株主との対話を欠いた経営姿勢に対する当社の判断
Blue Goats CAPITAL株式会社のプレスリリース
Blue Goats Capital株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:青柳和洋。以下「当社」)は、保有するムラキ株式会社(東証スタンダード市場:7477。以下「対象会社」)株式について、保有方針を見直し、譲渡を進める方針を決定いたしましたので、お知らせいたします。
当社は、対象会社が2025年6月20日開催の第67回定時株主総会において買収防衛策を導入する以前から、その潜在的な企業価値を評価し、長期的な視点に立って株式を保有してまいりました。当社は、買収防衛策を潜脱する目的で株式を取得した新たな株主ではなく、その導入よりも前から対象会社の株主であり続けた者であります。そして保有を通じて一貫して、当社は対象会社に対し、企業価値の向上に向けた建設的な対話を求めてまいりました。
しかしながら、当社のこうした働きかけに対する対象会社の姿勢は、当社の認識する限り、以下のとおりのものでした。
対象会社は、長期にわたり業績の停滞が続き、株価純資産倍率(PBR)が1倍を下回る状態が継続しております。にもかかわらず、外部からの取締役の受け入れや、株主との実質的な対話を通じた経営改善の取り組みは、当社が認識する限り、なされてまいりませんでした。
当社による株式の追加取得に際しては、当社の認識では、事前に対象会社の代表取締役に対し、市場における流動性が乏しい中で、株式の譲渡を希望される方から相談を受けていること、取得を検討していること、及び敵対的な意図を有するものではないことを説明し、特段の異議をいただくことはございませんでした。
また、当社が株主としての権利に基づき行った株主提案に際しては、当社の認識では、事前に定時株主総会の日程を確認いたしましたところ、当該時点では日程は未定とのことでありました。しかしながら、当社が2026年4月23日に株主提案を提出した後、当該株主総会の開催日程は、過去の例と比較して異例に早期である2026年6月17日に設定されました。その結果、当社の株主提案は、会社法に定める株主提案権の行使期限である株主総会の日の8週間前までという期間を1日下回ることとなり、適時に取り扱われませんでした。
そして対象会社は、株主との対話に応じることなく、当社を一方的に問題視する書面を、繰り返し送付してまいりました。
当社は、株主との対話を重視し、開かれた資本市場のもとで企業価値の向上が図られることを、投資の基本姿勢としております。上場企業は、広く資本市場に開かれた公器であり、その企業価値は、株主をはじめとするステークホルダーとの対話を通じて高められるべきものと、当社は考えております。
以上の経緯に照らし、当社は、対象会社が、当社が投資を通じて企業価値向上に貢献すべき対象として、もはや適切ではないと判断するに至りました。当社が、限られた経営資源を、このような対象会社との関係に費やし続けることは、当社の投資方針に照らして合理性を欠くものと考えます。
買収防衛策の導入以前からの株主であった当社が、長期にわたり企業価値の向上に向けた対話を求めてもなお、対象会社はその対話に一切応じることがありませんでした。当社は、株主との対話を欠いたまま、自らの経営姿勢を顧みることのない対象会社のあり方に、上場企業としての適格性について重大な疑問を抱かざるを得ません。
今般の保有方針の見直しは、こうした当社の基本姿勢に基づく、独立した投資判断によるものです。なお、本件は当社独自の投資判断に基づくものであり、対象会社の他の株主との協調・連携によるものではありません。
以上

