9月1日の防災の日に向け、「台風対策に関する意識調査」を実施 大型台風への対策として「準備しておいてよかったもの」ベスト3は「飲料水」、「懐中電灯」、「電池」

楽天インシュアランスプランニング株式会社のプレスリリース

楽天インシュアランスプランニング株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:酒井 将平)が運営する「楽天保険の総合窓口」は、9月1日の防災の日に向け、「台風対策に関する意識調査」をインターネットで実施しました。今回の調査は、千葉県に在住する20代から60代の男女1,023人を対象に行いました。

  • 大型台風への対策、「準備したもの」、「準備しておいてよかったもの」               どちらも上位ベスト3は「飲料水」、「懐中電灯」、「電池」という結果に

 どちらも上位ベスト3は「飲料水」、「懐中電灯」、「電池」という結果になりました。また、4位、5位も「缶詰、カップ麺などの常温保存できる食糧」、「スマートフォンなどのモバイルバッテリー」となり、「当面の食糧」と「停電や断水を見越した準備」が多かったことが伺えます。
 特に多く寄せられたのが、「品切れになっていて必要なものが買えなかった」という内容のコメントです。災害対策としての備蓄は、台風に限らず地震など他の原因で被災した際にも役立つものなので、台風接近の報道を見てから買い出しに行くのではなく、日頃から防災を意識した備蓄をしておくことが大切と考える方が多いようです。

「台風対策で準備したもの」に寄せられたコメント
・避難する時用の(濡れても構わない)スニーカーを準備しておくとよいかと思った。
・被害はありませんでしたが、簡易トイレや非常食を数日分用意しておけばよかった。
・台風の直前にまとめ買いをしている人が多く、水を買いたかったが、スーパーでは売り切れていて買えなかった。カップ麺やレトルト食品も品切れが多く、充分な量を買えなかった。日頃から買って常備しておくことが大切だと思った。
 

  • 台風襲来への不安、「停電」が大差をつけて1位 停電対策のポイントは「明かり」、「充電」、「食材管理」

 この質問項目では、「停電」が圧倒的に多い結果となりました。住居タイプ別に集計してみても、戸建てにお住まいの方の約74.2%、マンションにお住まいの方の約80.1%が、「停電を不安に感じる」と回答しています。また、今回の調査では、お住まいが戸建てかマンションかだけでなく、築年数についても回答を得ましたが、「停電」は新築でも築年数の古い住宅でも、すべてのケースで「不安に感じる」と回答した方が最も多い結果になりました。

停電になって困ったこと、こうしておけばよかったこと」寄せられたコメント
・停電が1週間におよび冷凍・冷蔵の食品を全て廃棄した。
・モバイルバッテリーは購入していてよかったと思う。また、ランタンの数をもっと多く買っておいた方がよいと思った。
・停電したので保冷剤をもっと買っておけばよかった。
 

  • 「断水」、「ガスが止まること」を最も不安に感じているのは20代の若い世代

 「台風が襲来すると聞いて、今どんなことを不安に感じますか?」の回答を年代別に集計すると、「断水」および「ガスが止まること」を不安に感じている割合が最も多いのは、20代という結果になりました。
 

  • 台風対策で行ったこと、上位は「強風対策」

 上位は「ベランダや玄関の外に置いていたものを室内に入れた」、「雨戸やシャッターを全て閉めた」、「物干し竿を外した」となり、強風に備える行動をとった方が多かったことがわかります。
 

  • 加入している火災保険の水災補償、3割以上の方が「わからない」と回答​

 台風や暴風雨等による洪水、高潮、土砂崩れ、落石等の被害を受けた場合、火災保険から補償を受けるためには建物と家財それぞれで水災補償に加入している必要があります。戸建てにお住まいの方の約41.8%の方が建物と家財どちらか、あるいは両方の水災補償に加入していたのに対し、マンションにお住まいの方で水災補償に加入していたのは約26.2%という結果になりました。また、戸建てにお住まいの方の約31.0%、マンションにお住まいの方の約39.1%が、水災補償に加入していたか「わからない」と回答しています。
 

 年代が若いほど「わからない」と回答した人の割合が高いという結果になりました。20代では64.5%、30代では49.1%の方が補償内容を把握できていないことがわかります。逆に、60代では「わからない」と答えた人はわずか17.4%となっており、補償内容を理解している方が多いということがわかりました。
 

  • 建物・家財の水災補償への加入は、年代の上昇とともに増加

 「建物も家財も水災補償に加入していた」と答えた人を年代別に集計してみると、20代ではわずか3.7%であったのに対し、60代では30.3%となっています。年代の上昇とともに加入していると答えた方が増加していることがわかります。

災害時の火災保険に関するコメント
・家の保険に加入していないので、加入した方が良いかなぁとは考えています。
・火災保険に水害も入っていたので、全てカバー出来たので、とても良かった。
 

  • ハザードマップを確認した方は12.1%

 
 お住まいの地域によって、洪水のリスクが高いのか、土砂崩れのリスクが高いのかなど、リスクの種類は異なるものですが、国土交通省が運営する「ハザードマップポータルサイト」などで自宅がどのような災害へのリスクが高いのかを調べることができます。前項の「2019年秋の大型台風上陸時、台風対策としてどのようなことを行いましたか?」の質問で、「ハザードマップを確認した」の問いに「はい」と回答した方はわずか12.1%という結果でした。調査結果からは、台風襲来時にハザードマップを確認する方は全体の1割強で、加入している火災保険の補償内容がわからないという方が3割以上という現状が明らかになりました。
 

  • 車両保険の加入率は75%以上

 
 台風によって自家用車が損傷を受けた場合、修理などにかかる費用を保険でカバーするには、任意の自動車保険の「車両保険」に加入している必要があります。自家用車を保有している方の75%以上が「車両保険に加入していた」と回答しています。

台風と車に関して寄せられたコメント
・万が一、物が飛んできた時の車への対策をやったほうが良いと思った。
・車を高台に移動させるべきだったと悔いた。
 

  • 災害時のリスクを確認し、備蓄品や火災保険の見直しを

 台風対策に関する意識調査アンケートの結果、対策として「準備したもの」、「準備しておいてよかったもの」どちらも上位ベスト3は同じ結果で、多くの方が「停電」に不安を感じていることがわかりました。
また、火災保険の水災補償の加入に関しては、3割以上の方が「加入していたかわからない」と回答しています。この機会にハザードマップ(※)等を参考に、ご自宅のリスクを確認してみてはいかがでしょうか。
 洪水や土砂災害のリスクが高ければ水災補償を付帯する、リスクが低ければ補償を外すなどを検討し、ご自宅に最適な補償を選びましょう。

(※)国土交通省「ハザードマップポータルサイト」:https://disaportal.gsi.go.jp/

【関連情報(「楽天保険の総合窓口」ウェブサイトより)】
・台風による冠水・浸水や土砂崩れで車が故障した、飛来物で傷ついた…。自動車保険(車両保険)で修理できるの?:https://www.rakuten-insurance.co.jp/car/column/car-typhoon.html
・自宅の台風被害は火災保険で補償されます!水災(水害)も補償範囲かどうか要チェック!:https://www.rakuten-insurance.co.jp/fire/column/fire-typhoon.html

【調査概要】
調査エリア:千葉県
調査対象者:20代~60代 男女
回答者数:1,023 名(男性:478 名、女性:545 名)
調査期間:2020年6月29日
調査実施機関:株式会社インテージ

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「楽天保険の総合窓口」保険の比較検討サイト:https://hoken.rakuten.co.jp/

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