当社連結子会社のA&Tmが、テス・エンジニアリングと太陽光発電所の運用管理（O&M）分野における共同事業を開始

東京センチュリー株式会社の連結子会社であるA&Tm株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：澤井 創一、以下「A&Tm」）は、このたび、テスホールディングス株式会社（以下「テスホールディングス」）の連結子会社であるテス・エンジニアリング株式会社（本社：大阪市淀川区、代表取締役社長：髙崎 敏宏、以下「テス・エンジニアリング」）とともに、テスホールディングスが保有する太陽光発電所を対象とした運用管理（O&M）業務の高度化に関する共同事業を開始しました。

■共同事業の背景

国内の太陽光発電市場では、設備の経年劣化や発電ロスの最小化が重要な課題となっており、事業収益を維持・向上させるためには、高度なデータ分析に基づく効率的な運用管理（O&M）体制の戦略的な構築が広く求められています。 そこで、豊富な発電所運営実績を持つテス・エンジニアリングと、技術的な資産管理に専門性を持つA&Tmは、互いのノウハウを組み合わせることで、より質の高い発電所運営が可能になると判断し、本事業の開始に至りました。

■共同事業の概要

本事業は、東京センチュリー株式会社とテスホールディングスとの間の資本業務提携（※）に基づく戦略的な取り組みの一環として実施されるものです。テスホールディングスが保有する一部の太陽光発電所の運用管理（O&M）業務の高度化に向けて、A&Tmとテス・エンジニアリングが連携して取り組みます。

＜役割分担と事業スキーム＞

これまで、発電所の長期安定稼働には「データに基づく精緻な診断」と「迅速な現場対応」の両輪が不可欠でありながら、その両立は容易ではありませんでした。本事業では、A&Tmが持つ高度なデータ分析機能を、テス・エンジニアリングが提供する運用管理（O&M）体制に組み込むことで、発電所の微細な劣化や性能低下の兆候を早期に捉え、発電ロスを最小限まで削減し、事業価値の最大化に貢献します。

■共同事業に関する今後の展開

テスホールディングス保有の発電所において本スキームによる運用実績を積み上げた上で、将来的には、本事業で確立した運用モデルを外部のお客さまの発電所にも展開し、既存設備のリパワリング（高効率化や設備増強）、併設蓄電池の導入など、再生可能エネルギー事業の価値向上に資するソリューションを共同で推進し、より多くの発電事業者の課題解決に貢献してまいります。

東京センチュリー株式会社は、連結子会社であるA&Tmの高度なテクニカルマネジメント能力を生かし、グループを挙げたエネルギービジネスの高度化を推進しています。今後も、A&Tmがこれまで培ってきた知見や再生可能エネルギー事業における最適なソリューションを社会に提供していくことで、持続可能な社会の構築とグループの持続的な成長を目指してまいります。

※テスホールディングスとの資本業務提携契約の締結と株式の取得について（2024年12月６日）
https://ssl4.eir-parts.net/doc/8439/tdnet/2537787/00.pdf

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