株式会社日本クラウドキャピタルのプレスリリース
2019年10月17日(木)、Shibuya Open Innovation Lab「SOIL」にて、資金調達を実現する、スタートアップの事業計画策定ツール「FUNDOOR(ファンドア)」のリリースを発表いたしました。
メディアをはじめ一般の起業家の方々も多数ご参加いただきました。
スタートアップが”速く”資金調達を実現させるために
登壇者は弊社代表 柴原と大浦、プロダクトオーナー(PO)の平石、そして弊社顧問であり、FUNDOORの監修にもご協力いただいたユニコーンファーム代表取締役社長CEO 田所雅之氏です。柴原より、FUNDOORの登場によっていよいよ本格的に開始するスタートアップ・プラットフォーム構想についてお話した後、平石からFUNDOORの機能について詳しくご紹介させていただきました。
我々は、日本のスタートアップの数は年々増加し、多くの投資資金がスタートアップに投入されている現在の状況において、顕在化している課題は3点あると考えています。
1:投資家と繋がる難しさ
2:投資家への事業説明ハードルの高さ
3:投資契約実務の煩雑性
一方で起業家の立場から見れば、資金調達までにはいくつものハードルがあり、資金調達までに多くの時間や費用を要しているという問題があります。問題の原因は「資料作成が難しい」ことです。資料作成には、多くの知識が求められるからです。
この課題を解決するために、我々はFUNDOORを作り
・資本政策に必要な「難しい資料作成」をすぐに実現できる
・作成した資料はワンクリックで投資家に共有できる
・ツールを使う事で投資家と起業家が「共通言語」を持てる
という以上の機能により、資金調達を“速く”実現できるようにいたしました。
FUNDOORは、未来の日本を担う起業家をより多く誕生させ、成長を支援するために、簡単・最速に起業アイデアを形にし、事業成長のための資金調達を可能にしたツールです。必要事項を記入していくだけで、最短5分で事業計画が完成し、資本政策も作ることができます。
田所さんと事業計画作成のライブセッション
FUNDOORの説明の後は、FUNDOOR活用事例のご紹介として、ゲストユーザーの2名をお招きし、『起業の科学』の著者としても著名な田所氏とのライブセッションを行いました。
お一人目は「繋がるセールスコミュニティ」の株式会社セールスギルドの古瀬社長です。FUNDOORを使って5分で事業計画を作成していただき、できあがった事業計画書を見ながら田所氏がアドバイスをし、事業をその場でアップデートしました。特に、営業プラットフォームについてのアドバイスに、古瀬社長は「実際に文字にすることにより、気づきが生まれました」との感想を述べられました。
お二人目は「世界一透明なパンツ」の株式会社ONE NOVA(ワンノバ) https://onenova.jp/ の高山社長です。1分間の事業説明の後、あらかじめFUNDOORで作成してきてくださった事業計画をもとに、田所氏より財務3表なども含めたアドバイスがありました。特にプロダクトのPMFのタイミング、ラインナップついてのアドバイスに、学生起業家である高山社長は大きく頷かれていらっしゃいました。
田所氏からも「こうやってダッシュボードがあってディスカッションすると、同じ時間でも具体的な話にすぐに入れて、ビジネスの理解も深まり、より的確なアドバイスもできていいですね」とのコメントをいただきました。
質疑応答の時間には、メディアの方々ばかりではなく起業家の方々からも多数のご質問をいただき、全てのご質問にお答えできないままにフォトセッションの時間となりました。
質疑応答に続くフォトセッションにて笑顔(左から弊社柴原、PO平石、顧問の田所氏)
スタートアップの事業成長のために”ドア=扉”を大きく開ける
ファイナンスマネジメントプラットフォームのsmartround https://jp.smartround.com/ さんもいらしてくださいました。共にスタートアップを盛り上げていきたいと思います。
(左から株式会社smartround執行役員COOの冨田阿里さん、代表取締役CEOの砂川大さん、弊社柴原、CMO向井)
FUNDOORは今後もスタートアップの起業、資金調達、事業成長等を支援するために
・投資家への事業説明資料作成サポート
・株主総会の電子招集、電子開催
・予実、KPIの管理とIR機能
などを追加実装し、さらにFUNDOORで作成された様々な資料を投資家や株主が閲覧できる機能も実装し、起業家と投資家・株主間の情報の透明性を高め、未上場株式市場の発展へも貢献していきたいと考えています。
FUNDOORの今、そして近未来予想図
以上