連結孫会社によるクロスチェーンブリッジ機能「HASHI」の開発完了により実現
abc株式会社のプレスリリース
abc株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:松田 元、証券コード:8783、以下「当社」)は、当社が戦略的パートナーとして参画しているWeb3プロジェクト「WOWOO」(公式サイト:https://wowoonet.com/)において、同プロジェクトのネイティブトークンである「WOWBIT(WWB)」(以下「WWB」)に関し、以下2点の重要なマイルストーンを達成いたしましたことをお知らせいたします。
-
連結孫会社によるクロスチェーンブリッジ機能「HASHI」の開発完了による、WWBのSolanaネットワーク対応
-
WWBの分散型取引所(DEX)Raydiumへの上場(2026年1月23日)
これらの取り組みは、WWBのマルチチェーン展開を加速させ、Solanaエコシステムとの本格連携に向けた「橋渡し」として重要な意義を持ちます。
1.クロスチェーンブリッジ機能「HASHI」の開発完了とSolana対応
(1)「HASHI」について
当社の連結孫会社であるMetabit Sdn.Bhd.(本社:マレーシア)が開発した「HASHI」は、EVM※1(Ethereum Virtual Machine)とSVM※2(Solana Virtual Machine)間を接続するクロスチェーン・ブリッジ機能※3です。
主な技術的特徴:
-
移転元チェーン上でトークンを専用ボールトにロックし、移転先チェーン上で同数量のラップドトークン※4を1:1で発行
-
逆方向の移転時には、移転先チェーン上のラップドトークンをバーン(焼却)し、ボールト内の元トークンをアンロック
-
総供給量および流通量の整合性を常時担保
-
既存のクロスチェーン技術と同様の概念を持ちつつ、比較的シンプルな構成により、効率的な運用を可能とする設計
なお、「HASHI」は現時点では、abcグループにおいて管理・運用されるインハウス用途(社内利用)を前提とした技術基盤として開発・運用されており、第三者が自由に利用可能な公開サービスではありません。
※1 EVM(Ethereum Virtual Machine)
Ethereumをはじめとする多くのブロックチェーンで採用されているスマートコントラクト実行環境。Ethereum、Optimism、Arbitrum、Polygonなど、互換性のある複数のチェーンで同一のプログラムを動作させることが可能。
※2 SVM(Solana Virtual Machine)
Solanaブロックチェーン上で採用されている独自の実行環境。並列処理を前提とした設計により、高速かつ低コストなトランザクション処理が可能とされている。
※3 クロスチェーン・ブリッジ
異なるブロックチェーン間で資産やデータを移転するための仕組み。本件では、元トークンをロックし、移転先で同等のラップドトークンを発行する方式を採用している。
※4 ラップドトークン
他のブロックチェーン上の資産を裏付けとして発行される代替トークン。1:1での裏付けを前提とし、元資産の価値と連動する。
(2)WWBのSolana対応について
WWBは、「HASHI」の開発完了により、OptimismメインネットからSolanaネットワークへのブリッジが技術的に可能となり、Solanaネットワーク上での発行に対応可能となりました。
これにより、WWBは以下を実現できるようになりました。
-
Ethereum系チェーン(Optimism等)からSolana系チェーンへの技術的移転(ブリッジ)
-
Solana上でのミームトークンプロジェクトとの連携準備
-
高速・低コストなトランザクションを活かした新たなユースケース創出
当該ブリッジ処理(トークンのロック、発行、焼却等)は、クライアントの意向およびプロジェクト方針に基づき、インハウス用途として運用されている「HASHI」を、当社連結孫会社であるMetabit Sdn.Bhd.を中心とした体制により管理・運用し、実施されます。
2.Raydium上場による本格展開
(1)背景と意義
今回のWWBのRaydium上場は、単なる分散型取引所(DEX)(以下「DEX」)上場にとどまらず、Solanaエコシステムとの本格連携に向けた「橋渡し」でもあります。
上記の「HASHI」開発完了により、WWBはSolanaネットワーク上でのトークン展開が技術的に可能となり、2026年1月23日、DEXであるRaydiumに上場いたしました。
Raydium上場は、「HASHI」によって拡張された技術基盤のもと、WWBがSolanaエコシステムに本格展開していく上で重要なマイルストーンとなります。
(2)Solanaミームプロジェクトとの今後の連携に向けて
Solanaチェーン上では近年、BonkやWENなどに代表される高コミュニティ熱量のミームトークンが次々と誕生し、エコシステム全体が活況を呈しています。
WWBは、「善意の証明(Proof of Goodness)」という思想のもと、感性資本主義を体現するユニークなトークン設計を持ち、Solanaのミーム文化との親和性が極めて高いと考えております。
今後は、Solanaミームプロジェクトとのコラボレーションや統合型キャンペーンの展開も予定されており、これによりWWBのユースケース拡大と新規ユーザー獲得が見込まれます。
(3)Raydiumとは
Raydiumは、Solanaブロックチェーン上で構築された高性能なDEXです。高速なトランザクション処理と低い手数料を実現し、AMM(自動マーケットメイカー)機能とオーダーブックのハイブリッド構造によって、流動性の高い取引を提供しています。Solanaエコシステムにおける代表的なDEXとして、DeFiユーザーに幅広く利用されています。
解説記事(Crypto Trillionより):https://www.gfa.co.jp/crypto/column/dex-defi/raydium/
3.今後の展望
当社は、連結孫会社であるMetabit Sdn.Bhd.による技術開発力を背景に、マルチチェーン環境に対応した基盤技術の高度化を進めるとともに、Web3領域におけるトークン活用の柔軟性および可能性の拡張に寄与していくことを目指しております。
WOWOOプロジェクトの戦略的支援を通じて、WWBのマルチチェーン展開、特にSolana上での社会実装やDAO連携、NFT/ミーム統合プロジェクトなどを積極的に推進してまいります。
今後は、プロジェクト主体であるWOWOO PTE.LTD.をはじめとする関係者との連携のもと、技術的成熟度や市場動向等を踏まえながら、マルチチェーン技術の活用可能性や新たなユースケースへの展開について検討を進めてまいります。
当社は引き続き、戦略的パートナーの立場から、技術面・思想面での支援を通じて、健全かつ持続的なWeb3エコシステムの発展に貢献してまいります。
※本リリースは情報開示を目的としており、暗号資産の購入や売却を勧誘するものではありません。
※記載された時点での情報に基づいており、今後の運営方針や仕様は変更となる可能性があります。
◆abc株式会社について(証券コード:8783 東証スタンダード市場)https://www.gfa.co.jp/
abcは「多様性を通貨にする」を掲げます。私たちのアイデンティティであり、北極星であるこの言葉は、未来社会への約束です。私たちはこの言葉を、経営、事業、クリエイティブの判断軸とすることで、Web3技術を核とした通貨の専門集団として、従来の金融システムの枠組みに捉われない「善いことをした人が得をする世界」を目指します。
abcのグループ企業ネットワークにも「Tokenized by abc」をブランド表記として加え、各事業と一体で示すことで、統一的なブランドマネジメントを通じて、グループ全体として多様性を通貨にし、新しい価値交換システムを提供していきます。
所在地:東京都港区赤坂四丁目9番17号 赤坂第一ビル11階
代表者:代表取締役 松田 元
事業内容:企業・ファンド等への投資、投資先支援、不動産関連事業、暗号資産関連事業
≪本件に関するお問い合わせ先≫
abc株式会社 経営企画部
pr@abc-chain.com

