株式会社Finatextのプレスリリース
金融ベンチャーの株式会社Finatextホールディングス(代表取締役 CEO:林良太 /以下、Finatext HD)の子会社であるFinatext Taiwan(代表取締役 CEO:David Tsai /以下、Finatext Taiwan)は、台湾政府基金と台新證券から第三者割当増資により、資金調達を実施しました。台湾の証券会社が日系Fintech企業に出資する初の事例です。今後もFinatext HDは、グループ一丸となって、日本国内にとどまらず世界中で、ミッションである「金融を“サービス”として再発明する」の実現を目指し、全力で取り組んでまいります。
(左:台新證券代表取締役 郭嘉宏、右:Finatext Taiwan代表取締役CEO David Tsai)
■背景
近年、高齢化が進む台湾では金融のテクノロジー化が促進され、さまざまな投資チャネルが生まれていますが、日本と同様、若年層と投資の間には“壁”があり、資産形成が浸透していないことが課題となっています。
これまでFinatext HDは「金融を“サービス”として再発明する」をミッションに掲げ、日本だけでなく国外でも、初心者向けの資産運用・投資領域を中心とした金融サービスの開発・提供をおこなってきました。
今回、台新證券との資本業務提携では、さらに若年層向けの投資サービスなどの開発に力を入れ、台湾市場で豊富な経験を持つ台新證券の「ビジネスノウハウ」と、Finatetext HDの培ってきた「ユーザーフレンドリーな金融サービスの開発力」を活かしたシンプルで楽しい投資サービスを開発していき、台湾で若い世代に適した投資環境を作ってまいります。
■今後の事業展開
今回資金を調達したFinatext Taiwanでは、今後2つの事業の展開を進めて参ります。
1)ミレニアル世代向けサービスの開発
若年層と投資の間にある“壁”を取り除き、資産形成を浸透していくために、今まで資産運用に興味がなかったミレニアル層へ向けた証券サービスを開発します。
これまで投資に心理的障壁を抱えていた方々の投資デビューを後押しする投資教育サービスや中級者・上級者にも満足いただける証券サービスを取りそろえることで、誰でもみんなが、金融サービスを当たり前に使いこなすことができる社会を目指します。
2)証券プラットフォームの開発
投資家のライフスタイルや投資目的が多様化する中で、それぞれに適合する証券サービスを低コストで開発することを可能にする証券プラットフォームを開発していきます。
■株式会社Finatextホールディングスについて
株式会社Finatextホールディングスは、2013年12月に「金融を『サービス』として再発明する」ことを通じて、「誰でもみんなが、金融サービスを当たり前に使いこなすことができる社会」を実現していくことを目指し、設立された会社です。多様なライフスタイルに合わせた個人向け金融サービスを提供する株式会社Finatextと、ビッグデータ解析サービスを提供する 株式会社ナウキャスト(2016年8月経営統合)、証券ビジネスプラットフォームを提供する株式会社スマートプラスの3社を軸に、日本国内をはじめ国外(イギリス、台湾、ベトナム等)でも事業を展開しています。
会社名:株式会社Finatextホールディングス
代表者:代表取締役 林 良太
設立:2013年12月
所在地:東京都千代田区麹町3-6 住友不動産麹町ビル3号館6階
URL:https://finatext.com/ja/