今後の取り組みについて

 児童健全育成に関する情報発信の一つとして、全国に200店舗以上あるこくみん共済 coop の共済ショップなどに「じどうかんBOOK」を設置し、児童館に関する啓発活動を推進していきます。
 今後もパートナーシップにもとづき、児童健全育成推進財団の全国の児童館・放課後児童クラブ・母親クラブなどに対する横断旗やなわとびの寄贈、子どものすこやかな成長を支えることを目的としたイベントの開催などを、ともに実施してまいります。

 

■こくみん共済 coop 

 こくみん共済 coop は保障の生協であり、協力団体や組合員をはじめとする多くの仲間とともに、共済の普及と社会課題の解決に取り組み、「みんなでたすけあい、豊かで安心できる社会づくり」をすすめています。これからも、「共済」を通じて人と人との「たすけあいの輪」をむすび、「安心のネットワーク」をひろげていきます。

・こくみん共済 coop が取り組む「こどもの成長応援プロジェクト」

 「こどもの成長応援プロジェクト」は、子どもたちがすこやかに育ち、たすけあいの気持ちを未来につないでいける環境をつくる取り組みです。
 現在、子どもたちの成長に関わる多くの社会課題の中で、「子どもたちの体力の二極化」として、部活動やスポーツクラブで運動をしている子/していない子の体力の差が広がってきていることが指摘されています。スポーツクラブや家族と遊ぶことで日常的に運動をしている子どもがいる一方で、1週間の運動時間が1時間に満たない子どももいます。
 こくみん共済 coop では「子どもの体力低下」に着目し、子どもたちの心身の健康のために、これまで全国の児童館などに20,356本のなわとび・長なわを寄贈してきました。2020年6月からは通年の取り組みとして、「こくみん共済こども保障タイプ」の加入1件につき1本のなわとび・長なわを全国に寄贈する取り組みを実施しています。
※こどもの成長応援プロジェクト公式サイトURL:https://www.zenrosai.coop/anshin/kenko


・こくみん共済 coop が取り組む「7才の交通安全プロジェクト」

 小学校にあがり行動範囲が広がる7才児は、大人よりも目線が低く、まだ充分に注意力が育まれていないために、他の年齢に比べて突出して交通事故に遭いやすいというデータがあります。
 こくみん共済 coop はこのデータに着目し、未来ある子どもたちを交通事故から守るために「7才の交通安全プロジェクト」に取り組んでいます。その一つとして、これまで全国の児童館などに194,181本のオリジナル横断旗を寄贈してきました。2020年6月からは通年の取り組みとして、「マイカー共済」見積もり1件につき1本の横断旗を全国に寄贈する取り組みを実施しています。
 また、2019年11月からは金沢大学との共同研究をスタートし、子どもたちの目線や行動から、安全を守るための具体的な分析と施策に取り組んでいます。
※7才の交通安全プロジェクト公式サイトURL:https://www.zenrosai.coop/anshin/7pj.html

■児童健全育成推進財団(FPSGC)

 児童健全育成推進財団は、子どもたちの健全な育成を図るため、地域で活動する児童館・放課後児童クラブ・母親クラブの活動を支援しています。子どもたちのすこやかな成長を支える遊びを児童館で提供することによって全国各地の子どもを育む環境を創ることに尽力しています。また、児童館スタッフの継続的な学びや人材育成の重要性を認識し、研修会等を実施しています。
※児童健全育成推進財団公式サイトURL:https://jidoukan.or.jp/ 
 

・児童館について
 18歳未満の子どもたちが、自由に無料で利用することができる施設です。各児童館では、専門職員(児童厚生員)によるさまざまなプログラムが実施され、遊びや運動をすることができます。児童福祉法で規定された児童福祉施設で、日本全国に4,500 以上の児童館があります。子どもたちの健全な成長を推進する活動を実施することで地域社会に貢献しています。
※児童館情報サイト「コドモネクスト」URL:https://www.kodomo-next.jp/