― 法政策・金融・実務を横断し、GX推進の制度設計と金融の役割を議論 ―
京都大学法学研究科附属 法政策共同研究センター 環境と法ユニットのプレスリリース
京都大学 法政策共同研究センター 環境と法ユニットは、 Climate Bonds Initiative とGX推進機構と連携し、2026年6月4日(木)に「GX推進における金融機関の役割とトランジションファイナンス」をテーマとしたワークショップを東京都内で開催いたします。
本企画は、京都大学を中心とした脱炭素法政策研究プロジェクトの一環として実施するものであり、従来の規制中心の議論に加え、金融・投資の観点からGX(グリーントランスフォーメーション)を捉え直し、今後の制度設計や実務の方向性を議論することを目的としています。
近年、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みが世界的に加速する中、脱炭素社会への移行を支える金融の役割が急速に重要性を増しています。特に、企業や産業の移行を支援する「トランジションファイナンス」、投融資の適切性を担保する「グリーンファイナンスの基準・認証」、そして投資家や社会からの信頼を確保するための「グリーンウォッシュ回避」といった論点は、政策・金融・企業実務の交差点における重要なテーマとなっています。
本ワークショップでは、こうした論点について、金融実務、法制度、政策研究の各専門家を迎え、学術と実務を横断した議論を展開します。また、対面形式ならではの参加者間の交流を重視し、登壇者と実務家、研究者をつなぐネットワーク形成の場としても位置づけています。
開催背景
GX(グリーントランスフォーメーション)を進める上では、再生可能エネルギーや脱炭素技術への投資促進だけではなく、既存産業の段階的な移行を支える資金供給や制度設計が重要となっています。
一方で、投融資判断における評価基準や認証制度の整備、ESG投資の信頼性確保など、多くの課題も指摘されています。さらに、環境配慮を掲げながら実態が伴わない「グリーンウォッシュ」の問題も国内外で注目を集めています。
本企画では、こうした課題を法政策・金融双方の視点から整理し、GX推進における金融機関の役割と今後の方向性について議論を行います。
プログラム(予定)セッション(15:00~17:00)
①「GX推進と金融機関の役割」
高田 英樹 氏
(GX推進機構 理事)
②「グリーンファイナンスの基準と認証の重要性」
渡邊 有美子 氏
(Climate Bonds Initiative 日本統括責任者)
③「グリーンウォッシュ回避の法的・実務的論点」
土岐 俊太 氏
(弁護士/京都大学 環境と法ユニット)
④ ディスカッション・コメント
梅村 悠 氏
(上智大学 法学部 教授)
ネットワーキング(17:00~18:00)
登壇者と参加者による交流を予定しています。金融機関、企業、法律実務家、研究者など、多様な分野の参加者同士の接点形成を目指します。
開催概要
【イベント名】
GX推進における金融機関の役割とトランジションファイナンス
【日時】
2026年6月4日(木)15:00~18:00
【会場】
EGG (東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング10F(受付))
【形式】
対面開催
【主催】
京都大学 法政策共同研究センター 環境と法ユニット
【協力】
東京大学 未来ビジョン研究センター・気候とエネルギー転換研究ユニット
【連携】
GX推進機構
Climate Bonds Initiative
【対象】
・金融機関(銀行・証券・アセットマネジメント等)
・投資家・ファンド関係者
・企業のサステナビリティ部門・財務部門
・法律実務家
・研究者・学生
※内容は一部変更となる可能性があります。
参加をご希望の方は、以下のフォームよりお申し込みください。
【申し込みフォーム】
【懇親会について】
なお、17:00~18:00に予定しておりますネットワーキング(懇親会)につきましては、参加は任意となります。参加費は有料を予定しておりますが、金額については現在調整中のため、確定次第改めてご案内いたします。
参加者同士の交流や、登壇者・実務家・研究者との意見交換の場としてご活用いただければ幸いです。
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お問い合わせ先
京都大学 法政策共同研究センター
環境と法ユニット
environment.law.kyoto@gmail.com

