セゾン自動車火災保険株式会社のプレスリリース
セゾン自動車火災保険株式会社(代表取締役社長:梅本 武文、以下「セゾン自動車火災」)は、このたび、独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(理事長:北村 隆志、以下「JRTT」)が発行するサステナビリティボンドへの投資を決定しましたので、お知らせします。
サステナビリティボンドとは、調達された資金の使途が、環境改善効果(グリーン性)と社会貢献(ソーシャル性)の双方の性格を有する事業に充当されることを前提として発行される債券です。JRTTは、この資金調達の透明性を確保するために国際的な第三者評価機関であるDNV GL※1から環境改善効果や社会貢献の適合検証に加えて、アジアで初めて厳格な国際基準を設けるCBI※2からのプログラム認証(一度の認証で継続的な債券発行が可能となる制度)を取得しております。
持続的な国づくりのうえで「交通」の果たす役割は非常に大きく、JRTT債への投資を通じ、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献するというESG投資※3の性格・意義を有しています。
セゾン自動車火災は、損害保険事業の根幹である相互扶助の精神にもつながるSDGsの達成に貢献することを目指し、全社一丸となって取り組んでいます。今回のESG投資は、その一環です。
<本債券の概要>
債 券 名: 第133回独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構債券
発行総額: 100億円
償還期間: 20年
2. 今後の取り組み
セゾン自動車火災は、今後も、適切なリスク管理のもと、運用資産の収益性向上を図るなかで、サステナビリティボンドなどへのESG投資を通じ、資産運用面からも持続可能な社会の実現に貢献できるよう努めてまいります。
以上
※1 DNV GL:1864年に設立されたノルウェー・オスロに本部を置く第三者評価機関
※2 CBI:Climate Bonds Initiative 低炭素経済に向けた大規模投資を促進する国際NGO団体
※3 ESG投資:環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)を重視・選別して行う投資
今回の取り組みにより主に貢献できるSDGs目標は以下のとおりです。