リフィニティブ・ジャパンのプレスリリース
2020年7月14日
リフィニティブ・ジャパン株式会社
リフィニティブ、日本円LIBOR代替金利の配信を開始 日本円ターム物リスク・フリー・レートの参考値をEikonで確認可能に
世界有数の金融データ・プロバイダーであるリフィニティブの日本法人リフィニティブ・ジャパン株式会社(東京都港区、代表取締役社長:富田秀夫、以下:リフィニティブ)は本日、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の代替指標の一つとして株式会社QUICK(本社:東京都中央区、代表取締役社長:近藤勝義、以下「QUICK」)が算出中の日本円ターム物リスク・フリー・レートの「参考値」をリフィニティブが展開するオープンプラットフォームのEikon上で配信を始めたと発表しました。
LIBORは2021年末に廃止が見込まれており、リフィニティブはこうした状況を受けて、世界全体でLIBORの代替指標となるレート配信に取り組んでいます。日本においては、日本円OIS(翌日物金利スワップ取引)の市場データに基づいた日本円ターム物リスク・フリー・レートの参考値をQUICKが算出しており、このレートをリフィニティブのEikon上で確認することができます。
関係者が廃止に向けて事務体制などを整備するために用いる日本円ターム物リスク・フリー・レートの「参考値」(フェーズ1)は2020年5月から公表されており、実際の金融取引に用いられる「確定値」(フェーズ2)は2021年半ばから公表開始される予定です。
リフィニティブ・ジャパンの宗川雄視・市場開発担当部長は、次のように語りました。「日本円LIBORを含むLIBORの公表が2021年末以降は恒久的に停止する可能性が高まっています。LIBORからの円滑な移行を図るため、日本円ターム物リスク・フリー・レートの参考値が公表されることは非常に大きな意義があります。リフィニティブもこのデータの重要性を考慮し、弊社プラットフォームからもアクセスできるようにいたしました。」
Eikonについて
Eikon(アイコン)は強力かつ直感的に使用できるようにデザインされたソリューションです。信頼性の高いニュースやデータ、分析結果を提供することで、商品やデリバティブ(金融派生商品)、証券、債券、外国為替などを含む幅広い資産クラスのより確かな金融分析と投資判断を可能にします。オープンプラットフォームのEikonは金融専門家や金融企業のそれぞれのニーズに応じます。
リフィニティブについて
Refinitiv(リフィニティブ)は世界有数の金融市場データのプロバイダーで、約190カ国で4万社を超える企業・機関にサービスを提供しています。全世界をカバーするデータとインサイト、トレーディング・プラットフォーム、市場データ・インフラストラクチャー、オープン・テクノロジー・プラットフォームを通じて、世界の金融コミュニティを相互に結び付け、発展を支えます。それによりトレーディング、投資、ウェルスマネジメント、規制およびマーケットデータ管理、企業が抱えるリスク、金融犯罪追対策などの分野においてイノベーションをもたらす先駆者としての役割を果たしています。詳しくはウェブサイトをご参照ください。https://www.refinitiv.com/ja
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