FVCのプレスリリース
フューチャーベンチャーキャピタル株式会社(本社:京都市中京区、代表取締役社長:松本 直人、以下「FVC」)は、地域金融機関と取り組む「地方創生ファンド」、事業会社のオープンイノベーションを推進する「CVCファンド」などを中心に、現在41ファンドを運営しており、首都圏のみならず、全国各地のベンチャー・スタートアップ企業、250社超に投資実績がございます。
その中でも、ウィズコロナ、ポストコロナ時代に対応した、様々な取り組みを進めている各分野の投資先企業の取り組みの一部を紹介いたします。
◆ホームシェフのマッチング×飲食店料理人
【株式会社シェアダイン(東京都)】https://sharedine.me/
シェフのマッチングプラットフォーム「シェアダイン」は、自分に合う管理栄養士や調理師資格を持つ「食の専門家」を見つけることができる。それぞれのシェフが、子育てや生活習慣病など家族の食の悩みに合わせた食事を提供する。新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、大きな打撃を受けている飲食業に従事する料理人にも「シェアダイン」ですぐに活躍できる様、最短翌日から「出張シェフ」として働くことができる応援プログラムを提供。また、テレワーク等により、需要も急拡大中。
◆地域ミュージシャン×地域飲食店
【株式会社クレオフーガ(岡山)】https://creofuga.jp/
店舗BGMサービス「Audiostock store music (https://audiostock.store/)」は、飲食店などの店舗BGMとして音楽を配信するサービスを提供。「地域ごと」のプレイリストもあり、コロナ禍でライブ活動の場を失い、経済的打撃も大きな地域ミュージシャンの活用が進んでいる。そんな地域ミュージシャンを応援したい地域の飲食店が、店舗BGMやオンライン飲み会の演出音楽として利用が進む。県外移動を控えることが求められ、地域内に目線が向いているコロナ禍において、地域の活気に欠かせない飲食店と地域ミュージシャンのつながりを促進している。
※7月1日に社名が「株式会社オーディオストック」に変わります。
◆オーガニック野菜×サブスクリプション
【株式会社坂ノ途中(京都府)】https://www.on-the-slope.com/
環境負荷の小さい農業に取り組む新規就農者と提携し、野菜の宅配・販売事業を展開。契約農家からのオーガニック野菜の詰め合わせが届く定期便をお届けする。新型コロナウイルスの感染予防のため、外出を自粛してご自宅で料理を作る機会が増えたご家庭向けに、「おうちごはんの応援」として、今夏は送料のクール料金を坂ノ途中が負担することを発表。さらに、子どもたちと一緒に料理を楽しむためのオリジナルレシピや、坂ノ途中の野菜を使っていただいている飲食店のテイクアウトメニューの紹介ページを公開。「食」と「暮らし」を楽しんでいただけるよう、提案を続けている。
◆妊婦の心身のケア×オンライン診療
【ネクストイノベーション株式会社(大阪府)】https://nextinnovation-inc.co.jp/
診療から薬の配送までを⼀気通貫で提供するオンライン診察でピルを処方するサービス「スマルナ」を提供。助産師や薬剤師が生理や避妊の悩みをチャット形式で無料相談できる窓口も用意し、アプリは累計20万ダウンロードを突破。今後はユーザー同士で悩みを共有したりアドバイスがし合えるコミュニティ機能の追加を予定。
◆集中治療専門医×遠隔診断
【株式会社T-ICU(兵庫県)】https://www.t-icu.co.jp/
日本の病院は集中治療室があっても、集中治療専門医が常駐しているのは3割という問題に対して、「遠隔ICU」という、遠隔地からT-ICUの集中治療専門医が、現場の医師や看護師から提供された情報を基に24時間アドバイスを実施する、現場の医師や看護師の負担を軽減するシステムを提供。重篤なCOVID-19患者様に対応するため、「COVID-19プロジェクト」を展開。ポストコロナにおいても、地域医療をどう支えていくかという観点からも期待される。
◆予約受付システム×「密」回避
【レビガータ株式会社(岩手県)】https://www.laevigata.co.jp/
医療機関向けの予約・受付システム「ナビカル(https://navical.jp/)」を提供。病院の待合室での三密を避けることにつながるスマートフォンでの順番確認機能、患者へのメールでの順番呼び出し機能、再来予約機能、さらに、受付時間を短縮することにつながる電子カルテ連動機能等、多様な機能を備えている。新型コロナウイルス感染症による影響を受けている内科、耳鼻科等から多数の問い合わせを受けている。
◆離島ドローン×物資供給
【株式会社かもめや(香川県)】https://www.kamomeya-inc.com/
「瀬戸内の空から、離島の生活に革命を。」 陸・海・空ドローンによる、無人物流インフラの社会実装を目指す。離島では高度な医療を受けることは難しく、病院にかかり薬をもらうためには島を出なくてはならない。生活用品を買うにも、交通や物流に拘束される。離島に限らず、過疎地でも同様の問題を抱えている。移動制限、接触回避策が試行錯誤されるコロナ禍において注目される、ドローン無人物流。各自治体と共に実証実験を進めている。
◆VR×警備業界
【ミライズ株式会社(福島県)】http://merises.co.jp/
警備業界の法定教育研修にVR技術の活用を進め、中小規模の警備会社にとって負担が大きい費用面の軽減、資格を有する指導者不足による人材確保難の解消、指導の質の維持、データ化による効果の可視化を可能とするシステム開発に取り組んでいる。(※特許出願中)集合研修が不要となり、人との接触を避けられため、開発中の同システムへの警備会社からの問い合わせが急増している。
―――代表取締役社長 松本 直人コメント―――
「今こそ、進化のチャンス!全力で支援していきます。」
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止に向けて奮闘されておられる皆様、特に診察・治療にあたっておられる医療関係者の皆様に心からの敬意を表します。 医療関係者の皆様の負担軽減や、感染(接触)機会を減少させるサービス、在宅ワークのストレス軽減など、様々な知恵を絞り、行動を起こすことでQOL(Quality of Life)の改善に寄与するべく、日本中のベンチャー・スタートアップがコロナに立ち向かい奮闘しています。新しいスタイルの経済活動が確立しつつある中で、コロナに立ち向かうベンチャー・スタートアップの挑戦機会を、投資活動を加速させることで支援して参ります。合わせて、一日も早い感染拡大の終息を祈っております。
●フューチャーベンチャーキャピタル株式会社(FVC)について
京都に本社を置く独立系ベンチャーキャピタル。地域のベンチャー企業を支援するための「地方創生ファンド」と事業会社のオープンイノベーションを促進するための「CVCファンド」など、資金支援を通じた地域活性化に取り組んでいます。また、資金を投入するだけでなく、長期的な事業継続に向け、事業育成、人材育成、事業コンサルティングなどの支援を行っています。
商号 フューチャーベンチャーキャピタル株式会社
代表取締役社長 松本 直人
本社所在地 京都市中京区烏丸通錦小路上ル手洗水町659番地 烏丸中央ビル
証券コード 8462 JASDAQスタンダード
URL https://www.fvc.co.jp/