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「分子の動きを見る」モルミル株式会社に追加出資

分子の動きを捉える技術で、創薬標的とすることが難しかった分子に対する創薬を可能に

三菱UFJキャピタル株式会社のプレスリリース

三菱UFJキャピタル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 小島 拓朗)は、当社が運営するファンド(三菱UFJライフサイエンス4号投資事業有限責任組合)より、「分子の動きを見る」モルミル株式会社(以下、「モルミル」)に対し、追加出資したことをお知らせいたします。

モルミルについて

モルミルは筋萎縮性側索硬化症(ALS)をはじめとする難治性疾患に対する新規治療薬の開発を目的として、アカデミア発技術シーズを基盤とした創薬技術開発エコシステムを構築しています。

特にモルミルは、コア技術として分子の“動き”を可視化する独自の創薬基盤技術を保有しています。従来の創薬では、全体の約70%を占める“動く”分子は標的化が困難でした。モルミルは、分子の様々な情報を網羅的にとらえ、分子動態を詳細に解析することで、これまで標的とできなかった“動く”分子を創薬対象とする新たなアプローチを実現します。さらに、分子動態に基づき病態への薬効を高精度に評価することで、創薬の成功確率を高めます。これにより、アルツハイマー病、心疾患、がんなど幅広い難治性疾患に対する革新的治療法の創出を目指しています。

出資背景

モルミルが保有する“動く”分子を天然の状態のまま、網羅的に可視化できる技術に加え、多くの科学者との協力関係を構築することで技術の成熟を図ることのできる開発推進力に魅力を感じ、2024年4月のシードラウンドにて最初の出資を実行いたしました。それ以降、モルミルは人材の確保とコア技術を用いた医薬品開発に邁進し、ALSの原因物質であるTDP-43を標的としたヒット化合物を取得するまでに至りました。弊社はこの大きな進捗を評価するとともに、今後のモルミルの事業展開拡大の支援を目的として追加出資を決定しました。モルミルのさらなる飛躍を期待しております。

担当者:ライフサイエンス部 篠﨑幹彦

【モルミル株式会社 概要】

会社名:モルミル株式会社

所在地:奈良県橿原市四条町840

代表者:森 英一朗

設 立:2022年6月

事業内容:生物学的相分離研究に基づく創薬基盤技術および医薬品の開発

U R L :https://www.molmir.co.jp/

【三菱UFJキャピタル株式会社について】

三菱UFJキャピタルは、1974年に設立以来、三菱UFJフィナンシャル・グループのベンチャーキャピタルとして業界をリードするノウハウを提供し、幅広い業種に対する投資を行っています。IPOを実現されたお客さまは、幅広い業種にわたり約930社と、業界トップクラスの実績を有しています。

ライフサイエンス分野においては、2017年2月の1号ファンド以降、「三菱UFJライフサイエンス4号ファンド」(200億円)を含め計500億円と継続的にファンドを設立しています。ライフサイエンスに特化した民間ファンドの運営としては国内最大級であり、創薬、再生医療、医療機器(デジタルヘルスを含む)などのベンチャー企業を対象に最長約12年間の期間で投資を行っています。バイオベンチャー投資にとどまらず、アカデミア創薬、製薬会社のカーブアウト案件、製薬会社の開発プロジェクトへの投資、医療機器関連にも注力しています。

◆会社概要

会社名:三菱UFJキャピタル株式会社

所在地:東京都中央区日本橋2丁目3番4号 日本橋プラザビル7F

代表者:代表取締役社長 小島 拓朗

設 立:1974年8月1日

事業内容:ベンチャーキャピタル事業

U R L :https://www.mucap.co.jp/

◆三菱UFJライフサイエンス4号投資事業有限責任組合について

投資対象:創薬、創薬基盤、再生医療、医療機器などを中心としたライフサイエンス分野

無限責任組合員:三菱UFJキャピタル株式会社

出資者:株式会社三菱UFJ銀行、三菱UFJキャピタル株式会社

設 立:2023年3月28日

ファンド総額:200億円

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