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~「勉強の秋」、子どもの新しい学びに関する実態調査~子どもの「やってみたい」と、親の「始める予定」にギャップ

株式会社miraiiのプレスリリース

新しい学びを始める予定がない家庭でも、73.1%の子どもに「やってみたい・学んでみたいこと」が存在。家計負担を感じる家庭の82.7%が、費用を理由に子どもの学びの変更・見送りを「経験または検討」。

秋は「勉強の秋」「スポーツの秋」などとも言われ、子どもにとって新しい学びや体験に触れるきっかけの多い季節です。一方、習い事や学校外での学びの選択肢が広がる中、子ども自身が「やってみたい」と思うことと、保護者が実際に始めさせたい・始められることには、どのような違いがあるのでしょうか。

子どもの未来を応援するサービスを展開する株式会社miraiiは、小学生の子どもを持つ保護者とその子ども100組を対象に、「『勉強の秋』子どもの新しい学び」に関する実態調査を実施しました。

調査の結果、子どもがこの秋から新しくやってみたい・学んでみたいことの第1位は「科学・ものづくりなどを体験すること」で33.0%となりました。また、86.0%の子どもが「特にない」以外の選択肢を1つ以上選んでおり、多くの子どもが何らかの新しい学びや体験に関心を持っていることが分かりました。

その一方で、保護者の52.0%は、この秋から子どもに新しい習い事や学習、体験などを「今のところ始める予定はない」と回答。さらに、この「始める予定はない」と回答した家庭に限って見ても、73.1%の子どもには何らかの「やってみたい・学んでみたいこと」があることが分かりました。

また、81.0%の保護者が、新しい習い事や学びを増やすことを「家計の負担になる」と回答しました。費用を理由に、子どもが希望する学びについて別の選択肢を勧めたり、始めることを見送った経験がある家庭は38.0%、実際には変更・見送りをしなかったものの検討した家庭まで含めると73.0%に上りました。

本調査では、秋をきっかけとした子どもの新しい学びへの関心や保護者の意識、家計負担の実態を明らかにするとともに、子どもの「やってみたい」を実際の学びにつなげるために、家庭や社会にどのような機会が求められているのかについて考察します。

<調査概要>

◉調査対象:小学生の子どもを持つ保護者とその子ども 100組
◉調査形式:WEBアンケート調査
◉調査時期:2026年9月16日~2026年9月24日
◉単一回答設問の構成比は小数点以下第2位を四捨五入し、合計が100.0%となるよう最大剰余方式により調整しています。
◉複数回答設問は、各選択肢の回答数を全回答者100名で除して算出しているため、回答割合の合計は100%を超えます。

【問01】この秋、子どもに新しい学びを始めさせたい家庭は42.0%。一方、52.0%は「今のところ始める予定はない」。

今年の秋(9月~11月頃)をきっかけに、子どもに新しい習い事や学習、体験などを始めさせたい、またはすでに始めたか聞いたところ、「すでに新しく始めた」10.0%、「これから始める予定がある」9.0%、「始めたいと考えているが、まだ具体的には決めていない」23.0%となり、合わせて42.0%が新しい学びに前向きであることが分かりました。一方、「今のところ始める予定はない」は52.0%、「分からない」は6.0%となりました。

「勉強の秋」といわれる時期であっても、新しい学びを具体的に始める・検討している家庭は半数に満たないことが分かりました。

【問02】子どもがこの秋やってみたいこと、第1位は「科学・ものづくり」33.0%。英語23.0%、スポーツ22.0%が続く。

この秋から新しくやってみたい・学んでみたいものを子どもに聞いたところ、最も多かったのは「科学・ものづくりなどを体験すること」33.0%、次いで「英語・外国語」23.0%、「スポーツ」「本を読んだり、文章を書いたりすること」がそれぞれ22.0%、「いろいろな仕事を知ったり、体験すること」21.0%、「プログラミング・IT」20.0%となりました。また、86.0%の子どもが「特にない」以外の選択肢を1つ以上選択していました。

語学やスポーツといった従来の習い事に加え、科学・ものづくりや仕事体験、ITなど、子どもの興味が多様な学びへ広がっていることがうかがえます。

【問03】子どもが新しく学びたい理由、第1位は「好き・興味があるから」47.0%。「好き」「楽しそう」といった“今の興味”が学びの入口に。

新しくやってみたい・学んでみたいと思う理由を子どもに聞いたところ、最も多かったのは「自分が好きなこと・興味があることだから」47.0%、次いで「楽しそうだから」44.0%となりました。そのほか、「将来やってみたいことや夢につながりそうだから」「得意なことをもっと伸ばしたいから」がそれぞれ18.0%、「できないこと・苦手なことができるようになりたいから」が17.0%と続きました。

将来への備えや苦手克服以上に、「好き」「興味がある」「楽しそう」といった子ども自身の好奇心が、新しい学びに踏み出す大きなきっかけになっていることがうかがえます。

【問04】保護者が子どもに始めさせたい学び、第1位も「科学・ものづくり」20.0%。一方、33.0%は「特にない」。

今年の秋から子どもに新しく始めさせたい、またはすでに始めたものを保護者に聞いたところ、最も多かったのは「科学・ものづくりなどの体験学習」20.0%、次いで「英会話・外国語」17.0%、「スポーツ」16.0%、「読書・作文などの自主学習」14.0%、「職業体験・仕事について学ぶ機会」「金融教育・お金について学ぶ機会」がそれぞれ12.0%となりました。一方、「特にない」は33.0%でした。

保護者側でも学校の勉強に限らない多様な学びへの関心が見られる一方、3人に1人はこの秋、新たに始めさせたい学びが「特にない」と回答しています。

【問05】保護者が新しい学びを始めさせる理由、「特に理由はない」が26.0%。一方、「子ども本人がやりたいと言ったから」も24.0%。

子どもに新しい学びを始めさせたい・始めた理由を聞いたところ、最も多かったのは「特に理由はない」26.0%、次いで「子ども本人がやりたいと言ったから」24.0%となりました。また、「子どもの好きなこと・興味を広げてほしいから」「将来の選択肢を広げてほしいから」がそれぞれ22.0%、「将来の夢や進路につながる経験をしてほしいから」18.0%、「自分で考えたり判断したりする力を身につけてほしいから」17.0%と続きました。

明確な理由を持たない保護者も一定数いる一方、子ども本人の意思や興味、将来の選択肢を広げることを重視して、新しい学びを選ぶ保護者も多いことがうかがえます。

【問06】新しい学びへの追加支出意向、最多は「月5,000円~9,999円」44.0%。9.0%は「追加の支出は難しい」。

この秋から子どもに新しい学びや習い事を始める場合、1カ月あたり追加でいくらまでなら家計から支出してもよいと思うか聞いたところ、最も多かったのは「5,000円~9,999円」44.0%、次いで「3,000円~4,999円」20.0%、「10,000円~14,999円」12.0%、「3,000円未満」10.0%となりました。一方、「追加の支出は難しい」と回答した家庭も9.0%でした。

新しい学びに費用をかける意向はあるものの、多くの家庭では月々の追加支出に一定の上限を設けながら検討していることがうかがえます。

【問07】81.0%が、新しい習い事や学びを増やすことを「家計の負担」と回答。

子どもに新しい習い事や学びを増やすことが、家庭の家計にとってどの程度負担になると感じるか聞いたところ、「とても負担になる」17.0%、「やや負担になる」64.0%となり、合わせて81.0%が「負担になる」と回答しました。一方、「あまり負担にならない」は17.0%、「全く負担にならない」は1.0%、「分からない」は1.0%でした。

新しい学びを増やすことに対し、約8割の家庭が家計への負担を感じており、子どもの学びを考えるうえで費用が大きな要素となっていることが分かりました。

【問08】38.0%が、費用を理由に子どもの「やりたい」を変更・見送りした経験あり。検討まで含めると73.0%。

これまでに、子どもがやりたいと言った習い事や学びについて、費用を理由に別の選択肢を勧めたり、始めることを見送った経験があるか聞いたところ、「1~2回程度ある」30.0%、「何度もある」8.0%となり、合わせて38.0%が実際に変更・見送りをした経験があると回答しました。さらに、「検討したことはあるが、実際には変更・見送りしていない」も35.0%となり、合わせて73.0%が費用を理由に変更・見送りを経験、または検討したことが分かりました。

子どもが「やりたい」と希望した学びであっても、費用が実際の選択を左右する家庭が少なくないことが明らかになりました。

【問09】費用が高いとき、52.0%が「より安い同種の習い事・サービス」を探す。36.0%は無料・低価格の体験機会へ。

子どもが希望する学びや習い事の費用が高いと感じた場合、どのような対応をすることがあるか聞いたところ、最も多かったのは「より費用の安い同種の習い事・サービスを探す」52.0%、次いで「無料・低価格のイベントや体験機会を探す」36.0%、「子どもに費用について説明し、一緒に考える」32.0%、「現在の別の習い事をやめて費用を捻出する」28.0%となりました。

費用が高い場合でも学びそのものを諦めるのではなく、より安価な選択肢や無料の体験機会を探すことで、子どもの「やりたい」を実現しようとする家庭の姿がうかがえます。

【問10】学校外の学びで身につけてほしいもの、第1位は「自分で考え、判断する力」82.0%。

学校の授業以外の学びや体験を通じて、子どもに身につけてほしいことを聞いたところ、最も多かったのは「自分で考え、判断する力」82.0%、次いで「コミュニケーション力」63.0%、「自分の好きなこと・興味を見つける力」61.0%、「自分の得意なことを知り、伸ばす力」59.0%、「新しいことに挑戦する力」49.0%となりました。一方、「学校の勉強に役立つ学力」は24.0%でした。

保護者が学校外の学びに期待しているのは学力向上だけではなく、子ども自身が考え、自分の興味や得意を見つけていくための力であることがうかがえます。

【問11】もっと増えてほしい学び、第1位は「実際の仕事を体験できる機会」51.0%。金融教育へのニーズも上位に。

今後、子どもの学びや可能性を広げるために、もっと増えてほしいと思う機会を聞いたところ、最も多かったのは「実際の仕事を体験できる機会」51.0%、次いで「お金の使い方や貯蓄について学ぶ機会」47.0%、「無料または低価格で参加できる学習・体験機会」45.0%、「英語やプログラミングなどを学ぶ機会」35.0%、「投資・資産形成について学ぶ機会」34.0%、「地域企業やさまざまな仕事について知る機会」33.0%となりました。

仕事体験や金融教育など、学校の授業だけでは触れる機会の限られる“実社会とつながる学び”へのニーズが高いことがうかがえます。

【分析】子どもの「やってみたい」は、実際の“学び”につながっている?

本調査では、子ども自身の「やってみたい・学んでみたいこと」と、保護者の「始めさせたいこと」や実際に新しい学びを始める予定、さらに家計負担との関係についてクロス分析を行いました。

調査では、86.0%の子どもが何らかの新しい学び・体験に関心を示す一方、保護者の52.0%は、この秋に新しい学びを「今のところ始める予定はない」と回答しています。また、新しい習い事や学びを増やすことについて、81.0%の保護者が家計の「負担になる」と回答しました。

そこで、ここからは「子どもの“やってみたい”と、実際の学びの間にはどのようなギャップがあるのか」という視点から、親子の意識差や家計負担との関係をクロス分析します。

【分析①】「新しい学びを始める予定はない」家庭でも、73.1%の子どもには“やってみたいこと”がある。

「問01:この秋から新しい習い事や学習、体験などを始めさせたいか」と「問02:子どもがこの秋から新しくやってみたい・学んでみたいもの」をクロス集計したところ、問01で「今のところ始める予定はない」と回答した52家庭のうち、73.1%(38家庭)の子どもが、何らかの「やってみたい・学んでみたいこと」を選択していました。

保護者側には新しい学びを始める予定がなくても、子ども自身には「やってみたい」が存在する家庭が7割を超えており、子どもの興味・関心と、家庭で実際に新しい学びを始めることの間にギャップがあることが分かりました。

【分析②】家計負担を感じる家庭の82.7%が、費用を理由に子どもの学びの変更・見送りを「経験または検討」。

「問07:新しい習い事や学びを増やすことによる家計負担」と「問08:費用を理由に、別の選択肢を勧めたり、始めることを見送った経験」をクロス集計したところ、「とても負担になる」「やや負担になる」と回答した81家庭のうち、82.7%(67家庭)が、費用を理由に子どもの学びの変更・見送りを経験、または検討したことがあると回答しました。内訳を見ると、44.4%が実際に変更・見送りを経験し、38.3%が「検討したことはあるが、実際には変更・見送りしていない」と回答しています。

家計への負担を感じる家庭では、費用を理由に子どもの学びの変更・見送りを経験・検討している割合も高いことが分かりました。

【分析③】子どもが「科学・ものづくりをやりたい」家庭でも、親が「始めさせたい」と考えているのは27.3%。

「問02:子どもがこの秋から新しくやってみたい・学んでみたいもの」と「問04:保護者がこの秋から子どもに新しく始めさせたい、またはすでに始めたもの」をクロス集計したところ、子どもが「科学・ものづくりなどを体験すること」を選択した33家庭のうち、保護者も「科学・ものづくりなどの体験学習」を選択した家庭は27.3%(9家庭)でした。

また、「いろいろな仕事を知ったり、体験すること」を希望した子どもがいる21家庭のうち、保護者も「職業体験・仕事について学ぶ機会」を選択したのは23.8%(5家庭)、「プログラミング・IT」を希望した子どもがいる20家庭のうち、保護者も同様の学びを選択したのは40.0%(8家庭)でした。

子ども自身が興味を持っている学びと、保護者が始めさせたい・すでに始めた学びは、必ずしも一致していないことが分かりました。

調査まとめ

今回の調査では、多くの子どもが新しい学びや体験に興味を持っている一方で、子どもの「やってみたい」と、保護者が実際に新しい学びを始めさせることの間にギャップがある実態が明らかになりました。

86.0%の子どもが、この秋から新しくやってみたい・学んでみたいものについて「特にない」以外の何らかの選択肢を回答しました。中でも、「科学・ものづくりなどを体験すること」が33.0%で第1位となっています。また、新しく学びたい理由では、「自分が好きなこと・興味があることだから」47.0%、「楽しそうだから」44.0%が上位となり、子ども自身の「好き」「興味」「楽しそう」といった気持ちが、新しい学びへの入口になっていることがうかがえます。

一方、保護者の52.0%は、この秋に新しい習い事や学習、体験などを「今のところ始める予定はない」と回答しました。さらに両者をクロス分析すると、「始める予定はない」と回答した52家庭でも、73.1%の子どもには何らかの「やってみたい・学んでみたいこと」があることが分かりました。

また、子どもが「科学・ものづくりなどを体験すること」を希望した33家庭のうち、保護者も「科学・ものづくりなどの体験学習」を選択した家庭は27.3%でした。「いろいろな仕事を知ったり、体験すること」では23.8%、「プログラミング・IT」では40.0%となっており、子ども自身が興味を持っている学びと、保護者が始めさせたい・すでに始めた学びは、必ずしも一致していないことも分かりました。

こうした子どもの「やってみたい」と実際の学びの間にある要素の一つとして、家計負担も見えてきました。81.0%の保護者が、新しい習い事や学びを増やすことを家計の「負担になる」と回答しています。さらに、家計負担を感じている81家庭に限って見ると、82.7%が、費用を理由に子どもの学びの変更・見送りを経験、または検討していました。

一方、子どもが希望する学びの費用が高い場合には、52.0%が「より費用の安い同種の習い事・サービスを探す」、36.0%が「無料・低価格のイベントや体験機会を探す」と回答しています。また、新しい学びに追加で支出できる金額では「月5,000円~9,999円」が44.0%で最も多く、家庭ごとの予算の中で、子どもの「やってみたい」を実現する方法を探している様子もうかがえます。

保護者が学校外の学びを通じて子どもに身につけてほしいものでは、「自分で考え、判断する力」が82.0%で第1位となり、「自分の好きなこと・興味を見つける力」61.0%、「自分の得意なことを知り、伸ばす力」59.0%が続きました。また、今後もっと増えてほしい学びとしては、「実際の仕事を体験できる機会」51.0%、「お金の使い方や貯蓄について学ぶ機会」47.0%、「無料または低価格で参加できる学習・体験機会」45.0%が上位となっています。

「勉強の秋」といわれる季節、多くの子どもたちには、新しいことを「やってみたい」「学んでみたい」という気持ちがあります。しかし、本調査からは、その興味が必ずしも実際の学びにつながっているわけではなく、保護者との意識の違いや家計負担など、家庭で新しい学びを選択するうえでさまざまな要素があることがうかがえました。

子どもの「やってみたい」を見つけるだけではなく、その気持ちを実際の体験や学びへとつなげていくこと。そのためには、子どもの興味に合わせた多様な学びに加え、無料・低価格で参加できる体験など、家庭にとって選択しやすい学びの機会を増やしていくことも重要なのではないでしょうか。

株式会社miraiiでは、子どもたちがさまざまな仕事や社会と出会い、自分自身の興味や可能性を広げられる学びの機会を提供しています。

これからも、子ども一人ひとりの「好き」「やってみたい」を学びや将来の選択肢につなげられる社会の実現に向け、企業や地域などと連携しながら、子どもたちの可能性を広げる体験・学習機会を創出してまいります。

会社概要

会社名:株式会社miraii

設立:2018年11月22日

代表者:代表取締役 福田紘也

所在地:東京都中央区八丁堀3-4-12 Emute kyobashi 101号

公式サイト:https://miraii.co.jp

事業内容:キャリア共創エコシステム「みらいいパーク X」の開発・運営

     インタラクティブ教育プラットフォーム「みらいいパーク」の開発・運営

     非営利型オンライン教室「みらいいアカデミア」の開発・運営

     お金と子育てのWebアプリ「みらいいコンシェル」の開発・運営

     次世代教育メディア「みらいいメディア」の開発・運営

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