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SMBCグループのプライベートアセット運用ビジネスについて

三井住友ファイナンス&リース株式会社のプレスリリース

SMBCグループでは、株式会社三井住友銀行(頭取CEO:福留 朗裕、以下「三井住友銀行」)の商業銀行モデルをベースにした融資ノウハウや、三井住友ファイナンス&リース株式会社(代表取締役社長:今枝 哲郎、以下「SMFL」)が有する航空機や不動産等のアセットに係る知見、三井住友DSアセットマネジメント株式会社(代表取締役社長 兼 CEO:荻原 亘、以下「SMDAM」)の運用会社としての実績といったグループ内のケイパビリティを活用して、プライベートアセット運用ビジネスを拡大し、強みとする国内資産運用戦略に次ぐ第二の柱を構築する目標を掲げております。特にレバレッジド・ファイナンス、不動産クレジットおよびエクイティ、インフラクレジット、航空機の5つの運用領域に注力していく方針です。

この目標の中で、プライベートアセット運用ビジネスとして以下の取組を行ったことをお知らせいたします。

(1) 欧州大型レバレッジド・ファイナンスを主な投資対象としたジョイントベンチャー(以下「JV」)プログラムの立ち上げについて

三井住友銀行(同行欧州現法を含む)は、Bain Capital(Co-Managing Partner:David Gross、以下「Bain Capital」)とMuzinich & Co.(CEO:Justin Muzinich、以下「Muzinich」)それぞれと欧州大型レバレッジド・ファイナンスを主な投資対象とした最大1,500百万ユーロのJVプログラムを立ち上げました。三井住友銀行は幅広い顧客ネットワークと豊富な案件組成実績を活かし、クレジットに係る専門性や投資案件機会をJVプログラムに対して提供します。一方、Bain CapitalとMuzinichそれぞれは資産運用ビジネスの知見を提供します。これらの新たなプログラムは既存のダイレクトレンディングを投資対象とした同種のプログラムを補完するものです。

(2) アジア不動産クレジットファンドの立ち上げについて

SMBCグループが有する、不動産クレジット領域における豊富なスポンサー・ネットワークや案件組成能力、およびシニアローン融資機能等の強みを活かしたアジア不動産クレジットファンドをSMDAMにて立ち上げました。現在のファンドサイズは120百万ドルです。本ファンドは、不動産クレジット市場の成長が著しいAPAC地域の先進国にて不動産ファイナンスを提供します。

また、上記の取組を含んだプライベート領域における多様でグローバルな資産運用商品・サービスを総称する統一ブランドとして「SMBC Private Markets」を立ち上げました。本ブランドのもと、SMBCグループはグローバルベースでプライベートアセット運用ビジネスの高度化に努め、海外で培った経験や各運用領域でのパートナーとの戦略的な協働も活かしつつ、国内外の投資家に投資機会を提案し、投資ポートフォリオの多様化に貢献します。

                                                   【参考1】統一ブランドロゴ

今後は本ブランドの下でプライベートアセット運用ビジネスの企画推進、各種商品の開発、運用、販売を行ってまいります。

これらの取組は、株式会社三井住友フィナンシャルグループ(執行役社長グループCEO:中島 達)およびSMFLとそれぞれの連結子会社が役務を提供するプライベートアセット運用およびそれに類する管理を行うプログラムの総額Assets Under Cross Asset Management(以下「AuX」)として指標設定し、2031年前後にAuX:15兆円を展望します。

また販売においても、SMBCグループのディストリビューション力を結集し、国内外の投資家に対する提案力を高めてまいります。

                                       【参考2】ディストリビューション態勢について

将来的には運用領域の拡大や、これまでプライベートアセットへのアクセス機会が乏しかった 投資家へのご提案、海外投資家に対する国内投資機会のご提案を目指し、政府の掲げる資産運用立国の実現に貢献してまいります。

                                                                                                                               以 上

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