ソニーフィナンシャルグループ株式会社のプレスリリース
ソニーフィナンシャルグループ株式会社(代表執行役 社長 CEO:遠藤 俊英、本社:東京都千代田区)は、「感動寿命」「健康寿命」「資産寿命」の3つの寿命の充足を通じて人々の豊かな人生を支えることを目指しています。その実現に向け、金融サービスに加え、人がより良い状態で挑戦し続けられる環境づくりを支援する非金融領域での価値創出にも取り組んでいます。
その一環として、ソニー株式会社(以下、ソニー)のハプティクス技術(触覚提示技術)を活用したパフォーマンス・コンディショニングサービス「NOUS ARE™」(読み:ノウスアレ)の開発を進めています。「NOUS ARE™」は、これから臨む場面に合わせて、自分に必要な状態を選び、切り替える「本番前の状態設計」を提案しています。これまでのアスリートやアーティスト領域に加え、新たにオフィス向けの取り組みも開始し、さまざまな領域における活用可能性の検証を加速します。
背景:
スポーツの試合、ライブや舞台、商談。本番で実力を発揮できるかどうかは、積み重ねてきた技術や経験だけでなく、その直前の「状態」にも大きく左右されます。重要な場面に臨むアスリート、アーティスト、ビジネスパーソンにとって、「本番前に、自分の状態をどうつくるか」は、共通する大きなテーマです。
しかし、その「状態づくり」は、これまで多くの場合、本人の気合いや感覚、ルーティンに委ねられてきました。力を発揮しやすい状態は、人によっても、また場面によっても異なります。単にリラックスすればよいわけでも、気持ちを高めればよいわけでもありません。
「NOUS ARE™」は、「その時の自分に必要な状態を、自ら選び、切り替える」という発想から生まれた、本番前のパフォーマンス・コンディショニングサービスです。
「NOUS ARE™」とは:音を”身体で感じる”ことで、必要な状態をつくる
「NOUS ARE™」は、ソニー株式会社(以下、ソニー)が長年培ってきたハプティクス技術を基に、東京大学大学院 情報理工学系研究科(次世代知能科学研究センター) 大黒達也准教授の技術指導と、ソニー内での研究活動を通じて開発を進めてきた、”音に深く没入する体験を触覚から生み出す独自のハプティクス技術”を核としています。
「NOUS ARE™」対応の椅子型ハードウェアには、アクチュエーターと、体験空間に合わせて設計された専用スピーカーが搭載されています。音楽に連動したハプティクスを身体で感じることで、音を耳で聴くだけでは得られない、音楽への深い没入体験を生み出します。
この没入体験によって、頭の中の雑念や本番前のプレッシャーから一度距離を取ることを促すとともに、音楽の持つ多様な状態変容の力を生かして、「高める」「静める」「高まりと静まりのバランスをとる」など、その時の自分に必要な状態への切り替えを支援します。
利用目的やその時の状態に応じて、以下の3つのモードから選択できます。
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「RISE」モード 気持ちや活力を高めて本番へ向かうためのモード
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「COOL」モード 緊張や高ぶりを落ち着かせ、冷静に本番へ向かうためのモード
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「FLOW」モード 気持ちを適度に高めながら、落ち着いて目の前のことへ向かうためのモード
現在の取り組み
アスリート領域では、横浜DeNAベイスターズとの「パフォーマンスコンディショニングパートナー」の契約を締結しました。横浜DeNAベイスターズと連携し、選手や球団関係者からの助言や知見を取り入れながら、「本番前の状態づくり」の実現に向け、実際の競技現場での活用可能性を検証しています。アーティスト領域においても、パフォーマンス前の利用シーンを中心に有効性の検証を開始しています。
ビジネスパーソン領域では、コクヨ株式会社との共同開発のもと、オフィス環境における取り組みを開始いたします。同社と共同開発中のオフィス向けのチェア型プロトタイプ「(仮称)コンディショニングチェア」を活用し、プレゼンテーションや商談といった働く現場に存在する「本番」のビジネスシーンにフォーカスした検証を進めます。実際のワークスペースにおける具体的な利用シーンの開拓やワーカーのパフォーマンス・コンディショニングの切り替えに寄与する新たな体験価値の創出目指します。
領域を越えて、「NOUS ARE™」による、本番前に必要な状態へ切り替える「状態設計」の実用性を検証していきます。
「NOUS ARE™」プロジェクト責任者コメント
ソニーフィナンシャルグループ株式会社
成長戦略室 グループ事業開発課 赤羽祐哉 コメント:
このプロジェクトは、私自身が、準備してきたことを本番で十分に発揮できなかった経験から始まりました。本番で力を発揮するためには、能力や経験だけでなく、その瞬間の「状態」も重要です。
「必要な状態は、自ら選ぶ」。
「NOUS ARE™」を通じて、本番前の数分間を、自分に必要な状態へ切り替える時間に変え、「状態設計」という新しい選択肢を届けていきます。
今後の展望
「NOUS ARE™」は現在、研究開発の段階にあります。今後は、アスリートやアーティストを始めたとしたパフォーマー領域での検証をより一層進めるとともに、オフィス領域での取り組みを開始し、実際の現場での利用シーンにおける体験価値や運用性を検証してまいります。各領域のパートナーと連携しながら、「本番前の状態設計」というパフォーマンス・コンディショニングにおける新たな価値提供を目指してまいります。
なお、本取り組みは現時点では実用化に向けた検証フェーズにあり、必要に応じ関係当局の認可取得を前提として進めてまいります。
「NOUS ARE™」のサービスに関するお問い合わせ先
「NOUS ARE™」では、スポーツ施設・オフィス・スタジオなど実際の利用環境における活用可能性を検証する実証パートナーを募集しています。
ご関心のある方は、ぜひお問い合わせください。
ソニーフィナンシャルグループ株式会社
担当部署:成長戦略室
E-mail:nous-are-inquiry@jp.sonyfg.com

