2019年 全国カーライフ実態調査(第1弾)~車の平均維持費と節約方法は?ほか (「2019年 全国カーライフ実態調査」より抜粋)

ソニー損害保険株式会社のプレスリリース

ソニー損害保険株式会社(代表取締役社長:丹羽 淳雄、本社:東京都大田区、以下「ソニー損保」)は、2019年10月16日~10月17日の2日間、自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18歳~59歳の男女に対し、「全国カーライフ実態調査」をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効回答を得ました。
本リリースは、11月28日にソニー損保が発表した「2019年 全国カーライフ実態調査」から抜粋してご案内するものです。調査の全文は、以下のURLからご覧いただけます。https://from.sonysonpo.co.jp/topics/pr/2019/11/20191128_01.html

*調査概要
◆調査タイトル :2019年 全国カーライフ実態調査
◆調査対象     :ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする
        自家用車を所有し月に1回以上車を運転する18歳~59歳の男女
        (10代・20代、30代、40代、50代、男女各125名)
◆調査期間     :2019年10月16日~10月17日
◆調査方法     :インターネット調査
◆調査地域     :全国
◆有効回答数    :1,000サンプル(有効回答から1,000サンプルを抽出)
◆実施機関       :ネットエイジア株式会社
◆調査協力会社 :ネットエイジア株式会社

*利用条件
本記事内の図解/文章とも自由に転載いただくことが可能ですが、下記の利用条件をすべて満たす場合に限ります。なお、当社がふさわしくないと判断した場合は、掲載の中止を求めることがあります。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「ソニー損害保険株式会社」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、ソニー損保の自動車保険トップページへリンクを設置してください。
    https://www.sonysonpo.co.jp/auto/

*調査要約
1ヵ月あたりの車の平均維持費は、12,400円で、2017年・2018年とほぼ同じ水準で推移しました。 
車の諸経費で負担に感じるもののTOP3は、「車検・点検費」「自動車税」「ガソリン代・燃料代」で、今後行いたい車関連費用の節約方法の3位には、「自動車保険を見直す」がランクインしました。
調査内容・結果の詳細は、以下をご覧ください。

【運転実態と車の維持費】
◆1ヵ月あたりの車の維持費は昨年と変わらず 平均額は12,400円
◆ドライバーが負担に感じるもの TOP3「車検・点検費」「自動車税」「ガソリン代・燃料代」
◆車にかかる費用の節約方法 1位は?
◆車関連費用の節約のために今後行いたいこと 「自動車保険を見直す」は3位

自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18歳~59歳の男女1,000名(全回答者)に、年間走行距離を聞いたところ、「3,000km超5,000km以下」(31.4%)や「5,000km超7,000km以下」(18.8%)との回答が多く、年間走行距離の平均は6,316kmでした。

 

男女別の年間走行距離の平均は、男性は6,799km、女性は5,833kmで、男性の平均走行距離のほうが966km長くなりました。

2017年~2019年の年間走行距離の平均を比較すると、2017年6,018km、2018年6,361km、2019年6,316kmと、横ばい傾向となりました。

次に、1ヵ月あたりの車の維持費(※1)を聞いたところ、「5,000円~10,000円未満」(33.9%)や「10,000円~15,000円未満」(22.1%)との回答が多く、平均額は12,400円(※2)となりました。

主に運転している車のボディタイプ別の維持費の平均額は、軽自動車が最も平均額が低く10,400円で、次いで、コンパクトカーが10,600円でした。大型の自動車と比べ、小型の自動車のほうが維持費を抑えることができているようです。

2017年~2019年の維持費の平均額を比較すると、2017年11,800円、2018年12,400円、2019年12,400円と、ほぼ同じ水準で推移しました。

(※1):保険料、ガソリン代・燃料代、駐車場代、修理代等のことで、税金、ローン返済、有料道路通行料は除く。
(※2):100円未満は四捨五入

続いて、車の諸経費で負担に感じるものを複数回答で聞いたところ、「車検・点検費」(68.8%)が最も多く、次いで、「自動車税」(63.8%)、「ガソリン代・燃料代」(53.5%)、「自動車保険料」(51.2%)、「修理代」(23.2%)、「駐車場代」(22.6%)となりました。

居住地別(※3)にみると、「駐車場代」は都市部では39.6%と、地方(19.6%)に比べて20.0ポイント高くなりました。都市部のほうが地方に比べて地価が高く、駐車場代も高くなりやすいためか、都市部のドライバーほど負担に感じやすいようです。

2010年~2018年の調査結果と比較すると、「ガソリン代・燃料代」は昨年(58.7%)までの上昇傾向から一転、減少に転じました。2018年に高騰したガソリン価格が今年になって落ち着いてきたことが背景にあるのではないでしょうか。

(※3):市・区における人口ランキングの上位都市である、北海道札幌市、東京都23区、神奈川県横浜市、愛知県名古屋市、京都府京都市、大阪府大阪市、兵庫県神戸市、福岡県福岡市を「都市部」とし、それ以外を「地方」とした。

 

全回答者1,000名に、普段、車にかかる費用を節約するために行っていることを複数回答で聞いたところ、1位「ガソリン価格の低いガソリンスタンドを利用する」(45.7%)、2位「燃費が良くなる運転を心がける」(33.9%)、3位「洗車を自分でする」(28.3%)、4位「提携カードでガソリン代を払う」(23.5%)、5位「トランクに荷物を積み過ぎない」(21.4%)となりました。少しでも安いガソリンスタンドを利用して節約しているという方が多いようです。

また、今年の10月に消費税率が8%から10%に引上げられましたが、今後、もしくは今後も、車にかかる費用を節約するために行いたいことを聞いたところ、1位「燃費が良くなる運転を心がける」(40.7%)、2位「ガソリン価格の低いガソリンスタンドを利用する」(40.6%)、3位「自動車保険を見直す」「洗車を自分でする」(同率24.0%)、5位「トランクに荷物を積み過ぎない」(22.6%)となりました。車検・点検費や自動車税と比べ、補償の内容や保険会社を見直すことで費用を抑えることが可能な自動車保険に関する節約が3位になり、増税をきっかけに自動車保険を見直したいと考えている方が少なくないことがうかがえます。また、これまで行ってきた節約と同様、ガソリン価格の低いガソリンスタンドを利用したり燃費が良くなる運転を心がけたりといった節約方法が上位に挙がりました。