給与前払サービス事業者との機能連携の開始について

イオンフィナンシャルサービス株式会社、株式会社イオン銀行のプレスリリース

イオンフィナンシャルサービス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:河原 健次)の子会社である株式会社イオン銀行(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新井 直弘、以下、当行)は、株式会社ADVASA(本社:東京都港区、代表取締役:久保田 俊輔)の給与前払サービスに対して、2019年11月28日より機能連携を開始いたします。

サービススキーム図

当行は、給与前払サービスを提供する株式会社ADVASAに対してAPI連携*1機能を提供することで、従業員の方々が申請した前払分の給与が、スマートフォン上での簡単な操作でいつでもスムーズに振り込まれることを可能にしました*2。

給与前払サービスは、自分が働いた分の給与を給与日前に受け取ることができるサービスとなっており、銀行カードローンやクレジットカードのキャッシング等、借入とは異なり、心理的ハードルが低いことから近年利用者が増加しています。

現在、有効求人倍率は上昇傾向であることに加え、労働人口の高齢化等を背景に、特に労働集約型業種の企業において採用難や人員不足が進行するとともに、従業員の定着率向上が喫緊の課題となっています。このような環境において、給与前払サービスは安定的な雇用確保への寄与が期待され、福利厚生の一環として導入する企業も増加しています。

当行は、今後も金融サービスを通じ、さまざまな労働形態で働く従業員の方々や企業が抱える課題解決を実現するとともに、お客さまがより豊かな生活を送ることができるよう利便性向上に取り組んでまいります。

*1 API(Application Programming Interface)を利用して、銀行と外部の事業者との間を安全にデータ連携することを指します。一般に、あるアプリケーションの機能や管理するデータ等を、他のアプリケーションから呼び出して利用するための接続仕様等をいいます。
*2 当行が提供する法人向けインターネットバンキングの稼働時間に限られます。
(システムメンテナンス:毎週月曜日2:00~6:00、毎年1月1日~1月3日終日、毎年5月3日~5月5日終日、成人の日・海の日・敬老の日・体育の日の前日21:00~翌6:00)