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ものづくりを核とした新たなオープンイノベーション拠点「ARKade」が尼崎に誕生

挑戦とアイデアが交差し、まちの未来をカタチづくる共創の場へようこそ

公益財団法人尼崎地域産業活性化機構のプレスリリース

公益財団法人尼崎地域産業活性化機構は、尼崎市、尼崎信用金庫、尼崎商工会議所、(一財)近畿高エネルギー加工技術研究所(AMPI)との公民連携体制で、地域内外のものづくりをはじめとする企業の経営者や後継者、社員のほか、起業家、クリエイター、大学、金融機関、行政機関等、多様な主体が互いの強みを活かして事業共創を行う施設「オープンイノベーション拠点ARKade(アーケード)」を、令和8年(2026年)4月、尼崎信用金庫旧中央支店のリノベーション施設(住所:兵庫県尼崎市神田中通2丁目27番地)内に開設します。

来春開設予定のオープンイノベーション拠点「ARKade」の内観イメージ

1 オール尼崎の支援体制構築

ものづくり産業の盛んな尼崎の更なる発展を目指し、「ものづくりするなら尼崎」のビジョンの下、オープンイノベーションコア尼崎運営協議会(OIC(オーアイシー))(下図参照)が2024年4月に立ち上がりました。立ち上げから約1年半、1社1者への丁寧な支援コーディネートを強みに、市内企業同士の協業や、スタートアップ誘致の案件が進むなど、イノベーションの兆しが出てきています。これら個対個のつながり作りに加え、多対多のつながりを増やし、まちの共創を加速化させることを目的に、この度オープンイノベーション拠点の開設に至りました。

2 施設コンセプト

【設置目的】

①「ものづくりをするなら尼崎」の発信拠点として、人・情報・アイデア・テクノロジーが集積する場になること、②尼崎の事業者や働く人、地域住民、支援者等にとって新しい気づき・縁・絆が生まれる場になること、③市内企業同士の事業面のつながりを促進し、潜在的な強みやノウハウを引き出す場になること、④地域の事業者が抱える様々な課題に対し、市内支援機関が一体となってワンストップで対応する産業支援のハブになることを目指します。

OIC構成機関とコンセプト図

【名称】

施設名称の「ARKade」は、商店街のように人と人が交差し、集う場を象徴する Arcade(アーケード) に、Amagasaki(地域)・Relationship(人と人の縁)・Knot(新たな結び目) の頭文字を合わせ、地域のつながりの中に新たな出会いや情報、アイデア、技術を呼び込む架け橋であることを表現しています。

【サービス】

OICによるワンストップの無料相談対応に加え、共創やイノベーションを促す交流会、ワークショップ等のイベントやプログラムを提供するほか、コワーキングスペースやミーティングルーム、チャレンジショップなど、挑戦する人・企業のアイデアをカタチにするための多彩な機能を備えます。

3 共創を可視化する独自の試み「あまぬし」

独自の試みとして、同拠点で事業共創活動を積極的に行う会員を「あまぬし」と位置づけ、「あまぬし」ごとの事業共創プログラム参画数や時間、従業員の関与度、経営者の想い等の共創に至るプロセス、共創活動のインパクトをポータルサイト上で公表します。これにより、各事業者等における持続的・包摂的な経営の取り組みを定量的・定性的に可視化し、地域の魅力を高め、市内外からの共創案件の創出を目指します。

4 今後の展開

今後、順次、実施するプログラムや会員プラン、施設利用料などの詳細情報を公益財団法人尼崎地域産業活性化機構や尼崎市のウェブサイト等でお知らせします。尼崎市をフィールドとした事業展開や、市内事業者との協働にご関心のある企業・団体・支援機関の皆さまは、是非お気軽にお問い合わせください。

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