高知信用金庫のプレスリリース
「ジモッペイふるさと納税ポイント」の手数料 2027年4月全面改定
高知信用金庫(理事長・山﨑久留美)は、地域通貨ジモッペイで提供している「ジモッペイふるさと納税ポイント」について、自治体が寄附金を地域のためにより多く活用できる仕組みを目指し、2027年4月から手数料体系を全面改定します。
今回の改定では、「寄附金の60%以上を高知にのこす」ことを基本方針として手数料を見直し、ふるさと納税運営手数料を5.0%、システム基盤利用料を2.5%、合計7.5%(いずれも税別)に設定します。
「ジモッペイふるさと納税ポイント」は、2025年11月に高知県および県内全34市町村で取扱いを開始した、地域通貨を活用した体験型ふるさと納税です。寄附者は、返礼品として受け取ったポイントを高知県内の対象となる飲食店や宿泊施設、観光・体験施設などで利用できます。
当金庫は、地域金融機関であると同時に、地域の課題を地域とともに解決する「地域活性化機関」でありたいと考えています。ふるさと納税を「寄附を集め、返礼品を届ける仕組み」にとどめず、高知に財源を残し、高知を訪れていただき、地域で使っていただく仕組み創りにチャレンジし、ジモッペイを通じて、新しい体験型ふるさと納税をつくっていきます。
ふるさと納税は「いくら集めるか」から「いくら地域に残せるか」へ
ふるさと納税は、全国の自治体にとって地域づくりを支える重要な制度となっています。一方で、返礼品や寄附募集などに必要となる経費を抑え、寄附金をできるだけ地域のために活用することが、これまで以上に重要になっています。
国においても制度の見直しが進められており、寄附金から募集に要する費用を差し引いた「寄附金活用可能額」を確保する新たな基準が導入されます。2026年10月から段階的に基準を引き上げ、最終的には寄附額の60%以上を地域施策に活用できる制度へ移行する方向が示されています。
当金庫では、こうした制度変更への対応だけを目的とするのではなく、自治体が直面する「寄附金をできるだけ地域に残したい」という課題を先取りし、ジモッペイふるさと納税ポイントの手数料体系を見直すこととしました。
「高知に60%をのこす」新しい手数料体系
今回の改定は、自治体の負担を抑え、寄附金を地域の未来につながる施策により多く活用していただくための取り組みです。
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区分 |
料率(税別) |
税込 |
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ふるさと納税運営手数料 |
5.0% |
5.50% |
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システム基盤利用料 |
2.5% |
2.75% |
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合計 |
7.5% |
8.25% |
(表)2027年4月から適用する新たな手数料体系
システム基盤利用料には、ジモッペイポイントの発行・管理、アプリでの残高管理、加盟店での利用、精算等を支えるシステム基盤の利用を含みます。寄附額の30%以内をジモッペイふるさと納税ポイントとして返礼した場合、返礼ポイント30%と上記手数料8.25%を合わせて38.25%となります。その他の募集経費を含む総費用を40%以内に管理することで、寄附金の60%以上を自治体が地域のために活用できる仕組みを目指します。
返礼の30%も、高知で使われます
ジモッペイふるさと納税ポイントの特徴は、寄附金を地域に残すだけではありません。
返礼品として受け取ったポイントは、高知県内の対象となる飲食店、宿泊施設、レジャー・体験施設などで、1ポイント=1円として利用できます。つまり、寄附金の60%以上を地域施策へ。そして、返礼となる30%以内のポイントも、高知での宿泊・食事・観光・体験へ。
寄附によって生まれる地域の財源と、返礼によって生まれる地域での消費。その双方を高知につなげていくことが、ジモッペイふるさと納税ポイントの大きな特徴です。全国から寄せられた寄附を、自治体の財源として地域に残すとともに、地域のお店や事業者にも還元する。地域通貨を活用することで、ふるさと納税による地域経済への波及効果を高めていきます。
「高知を体験する」ふるさと納税へ
ジモッペイふるさと納税ポイントは、特定の商品を自宅へ届けるだけの返礼品ではありません。寄附者自身が高知を訪れ、泊まる。食べる。遊ぶ。体験する。そして、地域の人や店と出会う。こうした高知でのさまざまな体験に利用できるデジタルポイントを、ふるさと納税の返礼品として提供しています。
高知には、豊かな食文化や自然、歴史、アウトドア、地域に根ざした暮らしなど、実際に訪れることで初めて感じられる魅力があります。寄附をきっかけに高知を訪れ、地域の魅力を体験し、再び訪れたくなる。ふるさと納税を、一度きりの寄附で終わらせるのではなく、高知との新しい関係が始まる仕組みへと発展させたいと考えています。
地域通貨「ジモッペイ」とは
「ジモッペイ」は、高知信用金庫が提供する地域通貨です。スマートフォンアプリを通じて地域のお店などで利用でき、地域の消費やさまざまな地域活動をつなぐデジタル基盤として展開しています。
その機能の一つが「ジモッペイふるさと納税ポイント」です。
ジモッペイを通じてふるさと納税を行うと、自治体の返礼品としてジモッペイふるさと納税ポイントを受け取ることができ、地場産品基準を満たす商品・サービスを提供する対象店舗・施設で利用できます。ふるさと納税と地域通貨を組み合わせることで、全国から高知への寄附を、実際の地域消費や交流へとつなげていきます。
地域活性化機関として、高知の未来価値創造へ
当金庫は、「本業、地域貢献」を掲げ、高知の未来価値創造に持続的に貢献することを最重要テーマとして取り組んでいます。目指しているのは、地域金融機関としての金融機能、地域事業者とのネットワーク、自治体との連携、そして地域通貨ジモッペイというデジタル基盤を活用し、「地域にお金を循環させ、人を呼び、地域で使ってもらう」仕組みをつくることです。
寄附する。高知に来る。地域で使う。高知を好きになる。そして、また高知を訪れる。
この循環を生み出すことが、当金庫が地域活性化機関として、ふるさと納税に取り組む意義であると考えています。当金庫はこれからも、地域が抱える課題を先取りし、金融・デジタル・地域連携の力を組み合わせながら、高知の持続的な発展につながる仕組みづくりに取り組んでまいります。
